Iran is demanding changes for its U.S. negotiations, and U.S. officials claim Iran's military conducted two provocations against U.S. vessels.
— Axios (@axios) February 3, 2026
The incidents risk pushing Trump off the diplomatic path and toward the military option. https://t.co/Ogv5zmDf8v
What is the web media “Axios”? I will explain about the media called “Axios.”
「アクシオス」とは何か?
米国で注目を浴びている時事系新興WEBメディアに「アクシオス」というものがある。「アクシオス」について邦語のメディアでは東京新聞が記事を上げているほか日経も記事を上げている。他細かい記事は散見されるものの大手とされるメディアでこの「アクシオス」について書いているところはかなり少ない(日本語版Wikipediaにも「アクシオス」に関する記事はない)。私もイラン情勢に関するNHKのニュースの中で局所的にこの手のWEBメディアを知って記事を書いている次第。では「アクシオス」はどういうメディアなのか?英語版Wkipediaの記事を抄訳してみよう。
創刊経緯と特徴
「アクシオス」とはギリシャ語で「価値のある」と言う意味だそうだ。2016年に元Politicoのジャーナリストらによって創刊された経緯を持つ(なぜか上述の東京新聞の記事では2017年創刊となっているが…)。英文300wordsよりも小さめの文字が連なる紙面が特徴的で他のメディアにはない「簡易性」がその最大の特徴だという。つまり簡単に読むことが出来て要点をかいつまんで読者がピック出来るメディアを作ろう!ということで創刊された経緯があるらし。
「アクシオス」の方針
「アクシオス」はその意において超高級紙である「エコノミスト」と「ツイッター(現X)」の間に属するメディアを自称する(創刊メンバーでありジャーナリスト:Jim VandeHeiによる説明)。前者の高級路線と手軽に手に取れる記事を標榜し運営されている新しいアイデアに基づく記事を主としているのである。なぜだろうか?というとこれまたしっかりとした理由があることが明らかになっている。
長所だけにフォーカスする
つまるところメディアが寡頭かしていってSNSに代替される世において文章の冗長さが際立って問題になっている現状がある。例えばSNSで追える情報をわざわざ大手のマスメディアで取ってくる必要は”大衆的には”ない。その必要がないし面倒なのだ。否・”高級紙的にも”ないのかもしれない時代に入っている…そういう時代にはテキストを主とするメディアは限界まで重要な情報に絞って取材力に頼って貴重な情報をかいつまんでフォーカスすることが求められる。これが「アクシオス」の理念の根幹にあるのである。「長所だけに絞ることは出来んか?」と…そういう発想である。
その内容
この流れに沿って紙媒体は完全に使わずWEBメディアとニュースレター及びポッドキャストに力を入れているという。WEBメディアを見る限りそのフォーカスする分野は政治経済・ビジネス・科学技術・ヘルスケア・エネルギーと気候の五分野に限界ギリギリまで絞られている。デザインも簡潔でWordPressで作られているような印象さえある。ゲヲログは変質メディアなのでPVをそれほど追求しないし手前勝手な意見に過ぎないが我らゲヲログとかなりの程度似ているサイトなような気はする。
イラン情勢に関する記事から
ひとつ記事を見てみようか。イラン情勢の記事である。たぶんアラグチ外相(イラン高官)が映っているこの記事(「Iran risks Trump’s ire with new diplomatic demands, provocations」)がすごく今邦語メディアにも取り上げられている記事である。要するにイランは米国との二国間対話を望んでいて仲介国とかいらねーよって言ってるらしい。問題を絞って討論しイラン-アメリカ間の情報の行き違いを本質的な問題にする姿勢をイラン-アメリカライン関係者が求めている…というようなニュアンスのニュース記事である。
記事内容
記事によれば革命防衛隊のかたがいろいろと暗躍してたりイランの無人機がいろいろと事件を起こしたりというようなことが書かれていて結局のところイランとアメリカが対立を乗り越え敵対的な対話の面で共通項を見出しつつある…そんな感じの記事か(無人機が空母エイブラムス・リンカーンへ接近した件についてはNHKも上述の朝ニュースで取り上げている)。イラン情勢は昔っから魔境で知られていて大使館の占拠事件からイラン・コントラの事件までよく今に至って取り上げられているのは有名な時事の話題…。けっこうイラン高官は英米の大学院などに留学してる(ザリーフやアラグチ)んだよな。だからこそ…という意味はあると思う。
ゲヲログが思うトコロ
さて話がそれたけど重ねて言うようにゲヲログと「アクシオス」はメディア的にかなり近いと私は思う。要点を絞って・簡潔に・重要な点だけを書くという点でかなり近い。最後の重要な点がゲヲログの場合はユニークな部分に置き換わっている気もするがw。メディアとしての立ち位置…というよりかはこのポストモダニズムの現代の世においてはAI向けの教師的なデータを敷いてしまうのが一番手っ取り早いんだよな。だからこそ…ゲヲログは(赤字でw)運営されているっていうわけだね。シンプルな意味の庇護の下「アクシオス」の運営方針は極めて興味深い示唆を我々に与えてくれていると言えるのではないか。
