ゲーム

古代祐三率いるエインシャント 期待かかるSTG「Earthion」のSteamページを公開する

伝説的なサウンドクリエイターでありゲームデザイナーでもある古代祐三率いる株式会社エインシャントが国内外からのSTGerから多大な期待がかかっているSTG「Earthion」のSteamページを公開した。そのSteamページによればデヴェロッパにエインシャント本体とBitwave Gamesが就きパブリッシャにLimited Run Gamesが就いていることが明らかになっている。これまでの経緯を見るに開発主体は明らかにエインシャントだろう。同社は古代の本格的な独立時作られた会社で長年ゲームIPには直接開発元として関わり合いを持ってこなかったが(せいぜい「まもって騎士」シリーズが局所的に話題になったぐらい)今回新規IPとしてゲームタイトルを本気で売り込む姿勢を見せているのだ。これまで古代はサウンドクリエイターとして長らく活躍してきたがゲームデザイナーとしての活躍の場をついに見出した...そういうフローがあるわけ。さてゲーム「Earthion」のSteamページを見るに及ばずこのIPが超本格的なSTGになることは多くのゲームウォッチャーが知っているだろう。なぜならばこのゲームについての情報...
学術

金はホンマに安全な資産なのか?

金はホンマに安全な資産なのか?タイトルの通りだが私は金もいずれ暴落すると予想している。確かに金が安全資産なのは確固たる理由がある。今Googleに聞いてみたがたしかにその通りだ。まず希少性・続くのが加工のしやすさ・歴史的な信用・安全資産としての価値・経済不安と金融不安・新興国経済の成長・政策金利の低下・地政学リスク・インフレへのヘッジ...となっている。さてこれらが全て未来にわたって確信されることだろうか?果たして本当なのだろうか?私は絶対にそうは思わない。なぜかというと金の代替材料が開発されればそもそも金の希少性自体が失われるからだ。金の代替材料としての炭素素材例えば現代の材料化学研究者は金のような伝導性の良い材料をカーボンナノチューブで代替させようとライフワークにし研究に邁進している。特殊加工したカーボンナノチューブやフラーレンなどの炭素素材を金の代替材料として扱おう!というのだ。炭素は地球上に豊富にある素材でありこれを特殊加工して伝導性を高めるのは現在難易度が極めて高く高コストな素材開発環境が必要だ。だが研究者たちが努力してこの分野に挑んでいるということはいずれその達成目的は実現...
学術

三島由紀夫と東大全共闘の話の流れを見ていてわかったこと~西田(日本大学教授・社会学者)vs米山(元新潟県知事・衆議院議員)の話との圧倒的なレベル差~

三島由紀夫と東大全共闘の話の流れを見ていてわかったこと~西田vs米山の話との圧倒的なレベル差~三島由紀夫と東大全共闘の話の流れを見ていてわかったことがある。「この時代の議論のレベルの方が高い」ということだ。西田vs米山が話題になっているようだが相対してこれは「議論にすらなっていない」と言わざるを得ない。三島と全共闘の東大での討論がされたのが50年以上前。今は2025年。本来であれば議論が熟成されて「この時代の議論のレベル」をより超えているべきである。大学教授vs国会議員。なぜここまでレベルが凋落したのか?一体こんな事態が起きたのはなぜだろうか?個人レベルで感じられる点を書いてみます。相手の考えを汲み取ろうとしない議論において相手の考えを汲み取ろうとしないとお互いのすれ違いが起こってしまい共感する場面やきっかけを逃してしまう。そもそも相手を罵倒するということは考え方の共感性を逃してしまってお互いのすれ違いに直結する流れを作ってしまう。だからこそ相手の考え方に共感の余地をいつでも残しておくというのは重要である。相手の意見が100%間違っていると決めつけて考えることは議論の余地を潰してしまっ...
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格闘ゲームにおけるクロスオーバーは流行るか?

