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【「NieR」シリーズの影響下?】新作ローグライト3D-ACTシューティングゲーム「Coreless」必勝の布石【「Risk of Rain 2」の忘れもの?】

傑作2DローグライトACTシューティングの系譜に属する「Risk of Rain 2」は追加の大型DLCがダメダメだったことでSteamerには広く知られている。最近(5月)になって当の大型DLCの修正パッチが入ってかなり挽回しているがギアボのネガティブな影響の元で作られたこのDLCの「過去の清算」ができたとは到底いいがたいだろう。バグバグでリリースされたDLC・破滅的なゲームバランスを体現してしまった罪はやはり禍根として残っているのだ。そもそもゲームはそのDLCも含めリリース序盤がやはり重要だ。「ギアボは今後一切今作に関わるな」というレビューはログとして残ってしまっててDLC「過去の蛮行」は挽回しようがない。私は今後超長期的に見ない限り「Risk of Rain 2」はそのゲームとしての悪しき評価を事態打開できないと思う。大分の間酷評されていたDLCが大好評の本筋にまで影響を及ぼしてしまった。DLCは本来DLCであるがゆえゲーム本体の世界の拡張性を持つ。その拡張に失敗したという記憶「負の遺産」を覆すには例外的なロングスパンが必要なのだ。そんな中ようやっとこの似たジャンルで舞い降りたの...
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高度に抽象化された対エイリアンSF戦術級シミュレーションゲーム「Xenopurge」への期待感高まる

リリースを6日後(2025年7月12日)に控えた「遠隔操作でエリート部隊を指揮するタクティカルオートバトラー」を高らかに謳うシミュレーションゲーム「Xenopurge」への期待感が高まっている。このゲームは高度に抽象化されたシミュレーションゲームであり高級感のあるグラフィックスだとか3Dの豪勢な戦闘グラフィックスだとかがゲーム表現の手法として具現的にあるわけではない。そういったものとは無縁でありあくまで大局的な戦術級戦略立案が出来る対Xenos(所謂エイリアン)特殊部隊を指揮するゲームなのだ。あなたはコンピューター上のプログラマラブルな戦闘指揮をする司令官になるわけであってそれ以上はない。だがその価値は奥深いものがある。プレイヤーは「複数あるコンピューター画面から部隊が移動する施設のレイアウトを確認・捜索・回収・破壊を指示していく」こととなる。戦術画面はタクティカルに表現されていていわば大局的戦術級の特殊部隊シミュレーションゲームに近い。繰り返すように対エイリアン戦闘というとどーしても「XCOM」シリーズのようなスムーズアクション系のシミュレーションゲームを思い浮かべがちだがあれと違っ...
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ローグライクゲームを楽しみ効率よくクリアするためプレイヤーに必要とされる5つのポイント

石橋を叩いて渡るこれは端的に言うとリスク管理のことである。無駄遣いせず適切なタイミングを計りアイテムを活用することで無駄なリスクを抱え込むことが無くなる。「石橋を叩いて渡る」とは「慎重には慎重を期して物事を進めること」を示す日常的なコトワザだがローグライクゲームにおいてもこのコトワザはとても重要な意味合いを持つ。一番基礎的かつ代表的な事例を挙げるが回復アイテム類は適切なタイミングを計って使うべきなのだ。”無駄遣いをしない”とはこういうことである。地形などの環境を最大限活用するトラップや地形に気を付けながらそれらを最大限活用することを念頭に入れる。ドアや狭い通路はより気を付けて活用すべき重要なポイントである。例えばドアを無為に開けなければスニーキングアサシネーションが可能になったり狭い通路で敵の大群を迎え撃つことでそれら個体個体を相手取り各個撃破が出来るようになる。同じように特殊地形は最大限活用して敵との距離感を保って遠隔攻撃武器を駆使するなどはこれらのゲームにおける定石である。敵のパターンを頭に叩き込むローグライクゲームでは敵にパターンがあることがままある。これはその当該ローグライクゲ...
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KANAWO(カナヲ)制作&ドワンゴ・カラーのスピンオフ会社バカー配給の新作神竜育成ローグライトゲーム「DRAPLINE」~SteamにてEA配信済・高い評価を得る

