【観察「Nintendo Switch 2」】任天堂の「半占有プラットフォーム」は市場で失敗する

マルチプラットフォームの先達はすでに我々の手元に

すると一概にはそういえないものの「PC展開の可能性は残されている」し現に「スマートフォン向けにはそもそもマルチ展開されている」という事実が提示された。続いて「直近のニンダイを見てそう思わないか?」と投げてみた。すると「サードパーティのIPが増えている」「クラウド型のタイトル数も増加している」という見立てが出てきた。納得の結論である。最後に「Switch2ってマルチプラットフォームタイトル多くない?発表によれば」を投げてみたところ,,,「完全独占主義から少しずつシフトしているかもしれない」との答えが。

ChatGPTに聞いてみた結果

「サードパーティタイトルが増えて半分になった」とChatGPTは指摘する。そしてもう半分が独占タイトルになるとのこと。つまり任天堂のゲーム機は「半占有プラットフォーム」になるというのだ。これでは任天堂の未来はあまり明るくないと私は感じる。やはり旧来のハードはもう時代遅れでPCを買うべきなのだ。これについてはゲヲログでも既存記事でさんざん解説・説得してきたので今更もう多くは言うまい。現に見た感じ期待できそうなのは上述の「ストリートファイター6」のクロスプラットフォーム展開以外では「Enter the Gungeon 2」が発表されているぐらいではないか(無論スト6にせよガンジョン2にせよSteamに対応する)。

任天堂の「半占有プラットフォーム」は市場で失敗する

確かに任天堂のハードは今に至って未だに魅力的だ。だがゲームが汎用化しシミュレート化する中で独占タイトルの囲い込み運動は明確に否定・批判されるべきである。民間資本のありかたを巡っても公的な政策と同じくありとあらゆる規制は現代において基盤的な意味を構成しえない。規制緩和と構造調整が民間企業に浸透する新自由主義的なリバタリアンな考え方とアナキズム的な創造主義のどちらに話が転んでもこの傾向は否定できないのである。長期期に見れば「任天堂の「半占有プラットフォーム」は市場で失敗する」と私は考えている。

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