Steamゲームレビュー「アーシオン」

Steamで2025年7月31日既に発売されSwitch/PS4/PS5/Xbox Series X|Sでは2025年9月DL発売予定かつMD互換機向けパッケージ版が2026年発売予定の注目刮目のSTG「アーシオン」。これまでゲヲログではその動向こそ追ってはいたものの積極的に記事にはしてこなかった。Steam版を買った機に私がこのタイトルを俯瞰してみる。結論から言うとこのタイトルに関しては「良く出来ていて遊びがいあるSTG」に巧くまとまっているという意見が集まっていて私自身そのように感じるところである。

「アーシオン」は株式会社エインシャントのシャチョーである伝説的なゲームクリエイター・ゲームコンポーザーである古代祐三が手掛ける新作STG。プレイヤーは突如現れた地球外侵略者に対して反旗を翻すため希望託された環境調査員:小鳥遊アズサ(タカナシアズサ)となり最新鋭宇宙戦闘機「YK-IIA」を駆り戦うこととなる。人類の未来への道筋を照らすためにはこの戦いにおいて決して敗北は許されない。ストーリを見る限り「よくあるあるw」っていう感じである。

前述したように既にゲー厶へのレビューもSteam上で集まっていてそれらには初心者から上級者までよくよく遊べる設計配慮がされている…というものが多い。メガドラの時代のSTGを現代に復活させたようでかつバランス感覚に優れた一作になっているとする意見が多いのだ。事実上コンシューマー版の発売は数月分遅れたためメジャーなレビューはSteamでしか見て取れない。だが現時点でそれらの意見を集約しSTGとしての特徴を具体的に列挙して言うと…

・実機16bitハードウェアでのプレイを想定して開発されたこの時代だからこそ作れる真のレトロSTG

・用意された種々のウェポンの切り替えシステムを主軸とした撃ち込みがいと攻略しがいのあるゲーム性

・一方で特異なスクロールシステムやオーソドックスな地形システムも実装し独自色がきっちり光る

こうしたポイントが高く評価されているのだ。またこれまでゲームコンポーザーとして国内外で高く評価されてきた古代祐三が本作のミュージック制作を担当した点も当然見逃せない。今作のコンポージングにも”古代節”はいかんなく発揮されていてその精緻な作り込みが極めて高い評価を得ている。BGM専用モードとも言えるサウンドテストのモーディングも搭載されている。総じて安心できるゲーム設計が作り込まれていて”外れたポイントが極めて少ない”そんなゲームに仕上がっているのだ。

現時点で予約受付中のSwitchおよびPS5向けパッケージ版は通常版とデラックス版の二種類がある。通常版に封入特典として表裏ジャケット&マニュアルが・さらにデラックス版には通常版特典に加え三方背ケース&トレーディングカード&アートカード3枚&オリジナルサウンドトラック&ステッカーシート&「YK-IIA」のアクリススタンドが同封されることも明らかになっている。いわば特典が欲しいならばこのパッケ版買えば良いんじゃね?っていう感じ。

個性的なゲームハードメーカである8BitDoのブランド名の下にいわば”アーシオンモデル”のコントローラも発売される。「8BitDo M30 Bluetooth Gamepad – Earthion Edition」のことだ。総じて見るとこの「アーシオン」は相当特徴あふれるゲームになっていると言える。それはSTGというゲームジャンルの持つレガシーやゲームコンポージングの持つレガシーを正当継承しさらに発展までさせた一作を目指し有限実行したから。これは事前に古代が各種メディアで言及しているから間違いない。

〜ゲームファンならばぜひ積極的に買うべき一作である〜

タイトルとURLをコピーしました