Steam:Moonlighter 2: The Endless Vault
2018年に発表されたローグライトARPG「Moonlighter」の続編。前作は店舗経営とローグライト冒険譚をマージさせたような一作だったがコンセプトはそのままに各要素を強めてカムバックする。冒険の基礎となるダンジョン探索要素以外にもビジネス開拓要素などが追加付加されるという。そのSteamストアページによればこの続編新作は4つのキーワードで詳しく表すことができるという。
・リスクなくして成功なし
実はこのゲームはバックパックのゲームでもある。簡単に言えばダンジョンの深部に進めば進むほど貴重で高価なアイテムが手に入る。その分ダンジョン踏破の難易度は上がっていくので上手い具合にリスク管理をしなければならない。バックパックの中身を失いたくなければ顕実にダンジョンをクリアリングしなければならないがその分大きいリスクテイクをすることが強いられる。
・経済は眠らない
前述したように前作と同じく経済システムが実装されているのがこのゲームの特徴だ。店舗経営においては価格調整ができるほか店舗の装飾も調整が可能。利益を最大化するために店舗経営のマネジメントを徹底する必要が生じる。まさに”経済は眠らない”。
・さらなる商売繁盛へ
「住人たちのビジネスに投資すればよりよい武器、防具、アップグレードが手に入る」(Steam)。商売繁盛のためにはトレスナ村の住民に対する投資が必須になることも明らかになっている。投資があるからこそ大きな利潤が生まれる。自分の商道を究めるために村民にお金を渡して経済を活性化させるのだ。この点で資本主義的な拡張要素が前作よりも強まっている点が強調されている。
・新たな住まい
トレスナ村に自分の住居を構えて村の発展を見送る要素もある。「きっぷのいい武器職人や軽妙洒脱な魔法使いなどなど、たくさんの住人に会えるぞ。装備のアップグレード、装飾品の購入、はたまた目的のないぶらつきもできるトレスナは、きっと離れられない場所になるはず」(Steam)。
前作から好評なゲーム性はこのゲームの開発スタジオDigital Sunの有能さに裏付けられている。ゲーム業界の巨星Riotと提携して作ったローグライトACT「メイジシーカー: リーグ・オブ・レジェンド ストーリー」のほかインディーシミュレーションのパブリッシングで著名なHooded Horseとも提携して作った独特な建築シミュレーションゲームである「Cataclismo」のデヴェロッピングで知られる開発スタジオである。ゲームは基本日本語実装されないが日本人コミュニティーの受け次第では今後それが実装されることが予期されている。ですので是非皆さんでウィッシュリストに入れてリリースされたら買いましょう。