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学術

三島由紀夫と東大全共闘の話の流れを見ていてわかったこと~西田(日本大学教授・社会学者)vs米山(元新潟県知事・衆議院議員)の話との圧倒的なレベル差~

三島由紀夫と東大全共闘の話の流れを見ていてわかったこと~西田vs米山の話との圧倒的なレベル差~三島由紀夫と東大全共闘の話の流れを見ていてわかったことがある。「この時代の議論のレベルの方が高い」ということだ。西田vs米山が話題になっているようだが相対してこれは「議論にすらなっていない」と言わざるを得ない。三島と全共闘の東大での討論がされたのが50年以上前。今は2025年。本来であれば議論が熟成されて「この時代の議論のレベル」をより超えているべきである。大学教授vs国会議員。なぜここまでレベルが凋落したのか?一体こんな事態が起きたのはなぜだろうか?個人レベルで感じられる点を書いてみます。相手の考えを汲み取ろうとしない議論において相手の考えを汲み取ろうとしないとお互いのすれ違いが起こってしまい共感する場面やきっかけを逃してしまう。そもそも相手を罵倒するということは考え方の共感性を逃してしまってお互いのすれ違いに直結する流れを作ってしまう。だからこそ相手の考え方に共感の余地をいつでも残しておくというのは重要である。相手の意見が100%間違っていると決めつけて考えることは議論の余地を潰してしまっ...
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格闘ゲームにおけるクロスオーバーは流行るか?

格闘ゲームにおけるクロスオーバーの事例を考えてみようこの流れは止められないと思う。確かにサウジ資本があるからこそかの伝説的サッカー選手であるC・ロナウドが「餓狼伝説」最新作に登場したという流れはあることにはある。格ゲーの世界では今かなり斬新な試みだと評価され新生「餓狼伝説」なりの特徴が表れている...というわけ。だが似たような現象はこれだけだろうか?と私なりに問うてみた。答えは明らかに”NO”である。ではどんなタイトルが具体的に存在するか?例えば「SF6」ではどうだろうか?あるいは「GGST」ではどうなんだろうか?ちょっとつらつらと。「SF6」の場合~不知火舞とテリー・ボガード~例えば別ゲーから参戦してきている登場人物がしっかりいる。しかもC・ロナウドが登場した当の「餓狼伝説」IPからである。そうだ!そいつらが不知火舞とテリー・ボガードである。しかも「餓狼伝説」IPそのものよりも「餓狼伝説」に近しいデザインで出ていてしかも差し合い格ゲーの最高峰と言われる「SF6」流にしっかりと世界に溶け込んでいるのである。てかぶっちゃけ「餓狼伝説」最新作よりも「SF6」でのこれらのキャラクターのほうが...
学術

ブラック企業から逃れるために院卒非正規労働者の私がやってきたこと

正規になったところで意味はない~細く長く続ける~結論から言おう。私から言わせれば日系企業はほとんどがオカシイ。今は非正規でなんとか独立して働いているが現在の所属先でも十分正規にはなれると思う。ただなったところで意味がない。ひろゆきも言っているが非正規でも5年勤めれば無期の雇用になれる(今は外資なので一年やって既に無期雇用に転換されている)。細く長く続けて貰える補助金はすべて貰う。制度活用。ではちょっと端折ったのでひとつづつ解説してみる。日系企業はブラックが多いこれまで日系の小売や半導体産業で非正規労働していた。ここらは本当に酷かった。一人でさばけない量の仕事を任せられ早朝勤務をやらされた。給料は出るものの店長や同僚などからパワハラを強いられた。プライバシーに関わる点をしつこく聞かれたりと社内ルールを無視する女性も多くいた。いきなり別の部門の上長でないものから怒鳴られることなどもあった。おまけに謝られたことは一度もない。所謂お局が幅を利かせており他人のミスは積極的に指摘する割に自分のミスはどうでもいい人ばかり。ミスを潰していた人自体を潰す最悪な会社ばかりだった。当然のごとく朝の挨拶もしな...
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ゲヲログの懸念~集英社ゲームズや講談社クリエイターズラボは失敗する~【「地罰」はなぜダメだったのか?】

