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私がFPS「Killing Floor 3」に多大なる期待を寄せる5の理由

他のFPSと違って特色がある「人を導く者は強制をするのではなく自ら模範を示しなさい」~孫武(中国の兵法学者)~このゲームは他のFPSと違ってよくある似たようなゲームじゃない。未だに二大巨頭とされる「BF」「CoD」だけどゲヲログもかって述べているようにこれらのIPは”うんち化の現象”に遭遇していてハッキリ言ってつまらんIPになってきた。シングルFPSが息を吹き返してそのストーリー性や特徴性が昨今見直されているという論が強まって久しい。シングルFPSは復権してきたんだよな。その最中FPSはマルチ化しているものを中軸として類似性の問題に徹してしまった。似たようなゲームが乱造されその一方で様々な試みがFPS界隈でにぎわってきた。タクティカルFPSやシングルボディカムFPSなどなど,,,古典的に言えば所謂ブーマーシューターの復権も見ていると我々は言っていい。じゃこの「KF3」がブーマーシューターと言えるか?そうじゃないんだよな。単に撃ちまくりのゲームじゃないんだ。
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なぜゲームとSSDは親和性が高いのか?

最近話題のSSD今更なんだけど,,,ゲームとSSDっていったら相性は最高。というかSSD自体が最高。最近Steamでも要求ストレージスペックにHDDが表記されてなくてSSDが表記されていることやレコメンドされていることが格段に多くなった。例えばゲヲログでもかって解説した「バトルシェーパーズ」なんてその典型例。次の画像はその表記。"SSD recommended."ってあるじゃない。最近じゃこれに留まらずSSD必須っていうものも多いんだよな。SSDデフォで搭載してゲームファイルはSSDに置けよと。まあノイマン型のコンピューターの解説は別所に譲るがそもそもなんでSSD?っていう疑問を持っている方も多いだろう。今時PSシリーズだって最新機種はストレージ環境が全部SSDだろう。これはなぜか?ってことを解説しようと思う。なぜゲームとSSDは親和性が高いのか?SSDがHDDよりも優れている点にロード時間の短縮っていう要素がある。SSDはデータの読み書きが格段に速いためゲームのローディングやレベル移動の際にかかる処理時間がHDDよりもかなり短縮されるんだ。SSD使ってて思うのは「HDDじゃこんなに早...
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「ゲーミフィケーション」と「ゲームフルデザイン」の違い

「ゲーミフィケーション」と「ゲームフルデザイン」の違い「ゲーミフィケーション」と「ゲームフルデザイン」の違いとはなにか?これについてはセガXDのHPがとても参考になる。それによれば「ゲーミフィケーション」は「ゲームフルデザイン」を内含するものだという。より詳しく説明すると”ゲーム要素の非ゲーム分野への応用”のことを「ゲーミフィケーション」を指すのに対して「ゲームフルデザイン」は”ゲーム要素を応用した体験設計”のことを指すという。この違いとはなにか?「ゲームフルデザイン」は”内発的モチベーション”を意味する前者がポイントシステムやバッジシステムやランキングシステムに代表するように”ゲームシステムをゲーム以外の分野に持ち込むこと”を指すのに対して後者はかなりわかりにくい。後者はより詳しく言うと”ゲームデザイン全体の効果によって意義ある体験や内発的モチベーションを期待すること”である。「Gamification」が外発的な概念なのに対して「Gameful Design」は内発的なデザインである点で相違がある。うん,,,自分でも違いがわからないので事例をあげるね。「ゲーミフィケーション」の事例...
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【猫版「Wizard of Legend」?】新作魔法シナジー系ローグライト「Wizard Cats」へかかる期待

