ソシャゲ「BIOHAZARD Survival Unit」に集まるのは懸念のみ~バイオはスパロボじゃない!

バイオIPサードパーティ系ゲーム「BIOHAZARD Survival Unit」に示す懸念

ゲヲログが懸念を示したことが今再び現実となっているようだ。公開されたYouTube動画のコメント欄では同じようなことが書き連ねられている。「おいおいこれバイオっていえるのかよ」「これ全くジャンルの違う別ゲーじゃないか」「また失敗の一ページが名を連ねるのか」…ゲヲログはゲーム「バイオハザード」スピンオフタイトル「バイオハザード RE:バース」についてかってこう述べた。これと同じことが今回発表されたバイオIPのサードパーティ系ゲーム「BIOHAZARD Survival Unit」にも示すことが出来ると私は考えている。結論から言おう。期待できない。

シリーズが一貫して描き続けてきた、本当の恐怖・ホラー、そしてその中に頑としてある、人間に託された『希望』とは何だったのか?せっかくシリーズが巻き返しし始め、伝統を新しい形で復活させることに成功しつつある今だからこそ、カプコンさんにはもう一度再考してほしいと真に願う。

バイオはスパロボじゃない!のだから…

「バイオハザード」シリーズにスターシステムは必要なのか?【オンラインPvPタイトル「バイオハザード RE:バース」にかかる懸念】 | ゲヲログ2.0より

なぜ「バイオハザード」を無理やりソシャゲにするんだ?

そもそもこのゲームはiOSとAndroid向けのスマホゲー所謂ソシャゲであり他のゲームのうち多くがそうであったようにまた「バイオハザード」シリーズ通して明らかに期待できそうにない。知っての通り「バイオハザード」シリーズは伝統的に”3DACTゲーム”であり”サバイバルホラーゲーム”である。それをなぜ今更ソシャゲにするのか?そもそも見た感じ明らかにジャンルが明らかに”3DACTゲーム”ではないし”サバイバルホラーゲーム”の色彩も感じない。「シリーズの伝統を無視して無理やり張り子で作り上げたソシャゲ」という印象しかない。そもそもこれを電車の中かどっかで携帯してやる阿呆がこの世に存在するのか?厳しいがそう言わざるを得ない。

動画を見た限りの感想

動画を見た限りではサバイバル系の”戦略シミュレーションゲーム”を謳っているようだが緊迫感のあるリアルタイム性が全くなくホラー感も際立つところが皆無だ。率直な感想を言うが「何かよくわからんがマップがあってMOBA系のバトルデザインが搭載してあってどこか戦略性を無理やり詰め込んで無理やりバイオシリーズにしたようなゲーム」という感想しか抱けない。何度も言うがバイオシリーズは恐怖・ホラー・そして人間味あるゲームデザインがあってこそバイオなんである。「そうでないものをバイオにするな…」そんなコメント欄の大勢を占めている。

唯一の救い~カプコンは監修しているだけ~

ただシリーズを半伝統的に担当してきたカプコンの川田が言うように唯一の救いカプコンは監修という立場であるにすぎないことだろうか。あくまで制作はアニプレックスとJOYCITY。動画内で川田が云うように「ゲーム内容については橋本(アニプレックス)とJOYCITYにお任せ」していてあくまで「カプコンは監修しているだけ」というタイトルである。私なりに邪推するが川田が本気でこのタイトルを推しているとは到底思えない。ゲームデザイナーとしての本音を言ってほしい。恐らくばアニプレックスとJOYCITYが無理やり声掛けをしてシリーズIPの名を借りただけ,,,これが真相だろう。その真否を問わずファン・ゲーマの声を無視して当然成功するはずがない。

バイオはスパロボじゃない!

IPの名を借りただけで自社製のタイトルではないところを見るとBtoBの企業政治的力学が働いたに過ぎないのだろう。だがカプコンはなぜ監修という立場と言えども「バイオハザード」ブランドが失墜するきっかけとしかなりえないようなタイトルにGOサインを出したのだろうか?何度でも言おう。「バイオハザード」は「FF」じゃない。また「バイオハザード」は「マフィア」でもなければ「Gears of War」でもない。「バイオハザード」は”戦略シミュレーションゲーム”でもない。「バイオハザード」は「バイオハザード」だ。長年シリーズの伝統を見てきただけのファンでもわかることだ。IPの持つブランド力を棄損して復活してきた信頼性を失墜させることはわざわざすべきじゃない。しつっこいがもう一度言う。バイオはスパロボじゃない!

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