格闘ゲームにおけるクロスオーバーの事例を考えてみようこの流れは止められないと思う。確かにサウジ資本があるからこそかの伝説的サッカー選手であるC・ロナウドが「餓狼伝説」最新作に登場したという流れはあることにはある。格ゲーの世界では今かなり斬新な試みだと評価され新生「餓狼伝説」なりの特徴が表れている...というわけ。だが似たような現象はこれだけだろうか?と私なりに問うてみた。答えは明らかに”NO”である。ではどんなタイトルが具体的に存在するか?例えば「SF6」ではどうだろうか?あるいは「GGST」ではどうなんだろうか?ちょっとつらつらと。「SF6」の場合~不知火舞とテリー・ボガード~例えば別ゲーから参戦してきている登場人物がしっかりいる。しかもC・ロナウドが登場した当の「餓狼伝説」IPからである。そうだ!そいつらが不知火舞とテリー・ボガードである。しかも「餓狼伝説」IPそのものよりも「餓狼伝説」に近しいデザインで出ていてしかも差し合い格ゲーの最高峰と言われる「SF6」流にしっかりと世界に溶け込んでいるのである。てかぶっちゃけ「餓狼伝説」最新作よりも「SF6」でのこれらのキャラクターのほうが...
ゲーム

「Clair Obscur: Expedition 33」はなぜに神ゲーなのか?

「Clair Obscur: Expedition 33」はなぜに神ゲーなのか?「Clair Obscur: Expedition 33」は神ゲーである。最高難易度を15時間プレイして分かった。このゲームには二つの柱があるって。最近いろいろと私生活が忙しくなってきた(笑)ゲヲログが紙面を割いてそいつをちょっと解説してみよう。このゲームは戦闘システムの面で優れている。これがまず第一の柱である。第二の柱は間違いなく意表を突く魅力的なストーリーだ。第一の柱・戦闘システムの秀逸点について「Clair Obscur: Expedition 33」を神ゲーたらしめているのは間違いなく正当派でいて特異な戦闘システムだ。この手のゲームシステムはよく言われる言葉で示せばQTE(Quick Time Event)だと言われることが多い。だがこのゲームのQTEは単なるQTEではない。単にアクションの行動を示すために特定の場面場面で早押しをすれば万事うまく行くっていうわけじゃない。このゲームはそのQTEを戦闘システムというRPGの主軸の根幹に据えている。これが凄味を倍増させているのだ。というのも敵の多様なアク...
ゲーム

5vs5フットサルを連想させるACTサッカーゲーム「REMATCH」リリース日~6月19日に決定

5vs5のフットサルを連想させるACTサッカーゲーム「REMATCH」のリリース日が6月19日に決まった。つまりゲームアンロックまであと約6週間程度となったわけである。このゲームは同じようにサッカーをテーマに取っている「FIFA」シリーズ(現「EA Sports FC」シリーズ)や「ウイニングイレブン」シリーズと違ってファウルなし・オフサイドなし・選手間の性能差なしと”三拍子そろった違い”をウリにしている。いわばP2Wの時代に抗うゲームなわけである。P2Wが蔓延るスポーツゲームジャンルの中でも特段期待できそうなIPというわけ。既存のスポーツゲームはどれも苦戦を強いられている。上述のサッカーゲームのほかにもMLBのゲーム(「MLB The Show」シリーズ)・NBAのゲーム(「NBA2K」シリーズ)・PGAのゲーム(「PGAツアー2K」シリーズ)・NFLのゲーム(「Madden」シリーズ)などが長期停滞の様相を呈していて評価が頭打ちになっていることを否定できるものは少ないだろう。各種メタスコアを見てみても特段最近のスポーツゲームは酷評が祟っているような印象拭えない。Steamユーザーレ...
学術

ブラック企業から逃れるために院卒非正規労働者の私がやってきたこと

正規になったところで意味はない~細く長く続ける~結論から言おう。私から言わせれば日系企業はほとんどがオカシイ。今は非正規でなんとか独立して働いているが現在の所属先でも十分正規にはなれると思う。ただなったところで意味がない。ひろゆきも言っているが非正規でも5年勤めれば無期の雇用になれる(今は外資なので一年やって既に無期雇用に転換されている)。細く長く続けて貰える補助金はすべて貰う。制度活用。ではちょっと端折ったのでひとつづつ解説してみる。日系企業はブラックが多いこれまで日系の小売や半導体産業で非正規労働していた。ここらは本当に酷かった。一人でさばけない量の仕事を任せられ早朝勤務をやらされた。給料は出るものの店長や同僚などからパワハラを強いられた。プライバシーに関わる点をしつこく聞かれたりと社内ルールを無視する女性も多くいた。いきなり別の部門の上長でないものから怒鳴られることなどもあった。おまけに謝られたことは一度もない。所謂お局が幅を利かせており他人のミスは積極的に指摘する割に自分のミスはどうでもいい人ばかり。ミスを潰していた人自体を潰す最悪な会社ばかりだった。当然のごとく朝の挨拶もしな...
ゲーム