これは新生【猫版「Wizard of Legend」?】とでもいうべきか。BigFrogg Studiosがdev&pubになって手掛ける魔法系ローグライトの一作「Wizard Cats」への期待が高まっている。公開されている動画から垣間見るにこのゲームは小さめのフィールドを舞台にした3Dドット風のグラフィックスが丁寧に光る一作のように思う。所せましと魔法使いの猫が躍動する魔法シナジーものとして見て取れるゲームであることに間違いない。邦語sourceで解説しているとこがないのでゲヲログが勝手に変わり身になろう。このゲームプレイにおいてプレイヤーは魔法使いの猫となって魔法道を究めることとなる。ゲームの最終目的は”究極の魔法使い”になること。Steamページの文章からはゲーム自体がかの傑作ローグライトVSからの影響も受けているように感じる。というのもSteamページの説明書きにあるように「無数に押し寄せる小さな動物の大群と戦い抜かなければならない」ゲームだというのだ。「ポータルを使ってレベルを渡り歩き待ち受ける熟練のウィザードたちに挑みましょう」そのスペルメカニズムの道はほぼ無限に用意され...
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傑作ACTRPG「CrossCode」の開発元:Radical Fish Games 前作を踏襲しブラッシュアップした新作「Alabaster Dawn」に関する情報を逐次公開

傑作ACTRPG「CrossCode」の開発元であるRadical Fish Gamesが新作ゲーム「Alabaster Dawn」に関する情報を逐次公開している。どうやらそれらの情報を見る限り新作「Alabaster Dawn」も前作を踏襲したうえで方向性はそのままによりクオリティをブラッシュアップしたJRPG風のACTRPGになるようだ。なおゲーム「Alabaster Dawn」は(かつてゲヲログでも伝えてきたように)「Project Terra」というコードネームが割り振られていた一作である。情報によればこのACTRPG「Alabaster Dawn」の対応プラットフォームはSteamで2025年後半にEA配信予定だという。既にURLを取得したHPも公開されていてEA配信までの準備は着々と進んでいると見ていいだろう。Steamページも発表されていて現に公開されている関連Steamニュースページにおいても「デモ版の作り込みと公開に向けた動きが進んでいる」ことが伺い知れる状態にある。詳しい情報は昨年書かれたAUTOMATONの記事が良く書けている。ここで二の足を踏むまでもない...だ...
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ゲームにまつわる用語をまとめているウェブサイト5選

①ゲームづくりに役立つ用語集|ゲームメーカーズ「ゲームづくりを行うすべての人に情報発信を行うメディア」を語るゲーム関連情報サイト:ゲームメーカーズのウェブサイト。その目的が示す通りゲームで遊ぶために必要な用語だけでなくゲーム制作の側からみたゲーム用語についてまで解説しているのが特徴。運営はゲームそのものを作るだけでなくゲームイベントを開催したりUEにまつわるコンサルをやったりWEBメディア運用をしたりしている株式会社ヒストリアによる。
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Steamゲームレビュー「Neon Abyss 2」

ゲーム「Neon Abyss 2」のEA配信が本日7月17日に始まった。本記事執筆時点で価格2070円の限定的なセール(10%引)が行われていてEAながらそれなり値が張るタイトルになっているが私も躊躇なく買ってプレイしてみた。結論から言うとかなり好感触を抱ける内容である。dev:Veewo Games, pub:Veewo Games & Kepler Ghostの布陣で作られ発表された2D横視点ラン&ガンの系譜に属するローグライトACTゲーム。ナンバリング2となっているからファーストタイトルがあったわけである。続編として純粋に作られたゲーム。システムに変更点はほぼなくボリュームを上げただけの続作と言ってもいいだろう。唯一大きな変更点を挙げるとすればオンラインマルチプレイ(Co-opプレイ)に対応したところだろうか。前作はオンラインマルチプレイには対応してなかったのだが今作から4人までのCo-opに対応している。devとしては特にここに注力していてスタジオ初のマルチプレイタイトルという点を今作の持つ最大の魅力またアピールポイントとしている。ゲームはSFの電脳世界をテーマに取っていてここ...
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Steamで注目すべき日本語で遊べる高評価ギャンブルゲーム5選

