アニメ版シーズン1及びシーズン2に続きとうとうその劇場版映画が公開される。双葉社の雑誌「アクション」にて連載中の人気漫画「小林さんちのメイドラゴン」のことだ。副題に「さみしがりやの竜」とある。製作は「聲の形」「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」などを代表作に持つ京都アニメーションだ。この劇場版は2024年9月京アニによる2025新作発表会にて明らかにされたもの。「心温まる家族と絆の物語」が紡がれるという。2025年6月27日封切予定。[公式ウェブサイト]
元々この原作漫画はクール教信者によるものでコメディを主軸としながらもその実けっこう感動的な作風で描かれている一作。同作者はこの一丁目一番地の代表作「メイドラ」の他に「旦那が何を言っているかわからない件」などで著名。いずれの漫画も「王道を行きながらハイブリッド(雑食)」とでも表されるような形式で連載されているという特徴がある。若干広めにスパンを取ると「小森さんは断れない!」で知ったコアなファンも多いことだろう。「ピーチボーイリバーサイド」の存在を知る者は相当の重傷者なはず。作者は漫画原作者としてもマルチに活躍中。[Wikipedia]
公開されている情報からの推測に過ぎないが今年6月末に公開される「メイドラ」劇場版は登場人物のカンナにその物語のフォーカスが当たっているようだ。どうやら竜の世界に呼び戻されたカンナを主人公でSEの小林さんとその相方で最強クラスの強さを持つドラゴン:トールとで再び人間界に助け出す物語が紡がれるらしい。これはキャストを務めるカンナ役:長縄まりあ・小林さん役:田村睦心・トール役・桑原由気らによる「公開決定キャストコメント」とタイトルされたYouTubeの動画でも暗に明らかになっていることだ。監督は京アニの石原立也が務める。[公式ウェブサイト]
オープニングテーマ曲はアニメ版に引き続きfhánaが担当する。曲名は「涙のパレード」。またその挿入歌にコトリンゴによる「ねがいごと」が採用される。エンディングテーマ曲は小林幸子による「僕たちの日々」となることも明らかになっている。映画公開日の2025年6月27日には伊藤真澄による本編サウンドトラックとこれらの表題曲らが収録された完全な全曲集が発売される。明るくもしっとりとした感情にうったえかける曲調がポイントになるように思える。[ランティス]
本劇場版の原作漫画はシリーズ累計発行部数が380万部を突破している人気作品。元々は上述のドラゴン:トールと人間:小林さんを中心とした竜と人間世界それぞれのコミュニティーの交流を描いたもの。売上に裏付けられるように漫画原作はユニークな世界観と魅力的なキャラクタリングがウケにウケて特別フルカラーコミック版二冊も発売されているほかついぞSTGにまでスピンオフされている。STゲーム(販売はブシロード)のほうは実はコンソール以外でもSteamにおいても配信されたし原作は知らずともゲームのほうからそのIPの存在を知っている方もいるかもしれない。[Wikipedia][ゲーム版公式ウェブサイト]