碧井工房の「JumpHack03第3世代プロトタイプ スト6向けレバーレスコントローラー PC/Switch対応」最後の一個を買ってみた RazerKitsuneからの乗り換え比較

ゲーミングデバイスの専業メーカー特にレバーレスコントローラーの専業メーカーである碧井工房「JumpHack03第3世代プロトタイプ スト6向けレバーレスコントローラー PC/Switch対応」最後の一個を買ってみた。私が注文した数時間前の時点で在庫が一個しかなかったので現時点でSOLD OUTの状態となっている。プロトタイプということで正真正銘の最後の一個になるのかもしれない。同じようなキットにはぴくるす「Lotus clear」があるようだ。

RazerのKitsuneと比べてみようか。はっきり言っておくが遜色ない出来だ。というかこっちのほうが半値の割に出来は良いと思う。まず環境面が違う。赤ボタンを押すだけで再スタートできるのは大きい。もちろんKitsuneも再スタートボタンはあるがD-padと同じように設定されているので再スタートボタンをロックしてしまうとD-padも使えなくなる。KitusneはD-padだけを無効化する方法がないのだ。それに対してこちらはカスタムできる。

ボタンは静音プッシュが有効になっているが決してタップ感に悪さを感じるところがまったくないのも良い。たしかにもうひと工夫あるとタップ感に強みが出そうだが変えないままそれでも十分な仕様だ。私はデフォルトのものを使っているがおかしいところは全く感じない。そして重要だがKitsuneよりも特に移動ボタン・ジャンプボタンの正確性が格段に上がっていることを実感する。これは間違いない。

例えばブランカのコンボで端コンボを始めて実戦で決められた。DR引中K⇛立強P⇛ODバクロリ⇛強バチカ⇛ODバチカのコンボだ。このコンボひとつとっても間違いなくODバクロリが入りやすくなっていて実戦で使えたことを実感した。生ラッシュコンボやDRの出し方でもやりやすさを感じる。Kitsuneは確かに最強のレバーレスコントローラーである。だが最強が細かいニーズに対応できているかというとそうでもないと私は思う。特に静音すぎてタップ感に欠けるのは欠点だと個人的には思うところである。

買いたいならば碧井工房のこれやそのシリーズで十分である。Kitsuneは5万円近く値が張るので相当のハイエンドモデルだ。繰り返すようにD-padの操作カスタム性が悪いのは間違いない。はっきり言って設計ミスだと思う。確かに上級者にとってはKitsuneのほうがいいのだろうが私のような初心者や中級者には馴染みがないといっても過言でない。結論から言うと各社から出ている自作キットを買ったほうがコスパ面でも実践面でもいいだろう。そちらのほうが確実に勝利に近づくからだ。

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