サウジアラビアの首都リヤドにHQを置くTable Knight Games 独特なシステムを持つFPS「UnderMire」を発表【1.5&2.0同時投稿記事】

サウジアラビアの首都リヤドにHQを置くTable Knight Gamesが作る独特なシステムを持つFPS「UnderMire」の情報が徐々に明らかになってきている。このFPSはソロで遊べるほか4人までの協力プレイにも対応している。ゲームの舞台となるのは魔法の地下施設。プレイヤーたちはこの魔法の地下施設を階下へと下っていき闇の力に挑むのだ。近接ボイスチャット機能が標準搭載されていて臨場感と面白味のあるクレイジーなステージ踏破が可能になっているという。

どのプレイヤーキャラも魔法の力を拝借できる。各ランで駆使できる固有MODを使って強力なブースト・シナジーを生み出すのだ。この個性的なシステムによって斬新なプレイスタイル・ゲームプレイが生まれる。探索する地下施設は訪れるごとに姿・形を変えるようになっていてオフィス・住居・庭園とその背景は随時移り変わる。深部に進行するに従い次第に闇の中枢へと迫ることになる。当然深く潜るほど敵は強力に。電灯やバッテリーやスプレー缶などその場にあるものは全て使って戦う。

各ランの合間にはキャラクターやツールをアップグレードさせることが可能な隠れ家もある。恐怖値の要素もあり(いわゆるSAN値に相当するもの)このゲージがたまると精神異常を引き起こす。千歳の霊猫:マクレーンの助力も借りることができプレスではこれを「猫のクエスト」と呼んでいる。このようにローグライトFPSとしてかなり風変わりで個性的なゲームになるようだがグラフィックスの面でもそれは同じである。3D描画と2Dアニメ表現が融合したコミカルなグラフィックスがとても目を引くところ。

開発・販売を一手に手掛けるTable Knight GamesはMENA地域(Middle East:中東とNorth Africa:北アフリカを合わせた造語)のゲーム市場を舞台にして活躍してきた中東のゲーム会社。これまではモバイルゲームをその主戦場としてきたが2024年にはAタイトルの開発プロジェクトを立ち上げた。それが同社初のインディーPCタイトル「UnderMire」である。この開発チームにはWid AlhajjajiやClark Daviesといった有名なゲームデザイナーが起用されていてサウジのゲーム会社らしさが強く色濃く出たチームになっているという。多様な文化と背景を持つゲーム会社に発展したデヴェロッピングに今注目が集まっている。

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