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愛し愛され呪われた2D格闘ゲームたち~「Skullgirls」と「Them’s Fightin’ Herds」

スカルガの呪い「Skullgirls」がらみのゴタゴタのニュースを見て「またかよ...」と思わされた。今回報じられたのが報酬未払い。それ以前に表現規制。リードデザイナーのハラスメント騒動。三つ重なって「史上最も呪われた格闘ゲーム」と言われても過言ではない。熱心なファンコミュニティに支えられた「Skullgirls」と双頭を為すと言われるもう一個のIP「Them's Fightin' Herds」だって中途半端な形で開発停止になってる。こんな悲しいことあるか?本来ファンから愛されるべき(また愛され愛される予定だった)IPがこんな状況になるだなんて。泣いて騒ぐ以外ないではないか?報酬未払い係争中... まず今回の騒動をまとめると開発Hidden Variable Studiosと販売Autumn Gamesとが報酬の件を巡って係争中とのことである。ありていに言うと報酬二億円が販売側から開発側に渡っていない。これについてはAutumn Gamesが「お前それ勝手に開発してただけだろ」「言うこと聞かないから別の会社に開発権限移管するわ」ってなわけ。販売側が悪いとは言い切れない...だが不信感は...
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【ゲヲログ傑作劇場(輸入記事)】伝説のフリーゲーム「魔壊屋姉妹。」は、ここ20年の間、なぜ傑作であり続けるのか?

~画像:魔壊屋姉妹。 – Wikipediaより.(※作者higaによる著作権放棄済みコンテンツ)~こんなこと今更書いて何言ってんだコイツって思われそうですが…まぁメモがてら書いてみます。「オクトパストラベラーⅡ」は”バトルモダニスト”のゲーム今日「オクトパストラベラーⅡ」をやっていて、ふと気が付いたんですよ。これって戦闘の√取りに様々な交絡要素を組み込んでるゲームじゃないですか。例えば、BPとか底力とか。こういう様々な、だが意図的なインシデントを多く組み込むことで、バトルシステムに可塑性をもたらしている。そしてその中で自由にコマンドを組み込み、それらのインシデントを制御することで、高い難易度のゲーム達成目標を現実的にクリアーできるようになっている。これって実は奇妙なことに感じられるけど、すごくモダンなバトルシステムのヤリクチですよね。さらに、行動順遅延攻撃などの要素もあり、バトルのスピードが、本来ターンベースバトルゲーなのにもかかわらず半手動半オートになっているという点も見逃せないです。前座1:「オクトパストラベラーⅡ」はどこが凄い(現在系)のか?「オクトパストラベラーⅡ」の場合だと...
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フリゲIPのSteam的復活は当然のように「歩くべき道」である

「タオルケットをもう一度」シリーズに見るそのジャンルを一縷も飾り立てることなく「単なるゲーム」と謳うあるリメイク作が俄かに注目を浴びている。だもしF91さんによる「たおるけっとをもういちど2」のことである。同作は今でも神作と崇めたてられるツクール製の伝説的なゲームタイトル「タオルケットをもう一度2」のリメイク作品。原作はRPGツクール2000製のフリーゲームであり三つある一連のシリーズ作品のうちの一番有名な第二作目。原作は今でもタダでネット上にて手に入る。シリーズ二作目が一番有名主人公である自分とその幼なじみ:ぱりぱりうめが主要な登場人物。宇宙人の侵略によって運命を翻弄されるというストーリー。ほのぼのとした序盤の作風からは考えられないほど過激でR-15相当の内容を持つのが特徴。このゲームはキャラクターをはじめとするデザインこそ綺麗にまとまった古典的なドット絵で描かれているもののグロ鬱表現にかなり富んでいる。当時プレイし衝撃を受けたフリゲファンは多いからこそリメイク作に対し往年のファンが狂喜乱舞する様子は想定できる。フリゲフリークでそのタイトルを知らないものがいるとすれば間違いなくモグリ...
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The Binding of Isaac SS ~盲目のアイザック~

