RPG-RCGを標榜する「チェイシング・カレイドライダー」 CBTテスター募集中

私はAUTOMATONの記事で知ったクチだが一昨日(4月9日)Level Infiniteが新作美少女バイク疾走ゲーム「チェイシング・カレイドライダー」を発表したようだ。記事によれば現在CBT参加者の公募がかかっていてiOS/Android/PC各環境にてテストプレイを実施予定だそうな。AUTOMATON以外では4Gamer電撃オンラインが報じているほかプレスリリースの形でPR TIMESが報じている。ただどう頑張って読み解いてもゲーム性については解説が全くない。あくまで世界観とかワールドストーリーの解説止まりでゲーミング自体については既に公開されているトレイラーから推測する以外ないのだ。

ゲーム「チェイシング・カレイドライダー」は「バイク美少女が暴走するドキドキRPG」を標榜するゲーム(公式サイトより)でテンセント系のゲームスタジオFizzglee Studioが制作する。PCゲーマーから強く期待されるようにSteamで配信されるかどうかは今定かではない。現にCBTのテスター参加者募集は独自のサイトで公募がかかっているようだ。冒頭述べたように今確認できる情報は多くなく世界観の解説が豊富にあるぐらい。ゲームそのものについては詳報が全くないと言っていい。あくまで最低限度のラインで公開されているトレイラーを見て推測する以外ないので私自身ここでそうする。

ポイントとなるのはトゥーンレンダリングのような印象の3Dデザインで描かれた可愛らしい女性のキャラクターが多数登場する点だろうか。またレースゲームにしてはゲームリソースをRPG要素にその内容を振り切っているような印象もある。カスタマイズの点で各要素要素の設定事項が豊富であることが伺えるのだ。それらの設定事項はレーシングそのものにまつわるカスタム性だけではないような印象を私自身は持った。公開されているトレイラーからはRPGよろしくのロールプレイの中で様々な設定事項が見て取れる。一番斬新だなと思ったのはカード(?)のようなものの存在が明らかになっていること。私の推測に過ぎないが恐らくレース中に戦略的に事前スロットしておいたカードを切って順位を争う形式のバトルレーサー寄りのシステム系が存在するのであろう。

ただそういったバトルレーサーの仕組みがある(と推測できる)一方そもそも論でこのゲームはレーシングに依っているシステム系を持っているのだろうか?と私は思った。公開されているトレイラーの中ではダイナミックに車線変更したりリアタイでバッチバチの順位競争をしたりはほとんどしてない。よーするにACT性が強いレーシングではなさそうなのだ。どっちかっていうとスマホ向けのレーシングゲームになっていてRPG-RCGという新ジャンルのゲームと捉えたほうがいいのではないか?よーするに「Road Redemption」などとは毛色が違っているように思う。”バイク”というくくりに拘らなければ攻撃アリアリのレースゲーム「Hi-Octane」が一番私の中で印象が残っているしまたこの手のゲームでは「ワイプアウト」「マリオカート」を想定してくれればわかりやすいだろうがこういったRCGとはそもそも論で違うジャンルのゲームとしてとらえたほうが手っ取り早いかもしれない。

バトルありのレーシングゲームとしてとらえるのはあまり本質を得ていないような気がする。あくまでレース要素を持つRPGというベンチャー・テンセントらしいゲームであってゴリゴリのSteamerが好んでプレイするような形のRCGではないことが推測できる。いわば表面だけのRCGといったところだろうか?もちろんそれ自体がネガティブなわけではないがSteamer相手にメガヒットする形式のゲームではなさそう。「ACT-RCGではなくRPG-RCGへ」そんなワードが表現に適した一作になるような気が私自身はしている。正直個人的には期待出来ねえかな…。

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