新作ローグライトシミュレーションゲーム「DRAPLINE」が今俄かに注目を浴びている。同作は2025年6月30日にEAリリースされたばかりの出来たてホヤホヤのゲーム。開発は株式会社バカーのゲームマガジンブランド:Vaka Game MagazineとKANAWO(代表作「被虐のノエル」)が手掛ける。配給を担当するのはVaka Game Magazineという姿格好。KANAWO氏にとっては原点回帰作という立ち位置のゲームだという。価格1200円。さてではどんなゲームか。このゲームはなんでも食べるドラゴン娘(「神竜」とも呼ばれる)を育成し世界の終焉を阻止するために戦わせるというプロットを持つ。「神竜」はマジでなんでも食べる。Steamページによれば「肉・魚・岩・鉄・溶岩・山・他人の家も食べてしまう」とのこと。こういった食物種・食物量の多さに対応するように育成の方針としていくつもの√を用意しているほか一回のプレイが一時間で済むようになっているのでマジでローグライトとしての相性が良い点がプッシュされてる。また世界の終焉をもたらすという災いに相対し敵と戦う段になったらばこれまたいくつもの√取り...
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ゲームに飽和感を感じてしまうベテランゲーマにこそオヌヌメする「OBSライブ」

「OBSライブ」とはSteamに入り浸っている日々に飽きたなら「OBSライブ」を見るのはオヌヌメである。この「OBSライブ」とはおにたま(武田寧)が企画している古典的なゲームのYouTubeライブ放送である。同氏はプログラミング言語:HSP(Hot Soup Processor)の開発者でプログラミング教育に力を入れているかた。グループ「ONION software」の代表でありながら有限会社ツェナワークスの技術開発責任者でもある。「OBSライブ」のトリセツ「OBSライブ」は特別ゲストを呼んで様々なインタビューをする企画が主体の古典的なゲームの時代に焦点を当てている番組。番組ではゲーム作曲家(最近特に多いゲスト)・ゲーム制作者・ゲーム技術者・ゲーム雑誌編集者などを呼んでディープなディスカッションが毎回繰り広げられるのが最大の特徴だ。他にも最新のガジェットを紹介したりピンボールなどのオールドゲームスポットを巡ったりと企画はとても興味深いものが揃っている。注目コンテンツ:プレゼントコーナースタジオの装飾もクロマキー合成でされててアットホームな雰囲気でライブが進行するのが特徴的。また最大限注...
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悪夢版「ドラえもん」こと「タコピーの原罪」のアニメーション版放映~2025年6月末から開始される

悪夢版「ドラえもん」こと「タコピーの原罪」のアニメーション作品の放映が2025年6月末から開始された。原作に忠実ながらもアニメ版にしかできない映像表現を追求した作風が光るアニメ放映がついに始まったのだ。一見キラキラとした可愛らしい少年少女を描いたかと思いきや深刻ないじめの描画があったりと陰鬱な雰囲気を意図的に漂わせる作風。その衝撃的な物語のフロー・序盤のアニメーション。全六話のWebアニメ形式を取る予定。暴力シーンがしっかりと描かれていたりとショッキングな描画があるアニメ。そのため冒頭にてその映像表現ゆえ視聴に注意する旨がしかと伝えられている。またエンディングの後には人生に対する様々な解決策を提示するNetflixが運営しているURL(Netflixリソース)が提示されるなど視聴者へのショック配慮に事欠かないのが目につく。しかしこりゃ「少年ジャンプ+」の隠れた代表格というだけあって相当ショッキングな作品やな...主人公の少女:久世しずかは同級生:雲母坂まりなから深刻ないじめを受けている。...というのもまりなの父親は水商売を営むしずかの母親と恋仲にありそのせいでまりなの家庭環境がすさん...
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Steamゲームレビュー「Babel of Ystilia」