僕の家は僕と母とで暮らしたいい思い出のあるうちだ。ただ、ある日、天から降ってきた悪魔を母が妄信したことで、その思い出に終止符が打たれた。その日以来、僕は母に部屋に閉じこもるよう言いつけられた。次の日、僕は母に大きなカッターで脅されて部屋に軟禁された。その次の週になると僕は僕の周囲の異変に気が付いた。僕は僕の家の僕の部屋の窓から周囲を見渡したけど、道路に車走っていなければ、人一人すら通らないんだ。次の次の週になると、母は悪魔の声に毒されるようになった。すべて僕が僕の部屋の鍵穴からリビングルームをみたことだ。母はこう言つていた。「神よ!息子を、息子の命を捧げます!」母はこういうと、僕の部屋に入り込んできた。僕はとっさに南京錠をかけ母が部屋に入ってこれないようにした。だが、母は僕の部屋に無理に押し入ろうとして、ドアごと錠を壊し始めた。僕は戦慄し、逃げ道を探したけど、窓は固く閉じられ開かない。居ても経つてもいられず、僕は部屋のカーペットをめくった。僕の部屋のカーペットの下にはダストシュートが作られていて、そこが得体のしれない深い闇へと通じていたのだ。「いつの間にこんなことが…」次の瞬間、母は部...
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やるべきことが決まっているゲームとやるべきことが決まっていないゲームの対比

やるべきことが決まっているゲームとやるべきことが決まっていないゲームやるべきことが決まっているゲームはプレイしていて楽である。迷うことがないから。極端に言うと「HoI」と「Civ」の違いだと思う。「HoI」はやるべきことが決まっていなくて「Civ」はやるべきことが決まっている。「HoI」は歴史を複雑に紡いでいくゲームだが「Civ」は世界一の文明を限りある時間内で作り上げるゲームである。反面その分「HoI」は自由度が高い。すごく高くて何でもできる。これが他のパラドゲーだとさらに自由度が高い。そして実はこのルート取りは伝統的ローグライクと呼ばれるゲームジャンルでも同じである。伝統的ローグライクでもその構図は同じ例えば伝統的ローグライクゲームでも「風来のシレン」や「Tangledeep」はやることがかなり直線的である。つまりやることが決まっている。シミュレーションでいう「Civ」に近いのだ。単純に深部を目指して潜り込む。そしてステージをクリアリングしていってゲームは進行していく。最終的にボスを倒す。なるほどわかりやすいわけである。対して「Caves of Qud」や「The Doors of...
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「Dark Deity 2」の日本語化予定に見る日本のdevによるSRPG開拓の先駆性

ゲヲログでもこの手のゲーム(「タクティクスオウガ」や「ファイアーエンブレム」に似ているゲーム)でSteamで配信されているものについてはしつこく伝えてきた。主にゲヲログ2.0の集客面で有力な記事になっているしゲヲログ1.5でもその構図は同じだ。それだけ日本のゲーム会社が作り上げたこの二作がSRPGを代表する傑作なわけだ。SRPGの根源であると言っても良いタイトルそれだけにインスパイアされていることをことさら強調するdevが多いのだ。SRPGは日本人が日本のゲームに誇りを持つひとつのきっかけとなっているゲームジャンルであることに間違いないだろう。他方日本発祥というジャンルでも同ジャンルで後続のゲームがあまり出てこないのは寂しい限り。前述した”ゲヲログのリスト”に入っている「Fell Seal: Arbiter’s Mark」「Symphony of War: The Nephilim Saga」「Guild Saga: Vanished Worlds」なんか軒並み海外産でどれも高い評価を得ている。なぜか日本で日本人がフォロワーを本格的に作ろうとしないのは謎。あるのは「タクティクスオウガ ...
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NHKによる新版「ゲームゲノム」~2025年8月20日から三夜連続放映

