「Clair Obscur: Expedition 33」…マジで神ゲー・ゲヲログの期待は嘘でなかった【1.5&2.0同時投稿記事】

はじめに

「Clair Obscur: Expedition 33」…マジで神ゲー。ゲヲログの期待は嘘でなかった。「FF」でも「オクトパストラベラー」でも超えられなかった壁がここにはある。元UBIスタッフが関わっているらしいがマジでフランス人の本気を見た。優れてます・神ゲーです。ではプロットについてちょいふれた後どこが良いのか?を具体的に挙げさせていただく。メタスコア90超は本当に納得のいくところである。正当な評価を受ける資格があってガチGOTY狙える実力をまざまざと見せつけられた。Gamersplanetで勝ったんだけど本当に買って正解。これで6000円は安いしゲーパス入ってる奴なら間違いなくやっておけ。

ストーリー

ペイントレスとかいう魔女?が識字をしていくんだけどその数字が年々小さくなっていくっていうストーリー。そしてその数字に従ってその年齢の人々は死んでしまう呪いが存在する。数字が小さくなっていくので年を経るごとにより若い人が死んでいってしまう(正確に言うと亡骸となって崩れていく)。その呪いを無くすためにペイントレスに抗いこいつをやっつけるために冒険して良くていう話。中には志願して子どもも参戦していく。33の数字が書かれた年にペイントレスを倒すための旅に主人公たちは出るのだった。これがストーリーである。

冒頭から引き込まれるグラフィックス

冒頭から圧倒的に耽美で美しいグラフィックスが目に入る。導入部の演出も優れていて主人公は愛する人を失うこととなってしまう。いざ遠征旅に出るといきなり奇襲を喰らって部隊壊滅状態に。生き残った仲間で体制を立て直して計画を遂行する。とまぁ序盤をプレイした限りではこんな感じである。難易度調整もあるんだけどこれ本編のシステムがかなり優れているので嫌にならない設定になっとる。私は初期設定の最高難易度でやってる。じゃどこが優れてる?

戦闘システム概略

まず戦闘システムが独特。あえて言うと「FF」+「オクトパストラベラー」+「Fallout」って感じ。「FF」からはターンベースの要素を「オクトパストラベラー」からは特殊な可変的条件付き行動要素を「Fallout」からはターン介入型ACTをそれぞれ受け継いで構成しているといった様相を呈してる。この戦闘システムが優れ過ぎててやってて苦にならない新鮮さがある。マジでこれだけ。これだけだけどすごく新しみも感じる。なぜかっていうとさまざまな要素を集約してひとつの芸術品にしてるからだろうな。

ソウルライク?要素もあり

あと言えることがあるとすれば「スーパーマリオRPG」みたいにリアルタイムでボタンをタイミングよく押していってバフ効果を狙うっていう要素がある。パリィやドッジの要素もあってうまく合わせて目押ししていくとすごく戦闘が楽になる。この辺りが素晴らしい出来で構成されててバランスよく新鮮味を感じることが出来る。いろんなゲームから特徴を拝借してそれをオリジナルなものに仕立て上げているからこの点で賞賛されるべき。目押しでパリィ・ドッジを発動できる当たり「ダークソウル」ライクな要素もあるって言っていいだろう。面白いです。

システムについてツッコミ

というのも基本ファンタジー要素で「FF」ぽいターン制バトルがある。ただ行動順は素早さで決まって「オクトパストラベラー」みたいに行動順自体が可変なわけではない。あくまで行動順は規定済み。んでそっから特殊な状態異常とかがある(この辺りは「オクトパストラベラー」から拝借してる要素の感じがする)。あと「Fallout」みたいにFPS/TPS的にAimフォーカスするシステムもあってここもRPGにしてはかなり新鮮である。パリィとドッジはタイミングアクション要素として「ダークソウル」系と比較できると思う。タイミングよくボタンを押すんだけど様々なモーションがあるからそこらに沿って対応していかなけりゃならないという設定だな。これらの既存要素をバランスよくミクスチャしてるからすごく面白い。それがためなかなか飽きの来ない上手な設計である。

バグはあるものの

正直バグはあります。報告によると音バグがあるみたいだが私の場合はそれがなかった。代わりに移動バグがある。サークル指示をして移動させるのが反転するバグに遭遇した。でも細けえこたぁいんだよ。これから修正されるだろうから。サウンドも高品質でゲーマーならば楽しんでプレイできるはず。この辺りは発売前からフレコミでよくよく周知されていた限りである。とにかく素晴らしい。というわけで買え。買えばわかる。買わなくてもゲーパスでやれ。やればわかるだろう。

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