変な漫画を多数レビューしてきた漫画馬鹿：ゲヲログ~「サイバーパンク エッジランナーズ」コミック化に関する駄文を連ねる

ゲヲログでは変なMAGコンテンツに関して独自の視点（笑）で限定的なファン（笑）にこれまでも情報を伝えてきた。「サバキスタン」「OMORI」「タコピーの原罪」…言われるまでもなく曰くつきの一種の奇作ばかりである（特段前二つを”推し”として挙げるコミックスファンなんぞ日本ではほとんどいないだろうが…ｗ）。今回紹介する「サイバーパンク: エッジランナーズ MADNESS」だって同じようなもんだ。KADOKAWAの運営するWebコミックサイト「アライブ＋」で連載中のブツでNetflix配信アニメ「サイバーパンク エッジランナーズ」を原案にとっている。アニメの内容の前日譚という位置づけの漫画。主人公にピラル・レベッカ兄妹が据えられ彼らがデイビッドと出会う時系列上の前を描いている漫画となっているのである。

このコミックスはその第一巻が8月28日にリリースされることが決まったという。MAG関係メディア・各種報道プレスが地味に伝えている。つか盛大にネタバレするがピラルもレベッカもアニメでは死にますけど…。重ねて盛大にネタバレするがピラルは浮浪者に扮したサイバーサイコシスに殺されレベッカはアダム・スマッシャーに殺されるのでアニメで両方死ぬ運命にあるキャラクターの前日譚を描いている漫画,,,ということになる。今回発表された第一巻の日本語版には「アニメーション「サイバーパンク エッジランナーズ」でレベッカ役を務めた黒沢ともよによるボイスドラマ・単行本限定描き下ろしページ・サイバーパンク2077で使える作中聖地巡礼MAPが収録される」（4Gamer）という。グローバルに受けているIPだけあって世界各国マルチランゲージで刊行されるインターナショナルな漫画になるようだ。

元々の原案であるNetflixアニメ「サイバーパンク エッジランナーズ」はその作品自体がかってないほど絶賛されたものだ。アニメ制作会社トリガーのスタジオ始まって以来の傑作とされているだけあってスピンオフにも富んでいる。例えば既にゲヲログでも伝えたようにルーシー（こいつは生き延びて月に行きます）は「GGST」に外部キャラとして参戦することが決まっているし様々なスタンド商品に派生して商品ラインナップに組み込まれている歴然たる事実がある。ニコラス兄貴も絶賛したように間違いなく今世紀を代表するアニメーション作品のうちのひとつだったことは未だ記憶に新しい。そして原作ゲーム「サイバーパンク 2077」を原案にとったさらなる新作アニメの報まで最近入ってきたわけである（IGN Japan）。アニメ版初作が著しく素晴らしい出来だっただけにこれを超える感動があるのか？少なくとも期待だけは大・大・大といったところではあるよな。