「ゲームを“文化”として捉え名作の魅力を深掘りするNHK初のゲーム教養番組」をコンセプトに据えるTV番組「ゲームゲノム」が2025年8月20日~同年8月22日の3連荘で放映される。番組はNHK総合で23:00~23:29(午後11時~午後11時29分)の時間帯に放映される予定。この三連続放映される特番的位置づけの番組では毎夜のテーマに「モンスターハンター」「桃太郎電鉄」「ゲーム音楽SP」をそれぞれ取り上げるという。かって2021年と2022年に放映されたシーズン1・シーズン2に続く番組が三夜にわたり復活するわけだ。たしかに番組自体の着眼点は良い。これは誰もが認めるところだろう。ただ此処ゲヲログではNHKにとって耳の痛い点も指摘しておこうか。今回放映される番組の第一夜(8月20日)のテーマは「モンスターハンター」。同作は言わずと知れた大手ゲームメーカのカプコンが誇る超人気IP。”モンハン”の持つ生物的魅力に迫る内容になっているという。次いで第二夜(8月21日)のテーマは国産パーティーゲーの代表格でハドソンによる「桃太郎電鉄」を取り上げる。プレイヤーの喜怒哀楽に寄り添って作られたゲーム内容...
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Steamゲームレビュー「PEAK」

FPSカメラ方式で左クリック長押しで登っていくだけのシンプルな登山ゲー。救援を求めて山頂を目指すだけのゲーム。単純なゲームシステムとは裏腹に良く出来たマップが特徴。しかも毎日の単位でマップは差し替えられるので新鮮さが失われない。幅良くバランス良く設計されたアイテム類への理解あるいは小技テクニック類が必要とされるところも面白い。例えば大砲を使って点火し自分はそれに乗ってぶっ飛んだりできる。チェーンガンを使ってルート開拓したりもできる。言ってしまえばこれだけのゲーム。かなりシンプルに出来ていてそれでいてめっちゃくちゃ面白いわけではないが数時間ぶっ通し続けでやってしまう中毒性がある。スルメゲー。アイテム類はスタミナ回復アイテムとか毒回復アイテムがメイン。スタミナに加えて+αスタミナの概念があって食物でこれを補給できるようになっている。道手を阻む障害物も多数ある。例えば毒針とかサボテンとかがある。アイテム類で対応するダメージを比較的簡単に通常状態に戻ることが出来るようになっている。身体損傷もありこちらの修復は救急箱や包帯の出番だ。当然高所から落下すると死ぬ。協力プレイの場合に限り倒れた仲間をス...
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ソシャゲ「BIOHAZARD Survival Unit」に集まるのは懸念のみ~バイオはスパロボじゃない!

バイオIPサードパーティ系ゲーム「BIOHAZARD Survival Unit」に示す懸念ゲヲログが懸念を示したことが今再び現実となっているようだ。公開されたYouTube動画のコメント欄では同じようなことが書き連ねられている。「おいおいこれバイオっていえるのかよ」「これ全くジャンルの違う別ゲーじゃないか」「また失敗の一ページが名を連ねるのか」...ゲヲログはゲーム「バイオハザード」スピンオフタイトル「バイオハザード RE:バース」についてかってこう述べた。これと同じことが今回発表されたバイオIPのサードパーティ系ゲーム「BIOHAZARD Survival Unit」にも示すことが出来ると私は考えている。結論から言おう。期待できない。シリーズが一貫して描き続けてきた、本当の恐怖・ホラー、そしてその中に頑としてある、人間に託された『希望』とは何だったのか?せっかくシリーズが巻き返しし始め、伝統を新しい形で復活させることに成功しつつある今だからこそ、カプコンさんにはもう一度再考してほしいと真に願う。バイオはスパロボじゃない!のだから…「バイオハザード」シリーズにスターシステムは必要なの...
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Steamゲームレビュー「CleanFall」

2025年8月8日はゲーム「CleanFall」製品版の発売日である。このゲームもジャンルとしてタワーディフェンスを掲げているが...しつこくこれほどかとこっぴどくゲヲログも指摘してきたがタワーディフェンスゲームは十中八九クソゲーである。これは間違いない。その理由はもうゲヲログ2.0に重々書いてあるのでリンク先を参照してほしいところ。一方でゲーム「CleanFall」は同じタワーディフェンスでもおそらくばクソゲーではなく神ゲーであると私は推察している。なぜだろうか?まずローグライクというやり切りの要素を含んでいることが筆頭の理由。タワーディフェンスの”試行錯誤すること”をローグライクシステムに乗っけて一気に解決にもっていくことを見込んでいるゲームなのだ。本来退屈なゲームプレイに陥りがちなタワーディフェンスのメカニズムに通じた合理的な解釈があるという確かな設計上の工夫・理由があるわけ。...とまぁここまではありがちなシステム的な工夫だろう。第二に「Noita」のようなフィールドドリリングのシステムを持っている点が挙げられるだろう。つまり従来のタワーディフェンスと違ってゲーム自体に可塑性が...
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ゲーマ兼プロスケーター宇野昌磨~YouTubeライブ配信を通じて「スト6」の”興行”に貢献か

