格闘ゲームド素人(プラチナ入ったぐらい)がレバーレスコントローラを買って分かったこと

今回はスト6をプレイしていてふと思うところがありレバーレスコントローラーを買った私による私自身の格ゲースキル評価に関する解説記事である。「格闘ゲームド素人(プラチナ入ったぐらい)がレバーレスコントローラを買って分かったこと」と称して述べてみたい。そのレベルを三つに分けて考えてみた。レベル1~レベル3になるにつれてカバーリングする範囲が広まっていくと考えていただきたい。ちなみに買ったレバーレスコントローラはこれである。かっちょ良いなーって思ってRazerのkitsuneにした。奮発したがやはり値が張る。ぶっちゃけたところで言うと一言で済む。値段高杉(笑)。

レベル1:買ったからと言ってコンボが入りまくるようになるわけではない

当然だがバラ色のコンボ生活が始まるようになるわけではない。油断して私も勘違いしていたが間違いなく事実である。レバーコントローラでコンボが入らないのならばレバーレスコントローラでも入らないと基本的に思っていただいて構わない。ナナメ方向が入りにくいというか操舵の把握がしにくいことによってコンボが入らなくなる…というか入りにくくなる種のコンボもまたあると思われる。例えば私が使っているブランカは溜めキャラなのでナナメ溜めはキャラ操舵の基本中の基本である。レバーレスコントローラは溜めのための方向も実際問題厳密に定義されているので(ナナメボタンはなく横+下でナナメが入る)妙に入りにくくなるコンボもある。特に横溜め縦溜めのコンボなどは入りにくくなる典型例だと思う。まぁ慣れの問題でもある。

レベル2:買ったからと言ってメリットだけではない

当然だがバラ色の格ゲーメリットバリバリの生活が始まるようになるわけでもない。油断して私も勘違いしていたが間違いなく事実である。レバーコントローラで妙に納得できない閾値にあるプレイヤーがレバーレスコントローラを手に入れたからといってメリットが爆増するわけではないと基本的に思っていただいて構わない。コンボもそうだしあとは立ち回りの基礎などはあまりレバーorレバーレスで変わるわけではない。ストシリーズは基本読み合いのじゃんけんゲーだから(正確に言うとグーグーチョキチョキパーパーの二倍界王拳じゃんけんゲームであるが…)立ち回りがコントローラーの種別に影響されることは全くないと考えてよい。戦略の多々あるゲームであるがゆえその戦略性に理解を示せない段階でレバーレスコントローラに凝っても特に意味はない。まぁ慣れの問題でもある。

レベル3:買ったからと言って強くはならない

当然だがバラ色のe-Sports級の格闘ゲーマの生活が始まるようになるわけでもない。油断して私も勘違いしていたが間違いなく事実である。レバーコントローラで弱いプレイヤーがレバーレスコントローラを手に入れたからといって強くなるわけではないと基本的に思っていただいて構わない。冷静になって考えてみればわかるが当たり前である。menaRDは現在進行形でパッド勢であるしかつて世界最強と恐れられた男Punkもパッド勢だった。パッドで強いやつはレバーレス使ってるプレイヤーにも間違いなく勝つことをこの情報が証左している。パッドで強いやつは何使っても強いと考えたほうが良いしパッドやレバーレスコントローラで弱いやつは何使っても弱いと言っていいと思う。何にせよあとは地道に練習して努力を重ねる以外はない。まぁ慣れの問題でもある。

ということでお判りいただけただろうか。自作すりゃここまで値の張るRazerのデバイスを買う必要もない。実は筆者は物流倉庫で某スポーツメーカ関係の仕事をしていたことがあるのだがあれというブランドものもそんなんだった。なぜか高いほど売れるのである。そういうブランド体制を敷いてしまっているというビジネス上の戦略があるわけだ。良いスポーツシューズを買えば実力も手に入ると皆が錯覚しているのである。知らないうちに必然的に。これと同じことが(過大過小は場所場所にあれども)レバーレスコントローラについても言えると思う。買ったからと言ってコンボが入りやすくなるわけではないしメリットだけでもない。当然強くなるわけではない。練習あるのみ。…とここまで書いて定型文の形をこの記事が取っていることに気付いたあなたはおそらく国語100点である。とまぁコントローラは総じてプレイヤーの慣れの問題でもある。強くなるためには練習あるのみである。

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