ゲヲログの懸念~集英社ゲームズや講談社クリエイターズラボは失敗する~既にゲヲログ2.0で執筆してあるがやはり集英社ゲームズや講談社クリエイターズラボの試みはかねがね失敗しつつあるようだ。特に講談社クリエイターズラボはハッキリ言ってカネを出す価値のないIPが揃っている。比較すれば集英社ゲームズには良いIPがあることにはある。中でも「シュレディンガーズ・コール」「OPUS: Prism Peak」はコアゲーマーならば必ずプレイしておきたいIPだろう。私も買うつもりだ。だが他のIPには微塵も魅力を感じない。特に講談社クリエターズラボのほうは「Rise of Rebellion~地罰上らば竜の降る~」を始めとして散々な出来なものばかりだ。これには理由がいくつか考えられるが日本式経営の停滞という要因が一番強いと今になって私は思う。VC(ベンチャーキャピタル)はクソである私も相談の経験があるのでわかるのだが日本のVCや経営のバックアップをコンサルする企業や団体は皆ほぼほぼ阿呆である。彼らは往々にして「何本売れる予定か?」だとか「どういったプロセスで売るつもりか?」という計画性ばかりを求めていすぎな...
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3Dプリンターはなぜ置物になるのか?

やれることが意外と少ない3Dプリンターってやれることが意外と少ない。例えばオブジェを作って終わりならやる意味がない。いざ作って(造形して)みると「なんでこれに最低三万円もださなあかんの?」っていう状況に陥りがちである。3D造形ってなんでもできるっていう印象を持ちがちだけどやれることが意外と少ないのである。これは後述する機種の性能の問題ともつながってくる。例えば作っていくうちに彩色に工夫がしたくなったりチタンの造形品が欲しくなったりするかもしれないがそもそもやれることが少ない機種があまりに多い。やろうとすることが意外と少ないそもそも自分の持っているリソースが少ない。例えば今自分がやりたい3D造形を念頭に入れ考えてみても「メタルスラッグ」の戦車を作ってみたい!ぐらいしかない。やれることが意外と少ないに続いてやろうとすることが意外と少ないってのはあると思う。両者は似ているように見えるけど全く違う。やれることってのは3D造形でできることのことだ。やろうとすることってのは3Dプリンターの使用者が作ろうとする意志決定のことだ。似ているようだが違っていてどっちとも造形表現に当たるネガティブな要素であ...
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【TBSは「中居問題」に乗じて調子に乗るな】北尾さんも指摘するオールドメディアが抱える問題と一般人が享受できるメリットについて

【ノーカット】フジHDの経営改善に意欲 SBI北尾氏が記者会見 - YouTubeフジ社外取締役に新任されたSBIの北尾さんによる指摘米投資ファンド:ダルトン・インベストメンツがフジメディアHDの12人の社外取締役の筆頭としてSBIの北尾吉孝氏を提案した。北尾氏は「フジメディアHDのメディア事業とSBIの金融・IT(恐らくばフィンテックのコト)を融合していくことで収益拡大が可能だ」と述べ「不動産事業に依存している」現状を強く批判・さらに「フジHDが3月に発表した役員体制では不十分」だと断じた会見を開いたという(Bloomberg)。同時にアニメなどのIPを使った構造改革も提案。ただ会見を開いた北尾氏が言っていることの中でオールドメディアが全く報じてないことがある。オールドメディアが頑なに報道しないことこれはSAKISIRUが報じているようにオールドメディアに対する北尾さんによる痛烈な批判のことだ(YouTube)。この北尾発言を報道している報道機関はほとんどない。よーするにこの「オールドメディア批判発言」で言いたいことは単純なことで既存のTV事業は時代遅れということらしい。昨今の選挙の...
ゲーム

ゲームの開発会社はIPを安易に取り込みその開発に関わってはいけない ~「Risk of Rain 2」の大型DLC「Seekers of the Storm」の事例に学ぶ~