Buckshot Roulette 「一度の過ちは数に入らない」~ミラン・クンデラ(チェコの作家)~ショットガンによるロシアンルーレットをテーマにとったギャンブリングゲーム。どっちかっていうと運の要素が強くて純粋なギャンブルに近い。ただホンマにホンマのロシアンルーレットだけか?というとそうでもない。つーのも特殊なアイテムがあって何回か使うことが出来るっていう前提条件がある。例えばアイテムの中には「次の実弾or空弾を確認するもの」「強制的に相手ターンをスキップするもの」「弾丸のダメージを倍にするもの」などがある。当初はシングルだけ実装していたが今ではシングルでもマルチでも楽しく遊ぶことが出来る。ロシアンルーレットで(笑)。
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2025年1月18日にEA環境で発売されたMichael Klaus Schmidtの個人スタジオSchmidt Workshopsによる「Cyclopean: The Great Abyss」~正式ローンチ日が2025年7月17日に決定

2025年1月18日にEA環境で発売されたMichael Klaus Schmidtの個人スタジオSchmidt Workshopsによる「Cyclopean: The Great Abyss」の正式ローンチ日が決まった。v1.0のフルリリース日はSteam表記で2025年7月17日となる。同スタジオによるゲームの作風はその全てが奇作といって良いだろう。「Anomalies」「Rocket Blasters」「Star Explorers」「Paradox Vector」「Islands of the Caliph」「Aberration Analyst」など連綿たるIPたちの面面を見れば一目瞭然。そんな中でも今回取り上げる最新作「Cyclopean: The Great Abyss」は特段本格的なクトゥルフ系ホラータイトルと言っていいはずだ。例の漏れずかなりの『個性派』である。伝統的ローグライクに良く見受けられる2D見下ろし画面とウルティマ風一人称視点の3Dダンジョン画面を切り替えながら進むゲームは総じて特徴的な単色レトロスタイルで描かれていてガチ”イッテル系”である。ゲームの舞台・...
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世界で最も権威のあるテーブルゲームアワード:ドイツゲーム大賞に林尚志さんの「ボムバスターズ」が選出される

ドイツゲーム大賞に日本のゲームデザイナー林尚志さんのボードゲーム「ボムバスターズ」が選ばれた。ドイツゲーム大賞は世界で最も権威のあるテーブルゲー厶アワードと言われる。この報に関してはゲーム専門のメディアだけではなくNHKなど大手の報道機関も伝えている。NHKのような大手の正当なメディアによる報道が中小のゲーム専門メディアによる報道と内容がほぼ完全にかぶるのも随分と珍しい。かつてはエキスパート部門でゲヲログでも伝えてきたIP「ウイングスパン」が受賞した経歴もある。3つある部門(大賞・子供ゲーム賞・エキスパート賞)の中でももっとも重要な大賞を日本のボードゲームが受賞したのは快挙と言っていいだろう。「ボムバスターズ」は爆弾解除をテーマに据えた協力型ボードゲー厶。プレイスキー厶は次のように進む。まず①キャプテンを決めてミッションを従属的に決める。②ミッションによって決定された数の爆弾切断のためのコードを裏向きで配る。③コードに割り振られた数を整列させる。④ペアを探しそれらのペアごとにコードを切っていく。⑤チームメートのコードを推察してペアを作りコードを切っていく。⑤スムーズに赤コード以外のコー...
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「ロマンシング サガ3」内ミニゲーム:マスコンバットに似ているSteamタイトルを二つだけ紹介する

「ロマサガ3」内ミニゲーム:マスコンバットに似ているSteamタイトルを二つ紹介 「ロマンシング サガ3」内ミニゲーム:マスコンバット...簡素な戦略システムの中に様々な工夫が施されたあらゆるRPG内ミニゲームを代表する超ド級の傑作であることに疑念の余地なし。タイミングが全てと言ってしまえばそうだがミニチュア風の兵士が左右に分かれ相対して戦うワクワク感に心躍ろされた方も多いのではないか。影響を受けたフリゲもあったとは思うが実はSteamでこのマスコンバット風のゲームはいくつか存在する。ここではそんなマスコンバットに似たSteamタイトルを二つだけご紹介。
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カプコンは「バーチャコップ」IPを復活させることはできない