SFローグライトデッキ構築ゲーム「Into The Grid」~そのデモ版ローカリゼーションに日本語などが追加される予定

去る4/22にあるSteamニュースでゲーム「Into The Grid」のデモ版ローカリゼーションに日本語が追加されることが明らかになった。この重要な”ビッグデモアップデート”は5月終盤に配信される予定だそうな。どうやら運営筋が”デヴェロッピングフレンドによる別作品”と位置付ける「Northwind」との関連フェス(「Strategems Fest」のコト)に前後してこのアプデが入る?だとかなんだとか言ってるようだ。このフェスに前後してインディー筋?かなんかのフェス・イベントが多く開かれるとかいうことが当該Steamニュースで明らかにされている。そのラインナップを見てみると...まぁズバリこういう感じ。「Steam Next Fest」はPCゲーマーの中では相当有名どころだろうがその他こんなに細かいフェスイベがいっぱいあるんだなぁと私は思ったのであった(過去形)。チームが想定してるのは大体この5つなようだね。フェス名「Gamescom Latam World Panorama」 「Indie Assemble」「Best Indie Games Summer Showcase」「Tu...
ゲーム

ゲヲログの懸念~集英社ゲームズや講談社クリエイターズラボは失敗する~【「地罰」はなぜダメだったのか?】

ゲヲログの懸念~集英社ゲームズや講談社クリエイターズラボは失敗する~既にゲヲログ2.0で執筆してあるがやはり集英社ゲームズや講談社クリエイターズラボの試みはかねがね失敗しつつあるようだ。特に講談社クリエイターズラボはハッキリ言ってカネを出す価値のないIPが揃っている。比較すれば集英社ゲームズには良いIPがあることにはある。中でも「シュレディンガーズ・コール」「OPUS: Prism Peak」はコアゲーマーならば必ずプレイしておきたいIPだろう。私も買うつもりだ。だが他のIPには微塵も魅力を感じない。特に講談社クリエターズラボのほうは「Rise of Rebellion~地罰上らば竜の降る~」を始めとして散々な出来なものばかりだ。これには理由がいくつか考えられるが日本式経営の停滞という要因が一番強いと今になって私は思う。VC(ベンチャーキャピタル)はクソである私も相談の経験があるのでわかるのだが日本のVCや経営のバックアップをコンサルする企業や団体は皆ほぼほぼ阿呆である。彼らは往々にして「何本売れる予定か?」だとか「どういったプロセスで売るつもりか?」という計画性ばかりを求めていすぎな...
エンタメ

なぜ「日常」新連載はつまらなくなってしまったのか?【「日常」という漫画に対する理解を深めるためそれに対する反論も考えてみた】

確かにそう言う理由はわかる。数年ぶりに連載再開され人気作だけに単行本の売上も悪くないはずである。なぜ漫画「日常」の新刊はつまらなくなってしまったのか?ということを私なりに感想として記しておきたい。もちろんそれに対する反論もあるだろう。それについても記しておこう。ちなみに私は全巻持っているし新連載分についても12巻まで持っている。これを機に「日常」という漫画がどういったものなのかを考えてみたいと思う。
学術

3Dプリンターはなぜ置物になるのか?

やれることが意外と少ない3Dプリンターってやれることが意外と少ない。例えばオブジェを作って終わりならやる意味がない。いざ作って(造形して)みると「なんでこれに最低三万円もださなあかんの?」っていう状況に陥りがちである。3D造形ってなんでもできるっていう印象を持ちがちだけどやれることが意外と少ないのである。これは後述する機種の性能の問題ともつながってくる。例えば作っていくうちに彩色に工夫がしたくなったりチタンの造形品が欲しくなったりするかもしれないがそもそもやれることが少ない機種があまりに多い。やろうとすることが意外と少ないそもそも自分の持っているリソースが少ない。例えば今自分がやりたい3D造形を念頭に入れ考えてみても「メタルスラッグ」の戦車を作ってみたい!ぐらいしかない。やれることが意外と少ないに続いてやろうとすることが意外と少ないってのはあると思う。両者は似ているように見えるけど全く違う。やれることってのは3D造形でできることのことだ。やろうとすることってのは3Dプリンターの使用者が作ろうとする意志決定のことだ。似ているようだが違っていてどっちとも造形表現に当たるネガティブな要素であ...
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その知識・知性は間違いなく国内屈指のエルフェルト使い 御厨枢(みくりやかなめ)さんアメーバブログで「エルフェルトの煉獄」を語る【基礎コン座学編】

