SteamでリリースされたローグライトFPSに思うところを全力でまとめてみた

ローグライトFPSというゲームジャンルを語るにあたり私なりにこれらのゲーム群をプレイし尽くしてきたつもりだ。結論から言うととても期待できそうだがまばらなタイトルもまた多いジャンルということとなる。現時点でSteamでローグライト&FPSのダブルタグが付いているゲームは300前後あるので全てをプレイできた訳では無いがかなりの数を当たってきた(という自負はある)。

ローグライトFPSの中でも間違いなく一番有名なのが「Gunfire Reborn」だろう。動物系のポップなデザインを持っているゲームだがその実ハードなCoop-FPSという印象を私はプレイして感じた。文句の付けようのないエンタメ性を持っているFPS。「FPS・Roguelite・RPG内容を備えたアドベンチャーレベルのゲーム」(Steamより)を謳っているがその言葉通り本格的なFPS。

脱出系FPSとして知られるローグライトFPS「SULFUR」は神ゲー兼クソゲー(笑)であることはゲヲログでも指摘済み。序盤は良いんだが終盤尻つぼみになってしまっている感は否定できまい。ローグライトゲームにありがちなこのシステム設計上のトラップはゲヲログでも重々長文でもってして指摘したのは記憶に新しい。

「ROBOBEAT」はブーマシューター系のローグライトFPSとでも言うべき作品か。それだけ射撃面でのゲーム性は高いものがある。リズムシューターとしてよくよく比較できるのは「BPM: BULLETS PER MINUTE」だと思う。こちらも音系FPSとして優れているゲーム。双方がこのニッチなジャンルでの代表的神ゲーといって差し支えないだろう。これらのゲームは音反応とFPSを融合させた先輩格なはずだ。

「GUNHEAD」「MOTHERGUNSHIP」と同じく粗削りなデザインを持っている。Alientrapの開発したゲームはゲーマの期待には応えきれなかったとは思う。これは既往作の3D版になっているので本来だったら”圧倒的に好評”か”非常に好評”を得ているはずのIPだ。その点「MOTHERGUNSHIP」も”やや好評”で立ち止まっている感は否定できない。

「Vampire Hunters」はシステム的に独自路線で素晴らしいゲーム。というのも「Vampire Survivors」のFPS版という評価であるからだ。ごった煮で武器を抱えて戦う形式の「Vampire Survivors」フォロワーと言っていいのではないだろうか。複雑さを排除してシンプルに徹したがゆえに高評価を得ているゲームという印象。

「Battle Shapers」は最高のロボティクス系FPS。私も最後のボスまでプレイしたが難易度の高さと飽きのこないゲームプレイは今でも印象残っている。強化のロールプレイとプレイヤーのスキルアップが程よくブレンドされていて中毒性がある。たぶん20時間はプレイしたんじゃないかな。はじめはファーストステージのボスも倒せないぐらいの難易度だがプレイスキルがアップしていくとバンバン倒せるようになる。爽快性も高い。

さて書ききれないほど書いてみたがまだある。「Witchfire」は普通に神ゲーであることはゲヲログでも説明済みだし「Immortal Redneck」も必ず続編を作るべき傑作ローグライトFPSの一遍としてゲヲログで指摘済みだ。「Deadlink」も素晴らしいSFの世界観を持っている作風。難易度は高いものの極めて優れているFPSと言えるだろう。

こうして見てみるとわかるがこのジャンルでのSteamでのユーザレビューは十二分アテになっている。これから出るやつでは「AFTERBLAST」「Slyders」「UNYIELDER」らに強い期待がかかっていると思う。神ゲーも多いけどいまいち期待に答えられなかった良作どまりのものも多い。ビジュアル的に受け付けにくい荒削りなデザインゲームも多いしその逆もままあるジャンルだと思う。

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