そのブランド復活からクセの強い良ゲーを多くリリースしているMicroProse 新FPS-IP「Dagger Directive」にかかる期待

そのデヴェロッピングをArcane Alpacasが・パブリッシングをMicroProseが手掛けるFPS「Dagger Directive」の情報が徐々に明らかになってきた。幸いなことにそのSteamページの解説文も日本語で書かれているしゲーム自体も日本語字幕・日本語インターフェースに対応する予定だ。SteamページによればこのFPSはタクティカル系に属すものになることが明らかになっている。プレイヤーは特殊部隊・タスクフォースダガーのメンバーとして3つのキャンペーンミッションに挑むことになるのだ。

タクティカルFPSにしてはプレイヤーに委ねられる自由度が高くミッションに挑むに当たり所持装備と戦闘時間帯を選択することが出来るという。ふつーこういうFPSは明確にdeadlineが決められていることが多いが今作のSteamページの説明書きによると「迅速でもゆっくりでも好きなように行動できる」「大きな音を出しても静かにやってもいい」(原文ママ)という。ミッションの達成までに至る方法論は自分で考えてできるFPSになるというのだ。3つのキャンペーンは次のように構成される。まずベーリング海での環境テロリスト対応・次に南太平洋での国際犯罪防止・最後に東欧における極右勢力の排除…この3つだ。

装備はガチで細かいところまで整備可能なように設計されている。重さとインベントリの空きには配慮する必要があるがサブマシンガンを持っても良い・アサルトライフルを持っても良い・狙撃銃を持っても良いとプレイに最適な自由な兵装を所持装備に組み込むことが出来るという。またシミュレーション面でも凝っていて質量・距離・速度・重力らをこのゲームの独自物理エンジンが司っている。狙撃するときは相手との距離をスコープで把握することが求められるし投擲武器を駆使するときはその破片の挙動にも配慮する必要性が生じる。それだけリアルなFPSなわけだ。

ミッションの環境面にもこだわりがある。ミッションエリアのスケール・1日の時間帯・植生といった環境は戦闘における利用すべき要素だとされている。植生を上手く活用して射撃を行うだとか夜間装備を上手く使うだとかプレイヤーに委ねられる選択の幅広さは特記すべき点とされているのだ。そんなFPS「Dagger Directive」であるがその最新のDevBlogによれば早期アクセスが2025年6月3日に開始されるとの見込みが立っている。MicroProseはそのブランド復活からずっとクセの強い良ゲーを多くリリースしていることで知られる。例にもれず今作にも強い期待ができそうだ。

※文章Steam:Dagger Directiveより引用

タイトルとURLをコピーしました