前回の投稿に引き続きエルフェルト使いの御厨枢(みくりやかなめ)さんが今度は基礎コン座学編を語っている。ちょっと見てみよう。前提となるのはエルフェルトは「何回も択をかけ」ながら「やられる前にやれ」というコンセプトのキャラクターであること。これはもうエルフェルトの周囲では常識になっている。そしてこの基礎となっているコンセプトを理解するには「崩しに対する考え方」「状況有利を獲得出来たかどうかの概念」が必要になると枢さんは語る。どういうことだろうか?エルコンボ座学編の始まりである。...とコンボの座学を始める前に枢さんはこう語る。ラムレザルやカイは中段がないもののその分強い技を持っている。語るところによれば「択のルートを使い分けながら何回も択を重ねて崩す戦い方」を実践するキャラである。またミリアやシンやイノや闇慈はさわるだけで崩す選択肢を持っていると。これまた語るところによれば「択をちらつかせながら暴れ潰しメインで崩す戦い方」を実践するキャラなんである。そしてエルフェルトについては「暴れ潰しもしながら直接的に何度も択をかけて崩していくキャラ」だという(前述した通り)。多くのエルフェルターが6P...
ゲーム

その知識・知性は間違いなく国内屈指のエルフェルト使い 御厨枢(みくりやかなめ)さんアメーバブログで「エルフェルトの煉獄」を語る【基本立ち回り編】

その知識・知性は間違いなく国内屈指のエルフェルト使いのレベルと言っていいだろう。極めて深い投稿をしているアメーバブロガー:御厨枢(みくりやかなめ)さんのことである。彼女が語るところによればエルフェルトは相手にふれるのが難しいキャラクターだという。端的に言うとGGSTはそもそも相手にふれるのが難しいキャラクターで構成されていることは先日ゲヲログでも記事でお伝えした通り。その中でもエルフェルトの難しさはその点キマっているモノらしいのだ。枢さんが言う理由は具体的にいくつかあって...・通常技は発生が遅いor硬直が長いものが多い・移動力の強みが実質死んでいる(足自体は速めだがバクステ微妙、ジャンプ力あまりない)・主要なコンボは昇竜・覚醒・暴れに弱いものが多い・昇竜がないのでガードは人間性能で凌ぐしかないこのうちの前者二つがそうであるというのだ。後者二つは初心者の私でも良くわかる。(たぶん)無敵割り込みできないのでガーディングの点で相手に強みを譲るし弱みを付け込まれる...ということだろう。そう問題は前者二つなのである。ここから読解難易度がさらに上がるのだが,,,枢さんが指摘する事項をひとつひと...
ゲーム

「Clair Obscur: Expedition 33」…マジで神ゲー・ゲヲログの期待は嘘でなかった【1.5&2.0同時投稿記事】

はじめに「Clair Obscur: Expedition 33」...マジで神ゲー。ゲヲログの期待は嘘でなかった。「FF」でも「オクトパストラベラー」でも超えられなかった壁がここにはある。元UBIスタッフが関わっているらしいがマジでフランス人の本気を見た。優れてます・神ゲーです。ではプロットについてちょいふれた後どこが良いのか?を具体的に挙げさせていただく。メタスコア90超は本当に納得のいくところである。正当な評価を受ける資格があってガチGOTY狙える実力をまざまざと見せつけられた。Gamersplanetで勝ったんだけど本当に買って正解。これで6000円は安いしゲーパス入ってる奴なら間違いなくやっておけ。ストーリーペイントレスとかいう魔女?が識字をしていくんだけどその数字が年々小さくなっていくっていうストーリー。そしてその数字に従ってその年齢の人々は死んでしまう呪いが存在する。数字が小さくなっていくので年を経るごとにより若い人が死んでいってしまう(正確に言うと亡骸となって崩れていく)。その呪いを無くすためにペイントレスに抗いこいつをやっつけるために冒険して良くていう話。中には志願し...