「Risk of Rain 2」の大型DLC「Seekers of the Storm」から学べる事私も今日Steamストアページを開いて驚いた。傑作でありSteamでのユーザレビューも非常に好評~圧倒的に好評の地位を譲っていない「Risk of Rain 2」の大型DLC「Seekers of the Storm」の評価が著しくないのだ。ぶっちゃけ悪評が目立っている現状がある。さてなぜだろうか?コトの顛末はdoope!に詳しい記事があったのでそれと同URLのSteamストアページを参考にしてまとめてみよう。実はこの深刻な問題を解決するのは至極簡単である。そこまで解説する。傑作「Risk of Rain 2」の最新DLCとして昨年11月にアナウンスされ、従来のHopoo Gamesではなく、Gearbox Softwareが開発を手がける最初のDLCとして今月8月末にローンチを果たしたものの、新コンテンツだけでなく本編にも技術的な悪影響をもたらす事態となっていた「Seekers of the Storm」ですが、新体制移行後の運用と今後の動向に注目が集まるなか、新たにGearboxが「...
ゲーム

【とあるredditの日常】なぜ「Starcraft」と「Warhammer 40k」のデザインは類似しているのか?

私自身長年疑問だったことだがこの度redditでその解説文を見かけたのでソイツを事実確認してみようと思う。スレッドタイトルは Is there a reason why Starcraft and 40k are very similar?というもの。そもそもこのネタは解説としてマジで長くなるのでbestな回答としてソートされている3つの回答を元手にしてそれらをひとつひとつ論理の積み上げで見ていってみよう。...つってももっと長い解説と討論が原ソースではされているのでさらにツッコミたい方は元サイトを見てほしい。Batou2034の回答・Blizzardは訴訟リスクを抱えることを避けるために否定しているが,,,・「Warcraft」(「Starcraft」の由来のIP)の多くの要素は「Warhammer 40k」を大きく参考にしている・デジタルゲーム化された40kのゲームのニーズがあったことは明らかである・事実Games Workshopのデザイナーとして名の知られているAndy Chambersは「Starcraft 2」に関わっている・Games Workshopも「デザインが似てい...
ゲーム

RPG-RCGを標榜する「チェイシング・カレイドライダー」 CBTテスター募集中

私はAUTOMATONの記事で知ったクチだが一昨日(4月9日)Level Infiniteが新作美少女バイク疾走ゲーム「チェイシング・カレイドライダー」を発表したようだ。記事によれば現在CBT参加者の公募がかかっていてiOS/Android/PC各環境にてテストプレイを実施予定だそうな。AUTOMATON以外では4Gamerや電撃オンラインが報じているほかプレスリリースの形でPR TIMESが報じている。ただどう頑張って読み解いてもゲーム性については解説が全くない。あくまで世界観とかワールドストーリーの解説止まりでゲーミング自体については既に公開されているトレイラーから推測する以外ないのだ。ゲーム「チェイシング・カレイドライダー」は「バイク美少女が暴走するドキドキRPG」を標榜するゲーム(公式サイトより)でテンセント系のゲームスタジオFizzglee Studioが制作する。PCゲーマーから強く期待されるようにSteamで配信されるかどうかは今定かではない。現にCBTのテスター参加者募集は独自のサイトで公募がかかっているようだ。冒頭述べたように今確認できる情報は多くなく世界観の解説が豊...
ゲーム

【観察「Nintendo Switch 2」】任天堂の「半占有プラットフォーム」は市場で失敗する

任天堂とマルチプラットフォームタイトルの波との対立去る4月2日に放送された任天堂情報番組ニンダイにて「Nintendo Switch 2」の詳細が報道された。ぶっちゃけて言うと私は今機に全く興味がないので気になったタイトルの情報だけ抑えておく。俯瞰してみると任天堂の謹製IPをやりたい人以外は買う必要が全くなくなってきたという印象がある(昔からそうだけど)。現に配信タイトルは他のプラットフォームからスピンオフしてきたものが多い。任天堂でさえマルチプラットフォームの波に飲まれていくと私は予測している。具体的に目についたタイトル例えば「マリオカートワールド」はファンならば買いたいものだろうから新ハードも買うべきだろう。だが他の目玉タイトルはどうか?「DELTARUNE」は間違いなく他のプラットフォームでも出来るし「ストリートファイター6」もそうだ。「Project 007」だってそうだろう。「Civilization」IPの新作も既存のSteam配信タイトルを新展開したものに過ぎない。「スプリット・フィクション」「ホグワーツ・レガシー」「ヒットマン」当たりだってフツーに既配信されているものの...
ゲーム

「ひもじ村」のウータ~ゲームの理想形を作る唯一無二のゲームクリエイター~ 新作のタイトルは「残念集団」か?

