KANAWO(カナヲ)制作&ドワンゴ・カラーのスピンオフ会社バカー配給の新作神竜育成ローグライトゲーム「DRAPLINE」~SteamにてEA配信済・高い評価を得る

新作ローグライトシミュレーションゲーム「DRAPLINE」が今俄かに注目を浴びている。同作は2025年6月30日にEAリリースされたばかりの出来たてホヤホヤのゲーム。開発は株式会社バカーのゲームマガジンブランド:Vaka Game MagazineKANAWO(代表作「被虐のノエル」)が手掛ける。配給を担当するのはVaka Game Magazineという姿格好。KANAWO氏にとっては原点回帰作という立ち位置のゲームだという。価格1200円。さてではどんなゲームか。

このゲームはなんでも食べるドラゴン娘(「神竜」とも呼ばれる)を育成し世界の終焉を阻止するために戦わせるというプロットを持つ。「神竜」はマジでなんでも食べる。Steamページによれば「肉・魚・岩・鉄・溶岩・山・他人の家も食べてしまう」とのこと。こういった食物種・食物量の多さに対応するように育成の方針としていくつもの√を用意しているほか一回のプレイが一時間で済むようになっているのでマジでローグライトとしての相性が良い点がプッシュされてる。

また世界の終焉をもたらすという災いに相対し敵と戦う段になったらばこれまたいくつもの√取りが用意されている。例えば強力な攻撃手法を駆使する・どっちかつと防御や回復に徹してディフェンシブなプレイを実践するなど…選択スキルが100種以上用意されているのでそのシナジーが豊富にある。自分で策定した育成の計画性と相まって様々な手法を実戦で試せる…そんなゲームに仕上がっている。

しつこいようだがエンディング種別もまた豊富にありローグライトとしてのリプレイ性に拍車をかけた点で良さを誇示するゲームでもある。というのも育成する「神竜」はピュアな存在であり心も育んであげられるという。育成方針次第でこの「神竜」は外見のみならず性格も変容していく。ゲームのキーとなる設定:災厄である「災い」を巡る物語の真実を明らかできる真エンドも用意されているという。

そのSteamページではゲーム「DRAPLINE」の実況配信ガイドラインも同時に公開されている。基本配信OK・パートナシップシステムやスパチャを活用した収益化もOKだという。ただし「人に迷惑をかけるような配信はダメよ」との記載は明記されてる。⽇本語・英語・中国語簡体字にインターフェース・字幕対応する本作「DRAPLINE」はゲヲログが本記事を執筆している現時点で264件のSteamレビューを得ていてそのうち89%が良い評価を下している(”非常に好評”を獲得している)。

ちょっとだけ配給をメインに手掛ける株式会社バカーについてもふれておこうか。この会社は元々ニコ動の運営で知られるドワンゴ社内事業部の案件としてスタートした経緯がある。その後いわば”ポスト・エヴァ”の映像作品「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」でも広く知られるようになった庵野秀明率いる株式会社カラーとの共同出資で本格的に会社として始動したという経緯があるのだ。いわばゲーム主体の新規事業スピンオフの会社ってとこだな。資本金3500万円。

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