第二の柱・ストーリーの秀逸点について
これについては多く語るまい。ネタバレになるので。だが基本的に現代的なRPGの解釈が出来ていてその完成度が綺麗極まりない。風呂敷を敷き広げただけだとか単純すぎるコンパクトなものだとか言えるものではなくすべてにわたってストーリーに必然性がある。「エヴァンゲリオン」だとか「Fate」だとかそういうレベルじゃあない。ストーリーが一つの映画のようであえて言うならば「FF」を超えた「FF」であるといった方がいいだろう。また別の言葉で示すならばサンライズの「ガンダム」アニメーションのような話の自然さがあるっていってもいいかもしれない。とにかく無理無理に話の焦点を収束させただけのゲームではない。自然体でいて必然性があって完成体でいる…というべきだろうか?別の言葉で言ってしまうと「サイバーパンク エッジランナーズ」をファンタジー系RPGにしたような…と言ってもいいかもしれない。
”ゲヲログの語彙力(笑)”でまとめると…
とにもかくにもこのゲームはひとつの映像作品としても独立していて単なるRPGに留まるものではない。たぶんデヴェロッパは最初で最後の賭けをしたんだろうけど(金銭的にも経験的にも)それが見事に功を奏しているといえる。ひとつの物語として凄まじい完成度を誇っているのだ。とにかく”ゲヲログの語彙力(笑)”で表して見ても「やっぱすんごおいw」のである。前段やストーリーを進めるための戦闘システム面で優れているほかストーリーそのものの点でも優れ過ぎている。だからこそ追い求める物語が先行して存在してる。追いかけがいのあるRPGになっている。本来ゲームってこういうものだよねっていう王道を取り入れる筋とゲームってこうあるべきものだよねっていう理想道を取り入れる筋とで話の流れがマージしていてすごく良い味を出している。てか神ゲーである。間違いない。フルプライスで買え。まるで一クールのアニメーションだとか数時間にわたる長編の映像作品を見ているような驚きと新鮮さが待っている。マジで損はしないZO。