本来はSteam配信されてても全くおかしくはないであろうクオリティのフリゲを作り配布し続けるウェブサイトをご存じだろうか?生ける伝説たる独立系フリーゲーム配布サイトで国内外に固定ファンを多く抱える「ひもじ村」である。その管理人ウータがXにてゲームのプロトタイプと思わしき動画メディアのポストを繰り返している。投稿傾向は凄まじく機敏でありポシャるゲームも多いらしいので本バージョンとして配布されるかどうかは定かではない...だが今回のブツは人一倍奇抜である。タイトルはどうやら「残念集団」というものになるらしい。Xポストされた動画メディアではオリジナリティ溢れるアーティストかまボイラーによる「いってくれ」がBGMとして流れている(ウータ自身とあるXerの質問に回答している通り)。なぜゲヲログでわざわざ記事にしようかと思ったか?どうやらこの「残念集団」というゲームは所謂物理系シミュレーターになる(と思われる)見込みなのだ。どういうことだろうか?ちょっとばかり紙面を割いて解説しよう。メディアポストから察するにこのゲームは固定制の面クリア型のゲームでありながらこれまでの「ひもじ村」のゲームとは一風変...
ゲーム

新川宗平(元日本一ソフトウェア代表取締役社長)が独立して設立した新会社スーパーニッチ 公式WEBサイトをオープン

私は4Gamerの報道で知ったクチだが新川宗平(元日本一ソフトウェア代表取締役社長)が代表を務めるゲーム会社:スーパーニッチがその公式WEBサイトをオープンしたという。新川さんは独自の色彩を持つやりこみ性の強いSRPG「魔界戦記ディスガイア」シリーズで著名なゲームクリエイター。同社の設立は2022年らしいから実績を作ってから今になって公式WEBサイトを公開したこととなる。WEBサイトから具体的に明らかになったのはその経営理念と開発実績。「唯一無二のエンターテインメントコンテンツ体験を世界中の人たちに向けて提供する」ことをその経営理念にしている。加えて4Gamerの同報道によれば「クリエイターファースト」を社是に掲げる会社であるともいう。また新川さん自身の声明によればミックスコンテンツをそのメインストリームに据える会社の側面もあるようだ。曰くところによれば「小説・マンガ・ゲーム・音楽・映像といったあらゆるメディアから自由自在にコンテンツを創出する姿勢を持つ」という(同WEBサイトより)。いわゆるメディアミックスを主戦場とする小さいながらも可能性を無限に秘める企業を目指す気概・これをビリビ...
エンタメ

人生初スマートウォッチ「Galaxy Fit3」を買ったオハナシ

中華ウォッチは使いたくない!スマートウォッチの「Galaxy Fit3」を買った。お値段は時計としては手頃なところで一万円をギリギリ下回る9900円。Samsung製。というのも中華ウォッチは使いたくないのでこれにした。スマホを父に譲ったがそれがギャラクシーブランドだったことから信頼性を置いている韓国メーカである。人によっては韓国メーカに嫌悪感を覚える方もいると聞くが私は安全で品質が良ければそれを買う。だから買いました。手元確認が容易にできる率直にいってまだ使いこなせないがいろんなデバイスを繋がりを持ちその連動性を手元で確認できる点は素晴らしい。よーするに機能は独立系と連動系に分けられると私は思う。それぞれ解説していくが,,,まずは独立系の部分。これはウォッチだけで機能が単独で成り立つもののこと。測定機能がそれに該当する。時計機能・アラーム機能以外にも体調測定の健康検診の部分が強くあぴーるされているようだがかなり良い。こういうのを日常で目にするだけで健康に気をつけることが出来るから。スマホとの連動性連動系のほうはどうかというとスマホの音楽のスワイプを簡単にできたりということがあると思う...
ゲーム