2025年4月3日にリリースされた伝統的ローグライク「Babel of Ystilia」。このゲームを今遊んでみて沼ってる。かなり良いゲームだと私は思う。デヴェロッピング・パブリッシングともにsundalikが手掛ける。価格920円。タイプとしては事前情報のローグライクと言えるだろう。...というのもワンターン前に相手の行動が大体わかるタイプのローグライクなのだ。もちろん予見できないものもあるが例外的で初見殺しってのがほぼほぼない。上手く対応できれば一回でクリアするようなローグライクヲタもいると思う。「こういうのをローグライクっていうんだよ!」byカナリーイエロー高速に動作するローグライクで読み合い...というよりかは事前の探り合いが熱い展開性を持つゲーム。ビルドの種類がとても豊富でそれでいて全体的にバランスに優れているので何回でも楽しめる。おそらくば収集要素の図鑑コンプリートにも実績が設定されているだろうからやり込み度も高い。8$あれば買える低価格な伝統的ローグライク。その割に完成度は極めて高い。ライフが少ないので一回一回の慎重さが求められ地味なグラフィクスデザインとは裏腹にプレイヤ...
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2025年7月6日~アニメーション「CITY THE ANIMATION」放映開始

2025年7月6日よりアニメーション「CITY THE ANIMATION」が本邦で放映される。ABCテレビ/TOKYO MX/テレビ愛知/BS11/AT-Xで放映される予定。ネット配信先:アマプラ。このアニメーション作品は原作にご存じ:あらゐけいいちによる講談社モーニングで掲載された「CITY」を取っている。アニメーション制作を担当するのは京都アニメーション。監督には石立太一が起用される。オープニング主題歌としてFurui Rihoによる「Hello」が採用されエンディング主題歌としてTOMOOによる「LUCKY」が採用されるという。既にPVは第一弾に次いで第二弾がYouTube上で公開されている。これらは「日常」に次ぐあらゐけいいちによる傑作とされる「CITY」の唐突でスキャンダラスな表現がシュールに映像表現されているのがよくわかるPVに仕上がっている。特に最新PV第二弾ではアニメーションのオープニング主題歌になっているFurui Riho「Hello」のプレ版が印象的かつ効果的に使われていて音楽性の高さと映像表現とのマッチングに”謎の感動”ができる配慮がされている。面白い!だが涙...
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ゲーミフィケーションは単なるバズワードか?【1.5&2.0同時投稿記事】

ゲーミフィケーションの実例東京都千代田区のゲーム系人材派遣業を主として生業とする株式会社リンクトブレインが「ゲーミフィケーション設計サービス」を正式にリリースした。このサービスは5つの要素から構成される。それがSurvey(調査)・Focus(ユーザー分析)・Select(軸の選定)・Apply(メカニクス応用)・Accept(実装・視覚化)の5つである。会社のHPによれば「クライアント企業は自社のアプリにおけるユーザーの継続率や満足度を向上させること」が可能になるという。価格50万円から提供。このプロジェクトはヘルス・生活・教育・販売・広告・自治の分野で既に利用されているということも明らかになっている。また「アプリの開発やデバッグ・負荷テスト・セキュリティ脆弱性評価などリリースまでワンストップで支援可能」ということも同時に明らかにされている。ゲーミフィケーション=単なるコンサル?私がわからないのはこのサービスが果たしてゲーミフィケーションの一貫と言えるかどうかという点だ。例えばこの程度の5つ程度のサイクル・スキームを回しているのは汎用コンサルでも十分できるものでありかつ事実として理論...
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【ゲヲログ傑作劇場(輸入記事)】「からかい上手の高木さん」傑作評価。今読んでないやつは中年になったとき読んで損してることに気づく…。

たしかにこのカップルはあっていいんだな。俺が泣きながら漫画読むときってのは演出に優れていてその共感の感情にかっさらわれる時が多いんだが、Amazonレビューにも実際ある通り、この漫画(特に7巻のラストのエピソードシーン)ってのは40・50歳なったときに実際本当に涙腺に感じるもんがあってこそ涙が出てるっていう漫画ですわ。何なんすかね、この種の類の涙は...。一言で言うと謎すぎる、そんな涙だ。たしかに高木と西片は組として亜流でありながらうらやましいんだけど、許せないカップルだとか絶対にいえない。マジで許せる。この漫画は今までに読んだことない漫画表現の元で描かれていて、この涙の流し方は間違いなくほかの作品で泣いたときと違う世界観がある(このレビューみてだまされた、とか「ぜんぜん泣けねーよwww嘘言ってんじゃね!」と思う人も多数いるやおもうけど、数十年後にその評価が変わると思う…)。読み手に「高木さんは俺の嫁!だけれどもそれ以前に彼女は西片の嫁!」ってしっかりと言い切れるタイプなんですよね。これは実際漫画をよんでりゃわかるようやけど、読者からすると工夫凝らされているタイプの(・∀・)ニヤニヤの...
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ホロライブの二次創作プロジェクト成果「ホロリバーシ」やBrace Yourself Gamesによる「Rift of the NecroDancer」へのホロメン楽曲のDLC実装に見る”多角化の自然性”

