
石橋を叩いて渡る
これは端的に言うとリスク管理のことである。無駄遣いせず適切なタイミングを計りアイテムを活用することで無駄なリスクを抱え込むことが無くなる。「石橋を叩いて渡る」とは「慎重には慎重を期して物事を進めること」を示す日常的なコトワザだがローグライクゲームにおいてもこのコトワザはとても重要な意味合いを持つ。一番基礎的かつ代表的な事例を挙げるが回復アイテム類は適切なタイミングを計って使うべきなのだ。”無駄遣いをしない”とはこういうことである。
地形などの環境を最大限活用する
トラップや地形に気を付けながらそれらを最大限活用することを念頭に入れる。ドアや狭い通路はより気を付けて活用すべき重要なポイントである。例えばドアを無為に開けなければスニーキングアサシネーションが可能になったり狭い通路で敵の大群を迎え撃つことでそれら個体個体を相手取り各個撃破が出来るようになる。同じように特殊地形は最大限活用して敵との距離感を保って遠隔攻撃武器を駆使するなどはこれらのゲームにおける定石である。
敵のパターンを頭に叩き込む
ローグライクゲームでは敵にパターンがあることがままある。これはその当該ローグライクゲームが探なる運ゲーになることを避けるためにリスクテイキングに対してゲームバランスを保つための設計と配慮である。それらを頭に叩き込むことで事前に察知したパターンに対応する対応力を磨くことが出来る。相手を打ちのめしたかったらまずその相手を知ることから始める,,,これありとあらゆる場面で活用できる戦術の定石ね。
ゲームごとに特徴を把握する
敵にパターンがあると同様ローグライクゲームにはそのローグライクゲームにしかない特徴がある。例えば膨大な設定量を持つもの・とにかく鬼畜な難易度を誇るもの・スニーキングの概念を重要視したスリリングな要素を多分に持つものなどなど…。そのため個別のローグライクゲームの持つ大局的なパターンを把握することにも気を配りたい。ゲームにはそのゲームにしかない個性がある。その個性を全面把握することがクリアへの近道である。
デスを嫌悪せずそれを楽しむ
初見で解決できるほどローグライクゲームは生易しくない。当然死んで覚える「克服性の難易度」を持つことがままあるのだ。よって死んだ(デスした)からといってそれぐらいでくじけてはいけない。新しく覚えることを発見し自らのワンプレイワンプレイの技量を高めていくことにデスゲームの醍醐味があるのだ。毎回異なるゲームプレイに適切に対応できるよう死(デス)ですらそのもの自体を楽しむことが何といっても肝心なのである。