「ストリートファイター6」でブランカの起き攻めを攻略する過程で見つけた生成AIの杜撰な回答について

ハッキリ言っておくがブランカの起き攻めについてChatGPTやGrokにいくら聞いてもまともな答えは返ってこないと思ったほうが良い(し「ストリートファイター6」に関する生成AIのいい加減な回答は当然だと思った方が良い)。例えば私がブランカの起き攻めについて聞いたところでは「後ろ受け身が前ステ☞4中Kが刺さる」との答えを得たがまともに機能したことは一度もない。また「同じ状況でアマゾンリバーランが刺さる」との回答も得たがいい加減である。実戦でもトレモでもこれは同じだ。

特に後ろ受け身を取られると一気に勝率が下がっているのは実感するところだし「前ステ☞4中Kが刺さる」は後ろ受け身に対して刺さらない(やはり後ろ受け身はそれだけ重要らしい)しアマゾンリバーランはそもそも”届かない”。実際「ストリートファイター6」を主戦場とするYouTube配信者のドゴルはそのブランカ解説の動画内で「サプフォ☞5弱K」の択を多く推薦している。これについて検証してみたがマジでその通りになっている(初学者の浅学さを明らかにするつもりでゲーム「ストリートファイター6」から画像・動画引用させていただく)。

起き上がりを「後ろ受け身」にしてダウンリバーサルを「しゃがみ弱パンチ」にしてみる。これによって敵のダミーが起き上がったときに「後ろ受け身」を取りダウン後に「しゃがみ弱パンチ」で反撃するようになる。この設定によって「サプフォ☞5弱K」択がどれだけ重要なブランカの択かどうかがよくわかることになる。次がその検証動画である。

たしかに勝っている。フレーム解析上も勝っているのだ。これが理解されているからこそ「サプフォ☞5弱K」の択は重要なのだ。この分野に限らないがChatGPTやGrokのいい加減な回答集はその言葉が示すようにただただ信用ならないと言っていいだろう。あくまで参考レベルなのだ。たしかにこのケースだと「強ローリングが刺さりがちである」との回答は幾ばくか正しいもののそれぐらいしか適切な回答がない。恐らくこの事例は生成AIがその正確さの点で微妙であると言っていいことを如実に表す好事例なのだろう。

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