メタスコア92「Mina the Hollower」や浅野チーム「冒険家エリオットの千年物語」にみる「ゼルダ」系ゲームの回帰性


We can find many Zelda-like IPs, “Mina the Hollower” and “The Adventures of Elliot,” in today’s gaming world. The main focus point for these IPs is a simple Zelda system. I believe this shows a noticeable return to classic design elements.


スクエニの浅野チームが作るHD-2D系ゲームの最新作「冒険家エリオットの千年物語」の体験版が高い評価を得ている。このゲームはシングルプレイヤーのアクションRPGで、ぶっちゃけて言うとゼルダに多大なる影響を受けていると評判である(面白い!)。浅野チーム、と言えば「オクトパストラベラー」シリーズがすっごく有名だけど、ここにきてそのノウハウをゼルダ風ゲームに転化する姿勢を見せているとも言えるだろう。発売予定日:2026年6月18日。二週間後にはもう封切りって感じか。

Steamページによれば、今作は主人公の冒険家エリオットが「相棒の妖精フェイと4つの時代を巡り千年にわたる宿命と対峙する」というプロットを持ったゲームだという。その主たるシステムには武装の転換が据えられていて、7つ用意されている武器種スロットから「同時に2つまで装備できる武器を切り替え」ることが出来るという。「蛮族たちがはびこるフィレビルディアを冒険しよう」「相棒となる妖精フェイによる魔法は戦闘だけでなく謎解きにも活躍する」~妖精フェイと協調しながら戦う。

また、それらの武器は魔石によって特殊な効果を引き出すことが出来て、カスタマイズの性質に優れている、という。ま、一言でいうなれば「ゼルダ」である(笑)。物語のストーリーは、冒険家エリオットと相棒の妖精フェイがヒューザー王国の姫にかかった呪物を解くため4つある時代を行き来する…というもので、ファンタジー系のワールドトリップがその主軸になっていると言えるだろう。「加護の時代」「再建の時代」「魔法の時代」「萌芽の時代」――この4つの時代が物語の舞台である。

傑作「ショベルナイト」IPで世間では良く知られるYacht Club Gamesスタジオが、メタスコア92の「Mina the Hollower」がゼルダに多大なる影響を受けつつも、独自色出し新作に新機軸を幾つも設けたところを見るに、こちら「冒険家エリオットの千年物語」は若干”風土”が足りねーかなっては思うところだ。でも、浅野チームはこれまで失敗したことなんかないし、なにより既に配信されている体験版がかなり好評である。製品版に期待できそう。

それら好評のレビューによれば、本作、「ゼルダ」は当然のことながら、JRPGの傑編「クロノ・トリガー」までをも連想する感想が多い(世界を行き来するってとこかな?)。アクションRPGであるがゆえにRTAの格好の舞台となっていて、体験版RTAが流行っている側面もある(31分40秒クリア記録が最速ぐらいらしい…)。既配信のゲーム体験版から製品版へとセーブデータが引き継ぎ可能。物語は一周廻って、「ゼルダ」システムのゲーム(に幾つかの要素を添加したもの)が、今再び流行っているのかもね。

※文章Steam:冒険家エリオットの千年物語より引用