「早く「バーチャコップ」シリーズを現代に復活(リメイク等)させるべきだ!」と私は常々期待を寄せていたが今になってその期待にカプコンが答えるのはとっても難しいと思うに至った。昔っから兄弟でガンガンキーマウ環境でこのゲームをPC上でやってただけあって「復活したらスマッシュヒットぐらい当然じゃね?」って軽く思ってたんだがその私自身の見通しが甘かったと言える。なぜだろうか?理由はふたつぐらいは挙げられる。まずガンコン(ガンコントローラー)というコントロール系を必要とする特殊な問題が根底にある。これはガンコンのアルゴリズムの復活が現代のモニタリングの仕組み上とても難しいということである。これを説明するにはガンコンの仕組みを解かねばならないがここではとても簡潔に言おう。実はガンコンはブラウン管の走査線を読み取ってプレイしている。ガンコンはそれだけ仕組みがブラウン管に近しく液晶と相性が悪い。簡単にいうと元来の問題はこれだけである。次点挙げるのはもっと率直な問題だ。...というのもやはり付いて回るのがコストの問題なのだ。これだけゲー厶ディスプレイ環境が液晶を当然のように採用している現代において今一度ガ...
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「Click&Create」の系譜に見るゲーム制作の夢と現実

私が厨房だったころ流行っていたゲーム制作ツールに「Click&Create」というものがある。これは日本語版が富士通から発売されていた太古のノンプログマラブルゲーム制作ツールであり「Klik&Play」の後継版である。プログラミング要らずのゲーム制作ツールであり厨房の夢であるゲーム制作(ゲームを自分で作りたい!)を簡単に実現できるシロモノだった。多くのClick&Createrがこのツール片手に関連情報を必死に集めゲーム制作に挑戦していた。日々限定的なツールを駆使して多様なゲームを作っていたんだ。その多くは(今やその輝きどころかかけらもないというのが正直なところだが)Vectorというフリーソフト配布サイトでいわゆるフリゲとして配布されていた経緯がある。この頃のゲーム開発の界隈を振り返ると感慨深いものがある。ノンプログマラブルなゲーム制作ツール「Click&Create」(現「Clickteam Fusion」)の総帥ともいえる存在にペナーがいるだろう。彼はこのゲーム制作ツールの情報集積所の元管理人であり日本での情報配布に貢献してきたかた。また同氏は世界で初めて「Click&Creat...
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【「NieR」シリーズの影響下?】新作ローグライト3D-ACTシューティングゲーム「Coreless」必勝の布石【「Risk of Rain 2」の忘れもの?】

傑作2DローグライトACTシューティングの系譜に属する「Risk of Rain 2」は追加の大型DLCがダメダメだったことでSteamerには広く知られている。最近(5月)になって当の大型DLCの修正パッチが入ってかなり挽回しているがギアボのネガティブな影響の元で作られたこのDLCの「過去の清算」ができたとは到底いいがたいだろう。バグバグでリリースされたDLC・破滅的なゲームバランスを体現してしまった罪はやはり禍根として残っているのだ。そもそもゲームはそのDLCも含めリリース序盤がやはり重要だ。「ギアボは今後一切今作に関わるな」というレビューはログとして残ってしまっててDLC「過去の蛮行」は挽回しようがない。私は今後超長期的に見ない限り「Risk of Rain 2」はそのゲームとしての悪しき評価を事態打開できないと思う。大分の間酷評されていたDLCが大好評の本筋にまで影響を及ぼしてしまった。DLCは本来DLCであるがゆえゲーム本体の世界の拡張性を持つ。その拡張に失敗したという記憶「負の遺産」を覆すには例外的なロングスパンが必要なのだ。そんな中ようやっとこの似たジャンルで舞い降りたの...
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高度に抽象化された対エイリアンSF戦術級シミュレーションゲーム「Xenopurge」への期待感高まる