先だってゲヲログでもホロライブ関連のIPがSteamでゲームとして数多く公開されていることを記事にして伝えた。けっこうPVも集まっていて良い企画だったんじゃないかなと私は自画自賛して思う。そんなホロライブ関連のSteamIPだがホロライブプロの二次創作ゲームブランド:holo Indieはさらなる攻勢をかけているようだ。その新星が「ホロリバーシ」というゲームである。このゲームは2025年6月26日にリリースされた出来たてほやほやのリバーシゲーム。端折って言うとリバーシ=オセロの特殊版が遊べるゲームだ。価格は980円とお手頃な部類に収まっている。「ホロリバーシ」はホロライブの所属VTuberが多数登場するオセロゲーム。通常のオセロのルールで遊ぶこともできるほか【石を重ねるオリジナルのオセロルール】でも遊ぶことが出来る点がアピールされている。所属VTuberのイラストがあしらわれた石・ボイスなどがゲームデザインに採用されていてホロライブの持つIPの魅力が強く色濃く実装されているゲームだ。ゲームではシングルプレイも可能だがオンライン対戦機能も実装されている。ボイスは日本語のみ対応だが表記は日...
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ファインマンに学ぶ人間の生きる意味について

ファインマン(Richard Feynman)の逸話今回は路線を外して、ちょっとファインマン(Richard Feynman)の逸話を紹介しましょう。いろいろと事件が続いたので、落ち込んでいる人もいると思いますが、こういう時だからこそ、人間の生きる意味を考えてみよう。ファインマンは数度人生において結婚したけれども、数回離婚している。二回目に愛した妻、メアリーさんは考古学の専門で、物理学専門のファインマンとはうまくいかなかった。数回結婚したけど、やはりうまくいかず離婚しました。ファインマンの奥さんは最終的にはグウェネスさんだったけど、アーラインさんの思い出も実著であげています。これはそんなファインマンとアーラインの物語です。妻アーラインの病死ファインマンはロスアラモス研究所で働いていたとき、このアーラインさんを病気で亡くしています。彼はアーラインが死んだとき、すぐに研究所に戻って、同僚の問いかけにこう返したそうです。「妻は死んだ」とだけ。その後ファインマンは原爆製造の仕事にすぐ戻るわけです。なぜファインマンほどの人格者が妻を亡くした直後すぐに人殺しの道具を作ろうとしたんだろうか?ファイン...
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ゲーム系PG⇒汎用PGは行けるが逆は無理なことが多いワケ

ゲーム系PG⇒汎用PGは行けるが逆は無理なことが多いワケ私のマスター時代の客員教員が言ってたことなんだが,,,やっぱゲーム系のPGには優秀なヤツが多い。金融の先生がドラクエのチーフPGを雇ってシミュレーターの開発をしていたんだがめっちゃくちゃ有能であるとのこと。よく言われるけどゲーム系PG⇒汎用PGは行けるが逆は行けないことが多いということだ。これはなぜなのだろうか?結論から言うとゲームほど複雑なPG業務をこなせるということは汎用PGの職務を大幅に含有する「シミュレーションの話」であるからということになる。ひとつひとつこの場ゲヲログで考えてみたい。求められるのは超能力といっても過言ではない「シミュレーションの科学」まずゲーム系PGは求められるスキルが多すぎることが挙げられるだろう。グラフィックス処理・物理演算・AI実装・ネットワーク回りの整備...あまりに求められるスキルが多すぎてゲームを作るということ自体の難易度が極めて高いことが挙げられる。当然知識としても数学・物理学の知識・3D画像の技術・ネットワークも当然・音声処理に至るまで相当多岐にわたるものが求められる。新しい技術が実装され...
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追悼「約束」~千早の涙

