日本一ソフトウェア〜ニンダイにて新規IP「ほの暮しの庭」を発表する

先月のニンダイで発表されたタイトルのうちで最も注目すべき一作だと私は思う。2026年7月30日発売予定・日本一ソフトウェアによる「ほの暮しの庭」のことである。率直に言うと日本一ソフトウェアはいまいちキラータイトルに恵まれないゲーム会社というネガティブな印象を私自身は持っている。だがこのゲームがそういった困難な状況を挽回する可能性があると思う。そろそろ「魔界戦記ディスガイア」以上の世界標準のキラータイトルを…その思いは日本一ソフトウェアの社内でも同じはずだ。多くのインディーゲーム開発者がその夢を単独で達成してきたと同様日本一ソフトウェアならばできるはずなのだ。

本作は当初Vitaで発売され様々なプラットフォームにポーティングされた「夜廻」シリーズ(日本一ソフトウェアによる同社を代表する独特なホラーゲームIP)のスタッフが作る新規IPだ。いわゆる「アストロノーカ」「牧場物語」「Stardew Valley」みたいな農村生活シミュレーションゲームという位置づけのゲームになることが公開されている情報から見て取れる。「農作や畜産に勤しみながら釣りや狩りを楽しんだり村人と交流を深めたり―どこか懐かしいほのぼのとした田舎暮らしを楽しめます」とのこと。

農作・牧畜・狩りと釣り・工作・村人との交流という5つのエレメントがゲームのベース内容になることは公式ホームページから明らかになっている。プレイヤーはこういったエレメントをゲームを通じて体現しながら彼ヶ津村(かがつむら)の発展に積極的に関わっていくのだ。他方単なる農場要素だけなのか?というとそうではない。「夜廻」シリーズのノウハウが間接的に生かされたホラー要素も本作にはあるという。『「夜廻」ファンの方も「MAD RAT DEAD」ファンの方も皆さんにご満足いただけるものになっていると思います』by溝上侑(日本一ソフトウェア執行役員)

対応プラットフォームはSwitch/Switch2/PS5/Steamとなることが決まっている。また会社が運営する直販ネットサイトNippon1.jpショップでしか手に入らない限定版も発売される予定だ。この限定版にはゲームソフトの他に特製BOX・A5サイズのアートブック・CD2枚組のサントラ・キャンバスアート・ピンバッジ5種セットが同封されることも明らかになっている。限定版の価格は二万三千円ぐらいする。この種のゲームで世界基準のインディーゲーム「Stardew Valley」が1480円定価なところを鑑みるとちょっとお高めだね,,,

※文章農場+ホラー『ほの暮しの庭』2026年7月30日発売決定。『夜廻』スタッフが贈るほのぼのだけでは終わらない新作【Nintendo Direct】 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.comより引用

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