「羽生君はオタクなのか?」~いかにもゲヲログっぽく解釈してみた

「よくぞこの作品を…」羽生結弦27歳が“僕の原点”と語るスーパーファミコンの“マニアックすぎる”2つの名作ってどんなゲーム? - ゲーム - Number Web - ナンバー羽生結弦の原点はゲーム?とある有名なWEBスポーツ紙面の記事で羽生結弦さんがとあるゲームに夢中になっているということが解説されている。屋城敦による2022年の記事だが肝要な点には一切触れられておらず記者の能力不足だと私は酷評する。Numberはもっと高級路線なのだからしっかりとした記事を書いてもらいたいものだが...いかんせん(ゲヲログのような薄っぺらい個人ライターが言えることではないものの)深みがなくて事実の羅列に留まっている。例えば羽生君は実はもっともっとコアなタイトルもやっているらしいのだ。例えば「シュタインズ・ゲート」とかいうのをやってるようだ(よーするに「あつ森」だけではないようだ)。ちょっと自分と比較してみるが,,,別に羽生君がこの時代のゲームに留まらず「とあるゲームの古典が原点」というのは理由がないわけではないだろう。不登校だった私のケース私は1990年生まれだが1988年発売の「ドラゴンクエストI...
学術

千葉県民の私が兵庫県の舵取りは斎藤知事に「とりあえずやらせてみたらいい」と勝手に思う理由

たしかに事実かもしれないが主観なき客観はありえないことを認識する方が重要民意が示されたっていう事実はあると私は思う。知事が言うように。この件は事実は事実として認めるがそれを解釈する側によってどれもがゆがめられていると実感するところもあるだろう。もちろんヤスパースも言うようにこの世に主観なき客観はありえない。だが一定のレベルというか許容できる範囲・閾値はあると思う。その意味において噂のどれもが憶測とか邪推とか誤解とかに過ぎないいわゆる忖度案件。むしろこの程度のパワハラでいちいち騒いでいたら世の中は回らないというのが世間通念上の常識だと私は個人的に思う。民間企業ではこの程度のハラスメントは溢れている~これが現実~民間で働いてみたらわかるが「こんなんぐらいあって当然!」というのも私なりの経験からある。私は半導体メーカに非常勤で勤めていたことがあるがそこでも熾烈なパワハラはあった(し実際退職するぐらいの現場に私自身遭遇した)。学生時代にスーパーで働いていたころからそれはやはりあった。教えられてもいないことでルール決めされ怒られる。そういうことはやはりあったのだし社会の誰もが働いてみれば感じると...
エンタメ

「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」に感じるサンライズとスタジオカラーのタッグ性

「ガンダム」で有名なサンライズと「エヴァンゲリオン」で有名なスタジオカラーが最強タッグを組んで制作する「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」のテレビ版の放映開始が迫ってきている。日本テレビ「火曜プラチナイトアニメ」枠内で放映される。放映開始日:2025年4月8日。監督:鶴巻和哉(私自身は代表作「龍の歯医者」だと思っているかた)。Amazon PrimeやNetflixほかネット配信も有。唐突だがこのアニメ放映予定の報を受け「あれ?おかしいな...」と私は思った。「”ジークアクス”って劇場版公開されてて軍事専門家の高橋杉雄先生が絶賛してなかったっけ?」と。...というのも劇場で公開されていたのは先行放映版の「機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-」である。つまりテレビシリーズで放映される予定の冒頭部分をかき集めて作った集約版だということだ。”ビギニング”っていう単語が全てを表している。よーするに劇場版は冒頭部の集約でそのアニメーションの本筋のほうはテレビシリーズできちんとした形で公開されるということなのだ。このアニメーションで描かれるガンダムのワールドはい...
ゲーム

「Haute42レバーレスコントローラー: U16 シリーズ」買ってみた

U16を買ってみた。結論から言うとバカみたいに良い。私はKitsuneの後に自作キットでひとつ組み上げた上でU16を手にしたクチだが間違いなく一番良い。手っ取り早くいうとコンボが入りやすくなって勝率が上がるぐらい良いんだ。これまでの中で一番安いのも良。ここに辿り着くには時間がかかったが結論から言うとこれを買え!と言いたい。なぜここまで時間と資金をかけてしまったのだろうか?説明しよう。まず高ければ良いものが手に入ると思ったこと。これは大間違いだった。高くても駄目なものはある。それが私の場合はKitsuneだった。Kitsuneは高い割に性能が良くない。というのもハイエンドモデルなだけあって挙動が繊細すぎるのだ。ボタンの暴発が起きやすくとにかく敏感すぎる。あと押し込み感があまりなく薄っぺらいボタン感が印象として残る。これで5万円はあまりにも高すぎる。なぜ薄いのか?なぜ暴発しやすいのか?静音が原因である。静音というのはかなり環境面で重要なのかもしれないが操作するうえではそれほど重要でない。というのも静音したところで音するタイプのものと比べてもそれほど意味がないんだ。押している実感が音の面でも...
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VitaやSteamでリリースされたシングル人狼RPG「グノーシア」 2025年10月にアニメ版放映へ