あなたを失って心から悲しんであなたをはじめて人として失ったことを悲しんで心からそれを思いひきつなぐ糸があるということを学んだ人が生きるということがいかに残酷で苦しくて醜くてそれでもなお美しいことを学んだ明日の見えない今日だからこそいつでも一生懸命に生きようと君に教えてもらった未来は見えないからこそ希望の灯火が消ええないことを学んだだからもう泣かないと涙を流しながらそう思うあなたを失ったことで学んだことがたくさんあるから今日私が生きることで人は無限の未来と無限の過去とつながり刻(とき)の流れとしてあなたを見送ったその姿はきっと今私の道しるべになってくれると思う千早の回は演出ともに素晴らしかったですね。アニメ史に残る傑作だと思います…。それで今即興で詩を書いてみましたが。この音楽の合唱も素晴らしい。人間が生きるということはそれだけでどれほど酷でつらいことか、それでも一周してみて回ってみると、世界が変わって見える。押井の言うように、「人生はつらいもの」です。「小学生にとってもサラリーマンにとっても」ですね。ですが、それゆえの人生と今いる世界の美しさに涙できれば、人間の映える世界が違って見える...
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うたわれるもの-SS~「エルルゥの涙」

エルルゥの瞳には輝きがある。いつでも彼女の料理は最高だった。いつだって純粋で、だれよりも行いは潔かった。薬剤師としての素質もあった。勇敢さも合った。女性らしさもあった。戦争における戦闘は得意ではなかったが、サポート役としての才能は秀でていて、その能力は味方のだれもが認めるところだった。今、エルルゥは歌を歌いながら、みなと一緒に夢を見る。波吹く風に彼女はさらわれるように、意図せずともその風に乗ってしまうように、今でもかつての仲間たちと一緒に闘い泣き怒り笑いあった日々を思い出せる。仲間と一緒に闘い、仲間の死に涙し、仲間の傲慢さに怒り、そして仲間と晩酌を飲みながら笑いあった日々を思い出せる。無論、すべてが楽しかったわけではない。ただ、喜怒哀楽に任せて、純粋な精神性を持ちうることがいかに素晴らしいことかということを大戦前には気につかなかった…。ただ、今かつての過去を思い起こすと晴れ晴れしいものがある。無論すべてが、あまたが楽しかったわけではない。苦労もあった。涙があった。心が通じ合わない関係に悩んだこともあった。そして、なんといっても仲間の死があった。信じられないほど、大戦では多くの仲間が死ん...
学術

給付型奨学金・学費減免を狙うに当たり貴重な情報サイト「わしまる大学」を全力でオヌヌメしてみる

「わしまる大学」の概略解説この手のサイトで私が太鼓判を持ってお勧めする・多くの実績ある大学院生が太鼓判を持ってお勧めするのが「わしまる大学」だ。「わしまる大学」は「給付型奨学金」「奨学金返還免除」をコア情報として大学生活を主に経済面でより良くするためのノウハウを具体的に解説するウェブサイトだ。管理人:わしまる氏(国立大学院卒・博士)。最近では大手の奨学金提供企業が関連するレコメンドサイトとしてオフィシャルにオヌヌメもしているぐらい有名なサイトになっている。直近では奨学金の条件検索機能もつき地味だが高度なソリューションを提供する素晴らしいサイトである。とりあえずやってみよう!応募しなければ採択はありえないウェブサイト「わしまる大学」が凄いのはとりあえずやってみようと思わされる点だ。これは管理人のわしまる氏も何回も同じことを言っているが応募しなければ採択はない(ありえない)からだ。例えば何らかの企業が返済不要の給付型奨学金のプロジェクトで学生を募集していたとする。これをみすみすガン無視してしまうともちろん採択はあり得ない。どれだけ優秀な研究者であっても応募しなければ奨学金獲得も学費の減免・...
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韓国ゲーム大手KRAFTON~日本三大広告代理店のうちの一角ADKホールディングスを買収し同グループを連結子会社化 既往の伝説的グレーゾーンコンテンツ「のびハザ」「ドラえもんの最終回」などの二次創作が認められる?

