それを潰すようにインボイス強行して
— センスのねぇ乞食「ノマ」 (@miyagi_surotto) July 14, 2025
何寝ぼけた事言ってんの?
ところでお前の弟の会社
いくら儲けさせた?
日本を売り払って得た金で食う飯は美味いか?国賊
民間投資の重要性
振り返れば誰の目にも明らかなことだがゲーム産業は国家主導型の産業ではない。民間主導型の産業である。その市場規模も民の欲求(娯楽心)によって拡大してきた。不況にも比較的強い…とされるのは「切り捨てにくい娯楽産業」というポジションにあるからだ。最近のインディーゲームや同人ゲームの興盛はまさに「民の力の創造性と消費者の支持」による自律的な力を象徴している。学者も新聞も官製産業を批判する際にゲームのことを持ち出すことが多い。ここ数十年で発展してきたのは国産スパコンでも国産検索エンジンでも国産AIでもない。民間投資を主とするゲームやアニメなどのサブカルチャー産業であるというわけだ。
「官」に求められるのは公共投資や補助金ではない
だから「官」が後追いでゲーム産業に投資し振興策を講じるのは今や時代遅れだ。現場からは「いまさら感」が出やすい。例えばアーカイブを主とする展示施設建設のように市場の実態や構造問題を踏まえない公共投資は空振りに終わりやすい(所謂「アニメの殿堂」がその典型例)。アーカイブには文化的意義もあるだろうからはなっから否定するつもりはない(その線で行けば国会図書館や国立美術館に新しいエリアを設けりゃいいだけのこと)。真に必要とされているのは「民の力」=クリエイティブ性を支える制度・構造改革であり単なる資金注入ではないのは明らかである。
アニメ産業はその典型例
他方ゲーム産業のお友達ともいえるアニメ産業の情勢を見るとこれには「官」が構造改革に着手しなければならない問題がある。それがアニメーターの低賃金問題や過酷労働の問題だ。制作費の配分が中間業者(広告代理店や放送局)に偏在していることがまず問題だろう。制作サイド(プロダクションやアニメーター)が大きなリスクを負い報酬は最低限。下請け構造・権利の不透明さが根本的問題なのだ。だからこそ言うが率先して「官」がやるべきことは「税金を投じて施設を作る」ことではなく産業における権利分配の透明化・中小制作会社の組織化支援といった「市場ルールの適正化に与する構造整備」なのである。
問題は「構造的歪み」
確かにゲーム産業やそのお隣にあるアニメ産業と言ったサブカルチャー産業は民衆の需要と創造性から発展してきた。だが市場だけでは解決できない「構造的歪み」が存在することは放置できない問題だ。「官」に求められているのは「民の力を伸ばす制度的な場を整える」ことである。言わずもがなサブカルは「民の力」によって生まれた産業である。しかしその産業構造には深刻な歪みがあり「官」が介入する必要がある。その介入は展示施設建設や補助金を主とするのではなく下請け構造や権利配分の是正といった制度面の改革(構造改革)に限るべきである。