一部の関連するライトノベルもその現実の設定を踏襲し執筆されているが実はフィギュアスケーターはプロとアマに分かれる。現役のころ(アマのころ)活躍し競技引退後にプロに転向し興業向けのプロスケーターになるのだ。総じてアマスケーターの予算は苦しくそのため出場選手の時に知名度を上げておいてプロスケーターになってから稼ぐ,,,という構図はよくよく言われることだ。だがそのキャリアは現代に至っては多彩であって良い。当然本人の自由だ。例えば(村上佳菜子みたいに)タレントになるとか(八木沼純子みたいに)解説者になるとか(村主章枝・安藤美姫みたいに)関連の産業に関わりを持ち続けコーチになる・リンクの管理者になるなど...。「なんでいきなりこんなことゲヲログが言ってんの」って思ったかもしれない。優秀な答えだ。だが今回はプロスケーターの宇野昌磨さんの話題である。そう!彼はゲーマである。アマでフィギュアスケートの大会に出てた頃から噂にはなっていたが昌磨さんはゲーム好きで良く知られていて「荒野行動」の熱心なファンだったり「スマブラ」の熱心なファンだったりする(今さら解説するまでもないが...)。今話題のゲーム機であ...
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特定のSteamタイトルで日本語ローカリゼーションが将来的にあるかどうかを推察する方法【「Void War」の事例から学ぶ】

「Void War」は日本語対応するか?かってゲヲログでも伝えた「Void War」について。ゲヲログ2.0の当該記事では本作の事を「テクノゴシックSF古代船オペレーション血みどろ戦争ゲーム」としてその完成度の高さに期待を寄せた。やはりその期待感に間違いはなかったようだ。Steamで与えられているレビュー評価から鑑みるにこのタイトルが「拡張版FTL」であり「ダーク版FTL」であることも間違いない。たしかに「FTL」に積極的にすり寄っているタイトルであるのは事実だが付加価値を原ゲームに加え豊富に用意することでよりいわば「高度なFTL」に仕上がっていると言える。ここまで来ると気になるのはローカリゼーションのことだけだ。ズバリ日本語対応してくれるのかどうか。DiscordサーバとSteam掲示板の情報よりこれについては公式Discordサーバで疑問に答えが用意されている。結論から言うと「フランス語・ドイツ語・ロシア語を含む8つの追加言語に対応する予定」とのことだ。だが残りの5つの追加言語のうちに日本語が含まれるかどうかはわからない。例のごとくローカライズはインディーデヴェロッパにとってとても...
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累計出荷本数500万本を誇るIPの最新作「オクトパストラベラー0」の発売 2025年12月4日を予定

特にそのナンバリング2がゲーマの記憶に新しいであろう「オクトパストラベラー」シリーズ。累計出荷本数500万本を誇るIPの最新作「オクトパストラベラー0」の発売が年内2025年12月4日になる予定であることが明らかになった。対応プラットフォームはPC(Windows/Steam)/Switch/Switch2/PS4/PS5/Xbox Series X|Sとなる予定。またその開発は”スマホ版オクトラ”こと「オクトパストラベラー 大陸の覇者」と同じチームが手掛けることも明らかになっている。シリーズ最新作「オクトパストラベラー0」はIP伝統のドット絵と3Dグラフィックスのマージ表現で描かれさらに新要素に富んでいるのが特徴だという。例えばキャラクタークリエイションのシステムが搭載されていていわば自分自身がオクトラステージの主人公になるもよう。物語のメインステージとなるのは自らの故郷ウィッシュベール。突如として強襲されたこの街を主人公であるプレイヤー自身の手により復興させるシステムが新たにメインシステムとして搭載されているのが最大の特徴でもある。またバトルシステムに新要素を搭載しているのも特徴だ...
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ゲーミフィケーションは単なるバズワードか?その2

