「シングルエリミネーション」と「ダブルエリミネーション(ウィナーズ・ルーザーズのシステム)」とはそもそもどう違うのか?「ダブルエリミネーション」の欠点及び利点とは何か?

格闘ゲームのトーナメント戦において良く聞く言葉に「ウィナーズ」とか「ルーザーズ」とかいうものがある。どういう意味なのだろうか?一般的なトーナメントを「シングルエリミネーション」という。一方で「ウィナーズ」とか「ルーザーズ」とかいう言葉は「ダブルエリミネーション」でのトーナメントのこと指す。では「シングルエリミネーション」「ダブルエリミネーション」とはそもそもどう違うのか?

「シングルエリミネーション」はどう考えても誰でもわかるだろう。普通のトーナメント方式の競技システムである。一方で「ダブルエリミネーション」は出場選手が二回負けるとその選手が敗退になるトーナメント方式のことを言う。この「ダブルエリミネーション」トーナメントにおいて一回負けるとその敗退者は「ルーザーズ」ブロックのほうに配置される。ここでさらに負けると「ルーザーズ」ブロックで敗退したことになる。つまり「ダブルエリミネーション」ではトーナメントといっても二回チャンスがあるということになるのだ。

そして「ルーザーズ」ブロックで勝ち進むと当然そのブロックにおける最終大会が行われる。これが所謂「ルーザーズファイナル」である。そして「ルーザーズファイナル」の勝者と「ウィナーズファイナル」(「ウィナーズ」ブロックの最終戦)の勝者が戦うこととなるのだ。この決勝戦が「グランドファイナル」であり真のその大会での第一位を決める戦いなわけである。では「シングルエリミネーション」の良いところ=利点(「ダブルエリミネーション」の欠点)とは何か?さらに「ダブルエリミネーション」の利点とは何か?

次に実例を挙げてみながらその悪いところ(欠点)と悪いところ(利点)説明しよう。言わずと知れた「EVO」は「ダブルエリミネーション」方式で行われるトーナメント方式で大会が実施される。ではそれだけで大会方式が全て済んでしまうか?というとそうではない。その説明のためにも現在行われている「CAPCOM CUP 11」の例(簡潔に言うと「予選リーグ」と「ダブルエリミネーション」トーナメントの融合)を挙げてみながら説明を行う。

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