devにPetit Depotto(プチデポット)/pubにPLAYISMが就いて制作された「SF人狼系シミュレーションアドベンチャーRPG」を謳うゲーム「グノーシア」のアニメ化が決まっている。IPの凄さの一端は一般経済誌にその評が掲載されることからもよくわかる。東洋経済の記事によればプチデポはたった四人の名古屋のインディーゲーム制作サークルだそうだ。小さいサークルが制作したゲームがアニメIPに変容するのは当のゲームdevとして大層夢のある話だと私は思う。きっと多くのゲーマーもそう思っていることだろう。この「グノーシア」というゲームは「単独でできる人狼ゲーム」を目指して作られたという。ご存じない方のため超端折っていうと「人狼ゲーム」とは味方のうちに潜むエネミー(これを「人狼」という)を探し成敗するという形式のゲームのことをいう。味方サイドはこのエネミーの無力化を図りエネミーは人狼以外を一人でも多くとっ捕まえて惨殺していく。いわばバトルロイヤルの風味を持っている”元祖あっち系”のゲームの事を「人狼ゲーム」と言うのだ。元来ボドゲでありデジタルゲーム環境が整備された今になって再びネットワーク...
ゲーム

なぜシングルプレイゲームは息を吹き返したのか

シングルプレイゲームの時代は終わると言われていた頃私は中学生だった。その頃はネットワークゲーム・オンラインゲームの最盛期がやってくると盛んに言われていた。現に世界で最強のゲームが元祖「Counter-Strike」だった。光ケーブルが敷かれるちょい前ぐらいのことだったのでまだまだ高嶺の花ではあったがソイツがゲームの標準形であるということが立証されつつある時代に私は中学生活を送ったこととなる。なぜこのような論が巻き起こっていたのだろうか?考えてみたい。問題は簡単である。ネットワークの時代がやってくることは間違いなかったこと。FPSをはじめとして競技性のあるゲームがすごく増えていたこと。ゲームで生計をたてるFatal1Tyのような人物(プロゲーマー)も出現していたこと。様々な要因が考えられるがこの三点に絞ってまず論じたうえで講を修正してみることでシングルでプレイするゲームが復権したことを説明しよう。まずオンラインゲームはネットワーク越しにコミュニケーションを取れる夢のツールであった(今でこそ当たり前だが当時はワクテカもの)。今でも大学や大学院に行くと教授に「これからインターネットと英語の時...
ゲーム

碧井工房の「JumpHack03第3世代プロトタイプ スト6向けレバーレスコントローラー PC/Switch対応」最後の一個を買ってみた RazerKitsuneからの乗り換え比較

ゲーミングデバイスの専業メーカー特にレバーレスコントローラーの専業メーカーである碧井工房の「JumpHack03第3世代プロトタイプ スト6向けレバーレスコントローラー PC/Switch対応」最後の一個を買ってみた。私が注文した数時間前の時点で在庫が一個しかなかったので現時点でSOLD OUTの状態となっている。プロトタイプということで正真正銘の最後の一個になるのかもしれない。同じようなキットにはぴくるすの「Lotus clear」があるようだ。RazerのKitsuneと比べてみようか。はっきり言っておくが遜色ない出来だ。というかこっちのほうが半値の割に出来は良いと思う。まず環境面が違う。赤ボタンを押すだけで再スタートできるのは大きい。もちろんKitsuneも再スタートボタンはあるがD-padと同じように設定されているので再スタートボタンをロックしてしまうとD-padも使えなくなる。KitusneはD-padだけを無効化する方法がないのだ。それに対してこちらはカスタムできる。ボタンは静音プッシュが有効になっているが決してタップ感に悪さを感じるところがまったくないのも良い。たしかにも...