ゲーミフィケーションはバズワードか?ゲーミフィケーションという言葉が、バズワード(定義が曖昧なまま世間で使われるようになった流行語)であるという言葉は的を得ていないものではない。そもそもゲーミフィケーションとは、どういった定義を持つ言葉なのだろうか?ゲーミフィケーションとは、「ゲームではない文脈において、ゲームのデザイン要素を用いること」のことである。この言葉の定義として代表的なものがDeterding et al. (2011)によるものである。なぜ筆者は、バズワードとしてゲーミフィケーションが使われるようになった、と考えるのか。その言葉の定義まず、そもそもこの言葉の定義が曖昧なまま流行語として拡散されていったという事実がある。「ゲームではない文脈において、ゲームのデザイン要素を用いること」という定義は、ありとあらゆるシミュレーションの考え方に基づいて、雑に導入できるものである。だから、単純に、あらゆるシミュレーションの要素を持つ事象に対して、粗雑にゲーミフィケーション定義が用いられてきたという、浅い歴史がある。コンサルタントとはシミュレーションのことである例えば、この世に存在するコ...
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日本一ソフトウェア〜ニンダイにて新規IP「ほの暮しの庭」を発表する

先月のニンダイで発表されたタイトルのうちで最も注目すべき一作だと私は思う。2026年7月30日発売予定・日本一ソフトウェアによる「ほの暮しの庭」のことである。率直に言うと日本一ソフトウェアはいまいちキラータイトルに恵まれないゲーム会社というネガティブな印象を私自身は持っている。だがこのゲームがそういった困難な状況を挽回する可能性があると思う。そろそろ「魔界戦記ディスガイア」以上の世界標準のキラータイトルを...その思いは日本一ソフトウェアの社内でも同じはずだ。多くのインディーゲーム開発者がその夢を単独で達成してきたと同様日本一ソフトウェアならばできるはずなのだ。本作は当初Vitaで発売され様々なプラットフォームにポーティングされた「夜廻」シリーズ(日本一ソフトウェアによる同社を代表する独特なホラーゲームIP)のスタッフが作る新規IPだ。いわゆる「アストロノーカ」「牧場物語」「Stardew Valley」みたいな農村生活シミュレーションゲームという位置づけのゲームになることが公開されている情報から見て取れる。「農作や畜産に勤しみながら釣りや狩りを楽しんだり村人と交流を深めたり―どこか懐...
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「イハナシの魔女」で知られる独立系ゲームスタジオ:フラガリア〜新作ADV「ステラーコード」のマスターアップをXで報告&発売日は8/15

名作感動系ADV「イハナシの魔女」で知られる独立系ゲームスタジオ:フラガリアが新作ADV「ステラーコード」のマスターアップをXで報告した。ゲーム「ステラーコード」のリリースは2025年8月15日になる。日本語・韓国語・中国語でプレイが可能。デモ版も公開されていてプレイできる環境が整っている。スタジオ:フラガリアについてはゲヲログでもいくつか関連記事を執筆してきた。独創的なゲームをいくつか作ってきた印象が強いスタジオで特段「イハナシの魔女」は名作佳編の印象がプレイヤーの中に残っていることだろう。同作は三万本のセールス実績があるだけあって新作の登場を首を長くして待っていたがまさかミステリー系のADVを持ってくるとは思いもしなかった。そう!新作「ステラーコード」はSF系のミステリーADVになるというのだ。「本作はミステリービジュアルノベルですが一般的なミステリーとは異なり犯人当てやトリックの推理は行いません」「解かなければならない謎は宇宙と理論物理に基づく神秘です」「ほとんどのパートはストーリーを追うことになります」これらのワードはいずれもSteamページに掲載されているもの。「ステラーコー...
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Steamゲームレビュー「アーシオン」

