知る人ぞ知る傑作ゲームと相成ったSRPG「Battle Brothers」の開発チーム:Overhype Studiosが新作「MENACE」そのデモ版をSteamでリリース

邦語実装がなかったこともあってか知る人ぞ知る傑作ゲームと相成ったSRPG「Battle Brothers」の開発チームであるOverhype Studiosがスタジオ新作のデモ版をSteamでリリースしている。それがSRPGジャンルにおける新しい局面を切り拓いているであろうターン制タクティカルゲーム「MENACE」である。デモ版は邦語実装されていないものの正規版では実装される見込みとのこと。正規版のリリースは2026年2月5日になっていてそう遠くないうちにこの意欲的なSRPGを邦語環境で楽しめるというわけだ。私もリリースされた暁には買おうと思っている。

「Battle Brothers」は2017年3月24日にリリースされた中世西洋風ターンベースタクティカルローグライク傭兵団運営シミュレーションゲーム。グラフィックスは正直貧相なんだがこのゲームはSteamでは知っているものがままいるSRPGの白眉。基本的にパーマデスで駒風のユニットを操作していき難度の極めて高いSRPGの世界をハードコアに楽しむことが出来る。言っておくが本作一見さんお断りの難易度を誇る。SteamではSRPGコア層の熱狂的な支持を受けていて”非常に好評”のユーザ評価をキープしているIPである。

では注目の同スタジオがゲームパブリッシング・ゲームマネジメントを広く手掛けるこれまたコアな会社Hooded Horseと組んで作る「MENACE」は一体どういったゲームになるのだろうか?こちらも「Battle Brothers」と同じくターン制ストラテジーで難易度が極めて高くてパーマデスシステムを設けている。一言で言うと前作の継承であろう。ただし世界観が火星?みたいな惑星になっていてそこでエイリアンのような敵部隊と対峙しながらサバイブする…という前作のSF版改変モノになっているといっていいかもしれない。

ゲームレビュー会社のレビューに依ったりあるいは現にデモ版をストリームしているライバーの様子を見たりしているとより「Battle Brothers」のシステムやデザインを大幅に改定しているものという面も見逃せない。あるレビュー会社は「XCOMとWarhammerのマージでありイマーシブな要素も光る賞賛すべきSRPGである」というような評価を現に付けているようだ。その意において本作「MENACE」にかけられたポテンシャルはデカい。まぁ心配なくとも必ずや成功するIPになるだろうな…これがゲヲログの見立てだ。てかこれもう「フロントミッション」シリーズのニュアンスのゲームのオーバーホール現代版みたいな位置づけ・成果物なんじゃねえかな…。