リリースを6日後(2025年7月12日)に控えた「遠隔操作でエリート部隊を指揮するタクティカルオートバトラー」を高らかに謳うシミュレーションゲーム「Xenopurge」への期待感が高まっている。このゲームは高度に抽象化されたシミュレーションゲームであり高級感のあるグラフィックスだとか3Dの豪勢な戦闘グラフィックスだとかがゲーム表現の手法として具現的にあるわけではない。そういったものとは無縁でありあくまで大局的な戦術級戦略立案が出来る対Xenos(所謂エイリアン)特殊部隊を指揮するゲームなのだ。あなたはコンピューター上のプログラマラブルな戦闘指揮をする司令官になるわけであってそれ以上はない。だがその価値は奥深いものがある。プレイヤーは「複数あるコンピューター画面から部隊が移動する施設のレイアウトを確認・捜索・回収・破壊を指示していく」こととなる。戦術画面はタクティカルに表現されていていわば大局的戦術級の特殊部隊シミュレーションゲームに近い。繰り返すように対エイリアン戦闘というとどーしても「XCOM」シリーズのようなスムーズアクション系のシミュレーションゲームを思い浮かべがちだがあれと違っ...
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ローグライクゲームを楽しみ効率よくクリアするためプレイヤーに必要とされる5つのポイント

石橋を叩いて渡るこれは端的に言うとリスク管理のことである。無駄遣いせず適切なタイミングを計りアイテムを活用することで無駄なリスクを抱え込むことが無くなる。「石橋を叩いて渡る」とは「慎重には慎重を期して物事を進めること」を示す日常的なコトワザだがローグライクゲームにおいてもこのコトワザはとても重要な意味合いを持つ。一番基礎的かつ代表的な事例を挙げるが回復アイテム類は適切なタイミングを計って使うべきなのだ。”無駄遣いをしない”とはこういうことである。地形などの環境を最大限活用するトラップや地形に気を付けながらそれらを最大限活用することを念頭に入れる。ドアや狭い通路はより気を付けて活用すべき重要なポイントである。例えばドアを無為に開けなければスニーキングアサシネーションが可能になったり狭い通路で敵の大群を迎え撃つことでそれら個体個体を相手取り各個撃破が出来るようになる。同じように特殊地形は最大限活用して敵との距離感を保って遠隔攻撃武器を駆使するなどはこれらのゲームにおける定石である。敵のパターンを頭に叩き込むローグライクゲームでは敵にパターンがあることがままある。これはその当該ローグライクゲ...
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KANAWO(カナヲ)制作&ドワンゴ・カラーのスピンオフ会社バカー配給の新作神竜育成ローグライトゲーム「DRAPLINE」~SteamにてEA配信済・高い評価を得る

新作ローグライトシミュレーションゲーム「DRAPLINE」が今俄かに注目を浴びている。同作は2025年6月30日にEAリリースされたばかりの出来たてホヤホヤのゲーム。開発は株式会社バカーのゲームマガジンブランド:Vaka Game MagazineとKANAWO(代表作「被虐のノエル」)が手掛ける。配給を担当するのはVaka Game Magazineという姿格好。KANAWO氏にとっては原点回帰作という立ち位置のゲームだという。価格1200円。さてではどんなゲームか。このゲームはなんでも食べるドラゴン娘(「神竜」とも呼ばれる)を育成し世界の終焉を阻止するために戦わせるというプロットを持つ。「神竜」はマジでなんでも食べる。Steamページによれば「肉・魚・岩・鉄・溶岩・山・他人の家も食べてしまう」とのこと。こういった食物種・食物量の多さに対応するように育成の方針としていくつもの√を用意しているほか一回のプレイが一時間で済むようになっているのでマジでローグライトとしての相性が良い点がプッシュされてる。また世界の終焉をもたらすという災いに相対し敵と戦う段になったらばこれまたいくつもの√取り...
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ゲームに飽和感を感じてしまうベテランゲーマにこそオヌヌメする「OBSライブ」

