Thomas Biskup~第8世代新生ADOMとUADOMの失敗について語る


The development of ADOM’s 8th generation will begin, with a release planned for 2027. ADOM’s original creator, Thomas Biskup, has stated that the previous 6th-generation project, UADOM, was a major disappointment. However, he has learned from this mistake and now has a solid mindset to restart ADOM. Many roguelike fans are looking forward to the new 8th-generation ADOM.


ADOM(Ancient Domains of Mystery)の開発者:Thomas BiskupがSteamプラットフォーム上でゲームの第8世代化について述べている。「ADOM is resurrecting once again…」と題されたページによれば投稿は2025年12月21日(日)23:54JSTに行われたものでそのページ名が示す通りADOMの再復活について述べられたものなようだ。このゲヲログ今回はこのページを私見も交えながらまとめてみよう。

まず前提となるのがADOMの傑作性についてである。このゲームはソースコードが公開されておらずMOD制作も生半可な努力では不可能なためヴァニラが全てであることも併記せねばならないだろう(当然ローカリゼーションも入っていない)。だがそれをもってしてもADOMは素晴らしいローグライクゲームである。これは世のローグライクヲタ全てが認めている事実だ。伝統的ローグライクの中でもそれぐらい誇るべき屈指の出来なのだ。

さらにちょっくらそのADOM失墜の歴史を(マジで簡潔に!)振り返ってみよう。「第1世代~第4世代がSteam版ADOM以前の純粋なヴァニラADOMの時代」「第5世代がSteam版ADOMの時代」で「第6世代がUADOM(Ultimate ADOM)の時代」「第7世代はその惨憺たる失敗の後に訪れた空白の時代だった」とBiskupは指摘している。これがADOMの世代別歴史の簡単な説明である(ちなみに第6世代のUADOMは大失敗だとファンからも捉えられている~マジでアプデが入らないので💦)。

ではBiskupが提示する条件は何か?それがADOM-IPの原案者への帰還である。彼はUADOMを除いたADOMのIPとしての権利を取り戻した…とこのページで表明している。当然のことだがこれは原案者・原作者であるBiskupの手によってADOMが今一度再起動させられる状態に差し戻ったということを意味する…そう本人が青写真描いているのだ。「私(Thomas Biskup)が再び意欲的にゲームのメンテナンスを行い」「新たな開発に着手する動機を得た」という。

Biskupは続ける。それが第8世代ADOMのリリース予定についてだ。結論から言うとADOMは帰ってくる。2026~2027のうちに新しいADOMが作られる。これまではUADOMが最悪な状態になっていてコイツを忌み嫌っていたのは原案者もかねがね同じようだ。なによりも開発に主体的に取り組めなかった。なんでも会社運営に没頭していて事業を成長・売却するまでに時間を要したとのこと。事業売却で富を得た今Biskupが優先的にやりたいことはADOMのIPとしての復活であるというのだ。

次に述べられているのが第6世代UADOMのサポートの終焉だ。開発は中止される見込みだとのことである。これについてはさらに酷評コメントが集まりそうなもんだが,,,すべての責任は自分にあるとのことを表明している…謝罪の念も。というのもUADOMを作っていたチームはマジで最強のチームだったという。最強の人材を集めUltimate版を作ろうとしたが失敗に終わったことはADOMファンならば馴染み深い”ネガティブな”話題である。

最後に述べられているのがパブリッシャとの確執だろうか。「短期的な成果はあったが長期的にはADOM自体のブランド価値を棄損してしまい」「機能しなくなるまで搾取されることに相成ってしまった」とのこと。あまりいい条件ではなかったことが述べられている。パブリッシャは慎重に選ぶべきことがBiskupの苦い経験談のようである。さて本丸の第8世代の新生ADOMについてだが…これは彼のブログで逐一述べられていくとのこと。ADOMは再復活の途上にある…輝かしい未来が待っている!?