solo retro game developerをX上で名乗っているAndrey Fominさん(Andrey Fomin(@duha_the_best)さん / X)。これまでアスキーアート風の特異作を多く作り上げてきた彼が新作ゲーム「Effulgence RPG」のSteamページを公開した(Steam:Effulgence RPG)。同作はINDIE Live Expoのエントリータイトルとして俄かに脚光を浴びた独特のアートを持つRPGだ(Effulgence RPG | INDIE Live Expo | インディゲームのための情報番組)。一言で言うならば変わり種あるいは個性派である…( ー`дー´)キリッ
ゲームのグラフィックスにテキストシンボルを付けている点が非常に苛烈な印象を残す一作。ゲームのシステム面においても特異な面がある。…というのも敵を倒すとそいつのテキストシンボルが粒子に分解されるという。そしてその分解したテキストシンボル=粒子を集めてクラフティングに駆使するというのだ。そのクラフティングは特殊なプリンターを使用することで達成される。多種多様なリソースを使ってこれまた多種多様な印刷設計図を使いクラフティングは行われる。キャラクターアップグレードだ!
ゲームは兆速の衛星信号でさえ伝わるのに多大な時間がかかる巨大な世界を舞台に取っている。これはそうした断片的な情報を解読したうえテキストでキャラクターをシンボリックに構成できるそんな奇妙な世界の物語。抽象的な話だがこれが公開されている数少ない情報から読み取れる本作のメインプロットである。本当にそこに事物が存在しているかどうかわからない…そんな超遠距離をスパンにとったSFの世界で繰り広げられるパーティベースのRPGである。
sourceによればリリース日は2025/9/25と相成っておりリリースまであと約四か月ある。本記事が執筆されている時点でPlaytesterが募集されそのrequestがSteamページより可能になっているので気になった変わりモノのゲームが好きなSteamerならばぜひ請求しておくことをオヌヌメする。日本語インタフェースに対応予定だがシンボリックテキストをキャラクター描画に使っているためどうローカライズするのかという点も気になる。
「敵と戦い、装備を作り、キャラクターを成長させます」(Steam:Effulgence RPGより引用)