「OBSライブ」とはSteamに入り浸っている日々に飽きたなら「OBSライブ」を見るのはオヌヌメである。この「OBSライブ」とはおにたま(武田寧)が企画している古典的なゲームのYouTubeライブ放送である。同氏はプログラミング言語:HSP(Hot Soup Processor)の開発者でプログラミング教育に力を入れているかた。グループ「ONION software」の代表でありながら有限会社ツェナワークスの技術開発責任者でもある。「OBSライブ」のトリセツ「OBSライブ」は特別ゲストを呼んで様々なインタビューをする企画が主体の古典的なゲームの時代に焦点を当てている番組。番組ではゲーム作曲家(最近特に多いゲスト)・ゲーム制作者・ゲーム技術者・ゲーム雑誌編集者などを呼んでディープなディスカッションが毎回繰り広げられるのが最大の特徴だ。他にも最新のガジェットを紹介したりピンボールなどのオールドゲームスポットを巡ったりと企画はとても興味深いものが揃っている。注目コンテンツ:プレゼントコーナースタジオの装飾もクロマキー合成でされててアットホームな雰囲気でライブが進行するのが特徴的。また最大限注...
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Steamゲームレビュー「Babel of Ystilia」

2025年4月3日にリリースされた伝統的ローグライク「Babel of Ystilia」。このゲームを今遊んでみて沼ってる。かなり良いゲームだと私は思う。デヴェロッピング・パブリッシングともにsundalikが手掛ける。価格920円。タイプとしては事前情報のローグライクと言えるだろう。...というのもワンターン前に相手の行動が大体わかるタイプのローグライクなのだ。もちろん予見できないものもあるが例外的で初見殺しってのがほぼほぼない。上手く対応できれば一回でクリアするようなローグライクヲタもいると思う。「こういうのをローグライクっていうんだよ!」byカナリーイエロー高速に動作するローグライクで読み合い...というよりかは事前の探り合いが熱い展開性を持つゲーム。ビルドの種類がとても豊富でそれでいて全体的にバランスに優れているので何回でも楽しめる。おそらくば収集要素の図鑑コンプリートにも実績が設定されているだろうからやり込み度も高い。8$あれば買える低価格な伝統的ローグライク。その割に完成度は極めて高い。ライフが少ないので一回一回の慎重さが求められ地味なグラフィクスデザインとは裏腹にプレイヤ...
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ゲーミフィケーションは単なるバズワードか?【1.5&2.0同時投稿記事】

ゲーミフィケーションの実例東京都千代田区のゲーム系人材派遣業を主として生業とする株式会社リンクトブレインが「ゲーミフィケーション設計サービス」を正式にリリースした。このサービスは5つの要素から構成される。それがSurvey(調査)・Focus(ユーザー分析)・Select(軸の選定)・Apply(メカニクス応用)・Accept(実装・視覚化)の5つである。会社のHPによれば「クライアント企業は自社のアプリにおけるユーザーの継続率や満足度を向上させること」が可能になるという。価格50万円から提供。このプロジェクトはヘルス・生活・教育・販売・広告・自治の分野で既に利用されているということも明らかになっている。また「アプリの開発やデバッグ・負荷テスト・セキュリティ脆弱性評価などリリースまでワンストップで支援可能」ということも同時に明らかにされている。ゲーミフィケーション=単なるコンサル?私がわからないのはこのサービスが果たしてゲーミフィケーションの一貫と言えるかどうかという点だ。例えばこの程度の5つ程度のサイクル・スキームを回しているのは汎用コンサルでも十分できるものでありかつ事実として理論...