FPS情報局 4/12CBT & 4/25発売 「ファークライ」+「クライシス」=「La Quimera」

4GamerやAUTOMATONやゲムスパが既に報じているがゲームデヴェロッパReburnが作る新作シングルFPSの「La Quimera」のリリース日が迫ってきている。このFPSのデヴェロッピングを手掛けるReburnはかの伝説的なFPS「メトロ」シリーズのスタッフで主に構成されているという。4月25日発売でSteam配信される本作は4月12日の夜23時から24時間限定のCBTが実施されることも明らかになっている。現にSteamのストアページからLQM Playtestと称されたグリーンボタンからプレイテストの請求が可能になっている。おそらくCBTはコレのことだろう(私もポチっておいた)。本発売の価格は約30$になる予定。

ゲーム「La Quimera」は民間軍事会社(PMC)が闊歩するラテンアメリカが物語の舞台。この2064年のラテンアメリカを舞台に取ったシングルFPSの世界では既存の国家が既に存在しない。小国に分裂し紛争の時代に突入しているという設定なようだ。主人公もPMCの部隊員のひとりとしてこの荒くれる戦いに身を投じることとなる。既に公開されているトレイラーでは荒廃した都市やジャングルを舞台にガッツリ撃ちあう形のFPSであることが見て取れる。特徴として外骨格スーツがテーマになっていることが挙げられるだろう。このEXOスーツはプレイヤーによるカスタマイズが可能になっているという。ゲーム内容の深いところはいまいちわからんがシンプルなコンバット風のデザインが特徴的な印象を持つ。現代的なSF-FPSという印象である。

ゲームのデヴェロッピングを手掛けるReburnは前述したようにFPS「メトロ」で良く知られている4A Gamesの元スタッフで構成されている。その開発会社が今の形に辿り着く経緯は奥谷の記事に詳しい。他特記すべき点は世界の監修にデンマークの映画監督であるニコラス・ウィンディング・レフン(Nicolas Winding Refn)が関わっていることだろうか。ゲームの様相を著名なゲームジャーナリストである奥谷は「ファークライ」+「クライシス」と評する。「ファークライ」からは狂気を「クライシス」からは近未来のコンバット要素を系譜として受け継いでいるのではないか?とする奥谷の見解である。

あくまで私見に過ぎないがかつてチームが手掛けたFPS「メトロ」シリーズは拡張性に欠けているFPSだという印象を私自身持っている。同作では例えば「武器のカスタムが出来る」と言ってもタルコフぐらいできるわけではないし、オープンワールドと言っても言うてそれほどオープンなゲームシステムを持っているわけでないような印象がある。どっちかっていうとシングルプレイが主でストーリーの本筋を追っていくだけのシミュレーション性があまり強くないFPSシリーズという感じ。だから「La Quimera」にはそこを覆す出来と評価を期待したいところ。最大3人でのCo-opに対応しているとのことで「Steamerの友人とプレイしようかな」と私自身考えている。

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