Steamで2025年7月31日既に発売されSwitch/PS4/PS5/Xbox Series X|Sでは2025年9月DL発売予定かつMD互換機向けパッケージ版が2026年発売予定の注目刮目のSTG「アーシオン」。これまでゲヲログではその動向こそ追ってはいたものの積極的に記事にはしてこなかった。Steam版を買った機に私がこのタイトルを俯瞰してみる。結論から言うとこのタイトルに関しては「良く出来ていて遊びがいあるSTG」に巧くまとまっているという意見が集まっていて私自身そのように感じるところである。「アーシオン」は株式会社エインシャントのシャチョーである伝説的なゲームクリエイター・ゲームコンポーザーである古代祐三が手掛ける新作STG。プレイヤーは突如現れた地球外侵略者に対して反旗を翻すため希望託された環境調査員:小鳥遊アズサ(タカナシアズサ)となり最新鋭宇宙戦闘機「YK-IIA」を駆り戦うこととなる。人類の未来への道筋を照らすためにはこの戦いにおいて決して敗北は許されない。ストーリを見る限り「よくあるあるw」っていう感じである。前述したように既にゲー厶へのレビューもSteam上で集...
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ゲーム「OPUS 星歌の響き」再涙シーン振り返り

『学名:エイダ・ラム』『品種名:魂芳花(こんぽうか)』『原産地:鉱業連合アリアナン』紅楼は退役後、お師匠の手によって改造され、今の形になったの.お師匠は草花の種々を大切に保存しててね. いつか星々を回って、花で商売をしようって.それがお師匠と私の、私たちの夢だった…いつの日か紅楼が山塊を離れたら、故郷に来ない? 私たちの故郷に.私たちの故郷… そこはね. 一年を通して四季があって…” いつも花が咲き乱れているの (There Are Always In Full Bloom) ... ”☞拙著:日本語レビュー ☞ご購入はSteamで
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オーストラリアメルボルンにHOを置くSavySoda~新作は過去作の続編「Pixel Starships 2」

オーストラリアメルボルンにHOを置くSavySodaはこれまでゲームやアプリを数多くスマホ向けにリリースしてきた。その中で一番有名なゲームタイトルが間違いなく「Pixel Starships」だろう。日本語の攻略サイトを作るぐらい熱心なファンもいるタイトル。その攻略サイトの主によれば「ゲーム性凄いんだけどなにやったらいいかわかんね☆」っていう感じのゲームになっているようだ(サイト管理人:plastichyenaがそう言及している)。恐らくゲーム性がそれだけ深いんだろう。そしてスタジオは今続編の「Pixel Starships 2」に着手している。現在ゲームの体験版もSteamからDLできる。Steam表記で2025年8月27日にリリースされる予定。「究極の造船およびSF戦略ゲームを作成すること」がスタジオの目的。見るにファーストタイトルと違ってピクセル調のゲームではないようだ。つまりグラフィックスが進歩し3D調になっていることが公開されているトレイラーから明らかになっている。いずれにしたって1も2もクラファンに成功してきたIP。気になるゲーム内容は,,,「独自のデザインの伝説的なスター...
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変な漫画を多数レビューしてきた漫画馬鹿:ゲヲログ~「サイバーパンク エッジランナーズ」コミック化に関する駄文を連ねる

ゲヲログでは変なMAGコンテンツに関して独自の視点(笑)で限定的なファン(笑)にこれまでも情報を伝えてきた。「サバキスタン」「OMORI」「タコピーの原罪」...言われるまでもなく曰くつきの一種の奇作ばかりである(特段前二つを”推し”として挙げるコミックスファンなんぞ日本ではほとんどいないだろうが...w)。今回紹介する「サイバーパンク: エッジランナーズ MADNESS」だって同じようなもんだ。KADOKAWAの運営するWebコミックサイト「アライブ+」で連載中のブツでNetflix配信アニメ「サイバーパンク エッジランナーズ」を原案にとっている。アニメの内容の前日譚という位置づけの漫画。主人公にピラル・レベッカ兄妹が据えられ彼らがデイビッドと出会う時系列上の前を描いている漫画となっているのである。このコミックスはその第一巻が8月28日にリリースされることが決まったという。MAG関係メディア・各種報道プレスが地味に伝えている。つか盛大にネタバレするがピラルもレベッカもアニメでは死にますけど...。重ねて盛大にネタバレするがピラルは浮浪者に扮したサイバーサイコシスに殺されレベッカはアダ...