エンタメ

エンタメ

思うところがあってニジェール出身の漫画家が描いた漫画買ってみた

けっこう面白そうだったから興味本位で買ってみた。輸入ということで一冊を仕入れるのに2500円ぐらいかかり高くつく。日本語で一番詳細な説明が付いて回っているのがpixivのページのようだ。ニジェール出身でフランス在住の漫画家Issaka Galadimaが作画担当(普段はITエンジニア)でアメリカの起業家Frederick L. Jonesが原作者(ゲーム会社の経営者であり漫画ブランドSaturday AMの設立者)のようである。漫画自体は12才の黒人少女CASTを主人公に据えている。彼女の夢は問題解決屋SMITHの一員になること。ただしSMITHは女性を構成員としないのが基本だしましてや黒人少女なんぞ加えたりしないのが常識的な感覚。SMITHの一員になるという少女の夢は成就するのか?そしてCASTを待つ冒険活劇はどんなものになるのか?まあこんなところがストーリープロットである。このプロットは原作者の経歴背景に裏付けられているようだ。どうやら原作者のFrederick L. Jonesはノースカロライナ大学チャペヒル校(University of North Carolina at Ch...
エンタメ

「イカゲーム」というゲーミフィケーション

「イカゲーム」というゲーミフィケーション 「イカゲーム」シーズン2全7話を見て直感でわかった。これはシーズン1を超える傑作だと。シーズン1を見た限りではここまで人間の汚い面を見せられたことがなかった。むしろ義理や人情に支えられてシーズン1は構成されていたがシーズン2はシンプルに人間の汚い面を視聴者に見せている。キーワードはいくつか設定できるだろう。私は三つのセンテンスに分けてこのシーズン2を総括したいと思う。まず”ゲームのための再ゲーム”というキーワードを選んだ。次に”選挙性と分断性”というキーワードを選び最後に”内外性と暴力性”というキーワードを選んだ。この三つのレベルに分けて「イカゲーム」シーズン2を解析してみよう。”ゲームのための再ゲーム”シーズン2の冒頭は主人公のギフンがゲームの在り方を巡って策謀を繰り広げるところから始まる。だがゲームの黒幕を倒すための策謀は見事に失敗し頓挫する(これがシーズン2内でいう”プランAの失敗”である)。次にプランBにフェーズは移動する。つまりギフンがゲームに参加しおとりとなることでゲームの本拠地をスパイングして別動部隊がそれを重火器類で叩くというフ...