6月24日韓国ゲーム大手KRAFTONが日本の三大広告代理店のうちの一角である株式会社ADKホールディングスの買収に合意したという。同広告代理店は「ドラえもん」「遊戯王」「クレヨンしんちゃん」といった日本において国民的に人気の高いIPを多数有する企業。買収金額750億円(ロイターの記事によればこの金額は円ドルの時価換算で5億1621万$にもなる)。間違いなく日本のエンタメコンテンツの歴史に刻まれる規模の巨額買収だ。この買収によりKRAFTONはADKホールディングスの100%の株式を取得することとなる。事実上韓国の有力なIPエンタメ企業がADKグループを連結子会社化することとなるのだ。本買収事案は「2025年1月に発表した海外マーケティング事業の再編に伴う米国STAGWELLとの協業に続くパートナーシップ」となるということがADKのウェブサイトにてわかっている。むつかしいことはよくわからんがどうやらソースによればBCJ-31やベインキャピタルが此度の買収事案に一枚嚙んでいるようだ。韓国に本社を置くKRAFTONは世界的に知られた2007年始動のグローバルIP企業。創業当時はかってNEO...
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OMORI-SS「愛しのスイートハート」

ヒロに一目惚れした後スペースボーイとすぐ婚約.幸せの日々待たずして翌日にその婚約は破棄され.海に向かいクルーズ船をジャックしたものの.愛でてくれる観客は誰もいない.さらに海岸沿いを鉄球を片手に振り回し.こう叫んで転がりまわった.「王子様を探しに来たのよ!」って.けどあたしを愛でてくれる(と勝手に思っている)のは.浜辺で屯うイルカさんだけで.セレブ御用達マーメイドスパ(自家製).飾られた貝殻の王冠(即席).より美しさを際立たせるビキニ風のドレス(マジでセクシー❤).流木のステージ(流れ着いただけ).クラゲのスポットライト(勝手にそう思っているだけ).そして浜辺に書かれた「I ❤ ME」の文字(さっき自分で書いた).海の表面に映るあたしは本当に美しい.鏡に映ったあたしはもっと美しいのに.波の音は唯々静かに囁くだけ.その音はこう聴こえる.「スイートハート...嗚呼愛しのスイートハート...」こうなったらあんた自分自身と結婚する勇気ある?▶はいいいえ
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アカポスの女性限定公募は妥当なのか?イリノイ大学助教山田かおり先生とXerオーキド博士の論争をまとめてみた

論争の発端アカデミックポジションの女性限定公募や理工学系の大学入試における女子枠に関する取扱い方がX界隈で論争になっている。様々な意見があるがまずひとつの論争を振り返ることでこの状況を冷静に解釈する余地を生み出したいと私は考えた。この論争は主としてアカポスにおける女性限定公募の問題に特化したもので女子枠の課題に関する言及ではない。まずはイリノイ大学医学部薬理学科助教(Assistant Professor)山田かおり先生~経歴に関してはご自身によるnoteに詳しい~の問題提起から振り返ってみたい。 山田かおり先生の提起・女性教員限定公募が国公立に多いという不満がある.・私立大学だと女性教員率27.5%だけど国立大学だと18.7%.・女性を増やさないといけない動機が国立の方が切羽詰まってる.これに対するXerオーキド博士の返答・性別の偏りをなくす試みは理解しがたいわけではない.・だが女性が多い看護師や男性が多い自衛官に関して同じ問や試みがないのはなぜなのか?これに対する山田かおり先生の返答・政府目標の3割は助教職種では達成している.・教授や准教授ではまだ3割に言っていないのでこれらの職種...
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株取引をテーマにしたローグライクデッキ構築型ゲーム「Insider Trading」に見るゲヲログのメディア運用目的との同一性

株取引をテーマにしたローグライクデッキ構築型ゲーム「Insider Trading」に対する期待が高まっている。開発・配給ともにNaiiveが手掛ける。2025年リリース予定。あくまでリアル系の株取引シミュではない。「無限のビルドとゲームを破壊するシナジー」でもってして「市場を崩壊させる体験」を味わうゲームになるらしくあくまで架空取引のゲームであることには留意されたい。Steamでもいくつかある株取引シミュはぶっちゃけ評判が悪いものが多いのも事実だ。カードの力で市場を操作して...デッキを戦略的にプレイ...チャート生成を手中に収め...市場を狂気に追い込む究極のコンボシナジーを構築する...これがゲーム「Insider Trading」のプレイスキームだ。カードは最適化(追加・削除・強化による再構成)が出来て各カードで構成されるシナジーと効果を次々と振り絞っていく。カード構成によって新たな戦略を練って市場を赴くままに操作するというゲームになるようである。だからインサイダートレーディング...というわけだね。スキームを実行に移していく中で自分という株主の力をインサイダー取引(内部者取引...