3D傑作ローグライクアクション「Risk of Rain 2」のニューDLC「Hallowed Concepts」リリースにおいて分かるゲーム開発で最も重要な事


We can identify what is most important for DLC by examining the case of “Risk of Rain 2.”


Steam表記時間の2026年10月9日に、ゲーム業界でも広く知られるIPであり、3D傑作ローグライクアクションである「Risk of Rain 2」のニューDLC「Hallowed Concepts」がリリースされた。評判は上々、「Borderlands」IPで世界にその名が広く知られるギアボが主として手掛けたDLCにして、バランス感覚にとても優れているとの誉が高い。このDLCは、ハロウィーン仕様のサプライズ配信に近しい形だったという噂で、ゲヲログもそれを聞きつけ、本記事を今出勤前に急いで書いている次第だ。

実は、(このIPのDLCは特段そうなのだが…)第三パーティのModderたちがその開発に携わっているという特徴がある。前々DLCは不評だったのだが、ギアボらもそこから開発姿勢について、新しいことを学んだらしいんだよね。前DLC「Alloyed Collective」からコミュニティのModderたちが公式の開発チームに加わって制作に携わるようになった…というのだ。これにより、プレイヤーやプレイヤーに近い開発者の意見が反映されやすい、ゲーム開発において理想的な体制が取られているのだ!

だから、このゲームのDLCの評判は、ある時からうって変わって「非常に好評」のレビューが与えられるようになっている。つまり、ゲームIPの販売長期化の恩恵がしばしば見受けられるようになっているのだ。普通、「DLC商法」ってのは当初本作のそれがそうあったように、売上一辺倒なことが多く評判・評価あってきたりのものを指す言葉ではない(本音ではw)。だから、プレイヤーやコアファンからは批判されるのが常なんである。

だがそこを逆手にとって、Modderたちの意見をよく聞くタイプのDLC開発に本作のdev体制が大きく変遷した、という短い歴史があるのだ。その影響を受けAUTOMATONも記事を上げている。AUTOMATONの執筆陣の有能さが発揮されて、とても良く書かれている記事だ。同記事は今作のプレイヤー数が、このいきなりのDLC配信を受けて、相当跳ね上がっていることを知らせる(上述のブログカードの記事)。このゲーム2020年配信で(しかもインディーゲームなのに)今だに同接で最高4万人もプレイしてるのかよ…。

ギアボが携わるようになってからというもの、本作の大本である「Risk of Rain 2」本編は低評価レビューに長らく苦しめられてきた。当初は完全なインディーゲーだったのに、ギアボがIPを買ってから、自分勝手なことをしてきたからだ。だが、先述したようにギアボのサポーティングらはその失敗から学んだ、という背景があることは容易に推測できる。だから、近作のRoR2-DLCは凄まじく評価が高止まりしている。だからこそ、ゲームの同時接続数も高止まりしているのだ。

このIPは、良いゲームは古くてもプレイされることを上手く表現している。また、「どんなゲームが本当に良いゲームなのか?」とか、あるいは、「ゲームの長期開発やそのDLC開発において、何たるものを我々playerや彼らdev/pubが担うのか?」という疑問にさえ、うま~く答えることが出来ている。その現状があることを、好評レビューを打った誰もが、コンセンサスの下うなづけるタイトルになっている。

今回、あえてゲームのDLCの内容そのものにはほとんど、というか全くふれなかった(意図的に)。このIPが呈するものは、同意において、「ゲーム開発において何が重要か?」ということを、極めて深いレベルにおいて提示しているように思える。一言二言付け加えるとすれば、こうなるだろう…「ゲームとはゲーム単体を示すものでない」「ゲームとはその存在そのものがマネジメントなのだ」。これがゲヲログがゲーム「Risk of Rain 2」のことを最近まで見てきて得た、極めて重要な結論である。