mihimaruGTの楽曲はやはりいい曲が多い。あの手この手を使っているというよりかは真摯に作曲された曲目に合わせてラップパート・歌詞のあてはめ方の面で優れている楽曲が多いのだ。ゲーソンアニソンに近い発想で作られた楽曲とかユニットされたアーティスティックな楽曲が多いので飽きないグループだと思うんだ。というわけで思うところがあって三曲だけに絞って今更mihimaruGTというユニットを振り返ってみる企画を（勝手に）始めてみる。
一曲目は言わずと知れたmihimaruGTの代表曲として知られる「気分上々↑↑」。ユニットを代表する楽曲として間違いなく筆頭に挙げられることが多い楽曲だ。hirokoのハスキーボイスのメインパートとmiyakeのラップパートがうまくミックスしあい自由自在かつ絶妙なコンビネーションでもってして構成されるアップテンポでパリピな一曲。鳴かず飛ばずだったmihimaruGTブレイクのきっかけとなった一曲。
二曲目「幸せになろう」はmihimaruGTの隠れた名曲としてファンの間では有名。静かげなメロディと感傷的でメロウな歌詞が特徴のTheバラードな楽曲。辛さを乗り越え幸福をつかむ（ことを望む）過程を歌詞にある通り”大切に”歌い上げた一曲。結婚式の定番曲としてもかなり有名でYouTubeでもその旨が多くコメントされている。YouTubeでは視聴回数が少ないのがあまりにもったいないという声多数有。
三曲目は「Love is…」。ユニットmihimaruGTの曲目の中でもモダンな作風で彩られた音程の高低をうまくつかんだ完成度の高い楽曲。YouTubeのコメントではmihimaruGTの中で一番の曲目と仮定する声もでかい。ファンならでは。メインメロディーの持つ綺麗なパートと歌詞の入れ込みかたにとても優れていて何回聞いても新鮮さを感じるとの定評有。バラードというよりも表現はリズム＆ブルースに近いかもしれない。
残念ながらmihimaruGTが無期限停止して十年以上の年月が経つ。その間メインボーカルのhirokoはソロ活動を再開させたりmiyakeは多彩な才能を活かして音楽活動を旺盛にこなしたりYouTubeで再評価が為されたりしている。ユニット再結成を望む声はやはりでかいものがある。それはその音楽性にあまりに現代性があるから故だと私は思う。音楽ユニットmihimaruGTの名曲はファンの根強い支持もあってかあまり色あせない曲風が多いのは確かなんだろうな…。
