音楽

エンタメ
NEW

神椿所属ヴァーチャルシンガー明透&琶舞~各々の新曲を同時にリリース

Virtual singer ASU released a new song on YouTube. At the same time, BEMA also released a new song on YouTube. Both singers belong to KAMITSUBAKI STUDIO, established by TINKER Inc. ASU's new song is titled “BitterEtude,” while BEMA's new song is titled “Predetor.” At first glance, they appear similar, yet they are distinct. "BitterEtude" expresses a slow-tempo musical world, while “Predetor” features eccentric musical lines.KAMITSUBAKI STUDIO(神椿スタジオ)所属のヴァーチャルシンガー:明透およびその妹分の琶舞が新曲を同時にリリースした。今回リリース...
ゲーム

なぜエロゲーの音楽にはピアニスティックな曲が多いのか?

なぜエロゲーの音楽にはピアニスティックな曲が多いのか?10年ぶりに「瑠璃の鳥」(「殻ノ少女」)や「さくら」(「さくらむすび」)といった楽曲を聞いてみてまた弾いてみて思ったことがある。【なぜエロゲーの音楽にはピアニスティックな曲が多いのか?】しっかりとした裏付けはあると思うのでそこを今回ゲヲログが解説しよう。あ...間違っても曲は聞いててもゲームそのものはやってませんから!てか価格がフツーに高すぎるので買ってるだけの財力なければ暇もないっていう(笑)。感情表現とピアノ曲との親和性まず感情表現にピアノ曲はかなり親和性が高いということが挙げられるだろう。「ピアノは楽器の王様」とはよく言ったものだが確かにそうだ。キャラクターの内面を浮き彫りにする必要があるゲームジャンルがエロゲーでありそれ以外は「存在しない」のである。悲壮感とか高揚感のほかに切ない気持ち・希望のある心持・孤独まで表現の広げ方においてピアノにしかできないレンジがあるというのはクラシック曲でも同じ。簡単にそれらが表現できる。ここがまず第一の理由だろう。エロゲー黎明期にあった技術的な制約第二に技術的な制約もある。エロゲーの歴史はかな...
エンタメ

Myukの曲に涙する

シンガーソングライター:熊川みゆによる音楽プロジェクトであるMyuk。ラジオを初めとしてバイラルな形で様々な音源に登場する熊川。そのキャリア内で過去最大規模となるであろうライブツアー「Myuk Anniversary Concert Tour 2026」の開催が決定している。同ライブツアーでは愛知(DIAMOND HALL)・大阪(なんばhatch)・東京(Zepp DiverCity TOKYO)を来年三月末の二週間で駆け抜ける予定だという。どれも夕方ぐらいから音響は始まる予定だ。熊川の音楽...その黎明期は特にYUI/絢香/エド・シーラン/テイラー・スウィフトに強い影響を受けているという。どっちかつと実力派の音楽に影響を受けていえるように思える。さらに音楽PとしてMyukを立ち上げたきっかけとなったのがまぎれもなくEveであるという。Eveという令和を代表するJ-POPユニットとの出会いでもってして「音楽の表現の深さ」に気づき「サブスク時代以降のアーティスト」として自らの「音楽表現を広げるため」にプロジェクトを立ち上げたという(Wikipediaより)。私も「マリー」を聞いて相当感...
エンタメ

新しい形の芸能プロダクション:COCOA PRODUCTION その音楽レーベル活動を活発化させる

次世代アーティスト育成を社是に掲げる新しい形の芸能プロダクション事務所であるCOCOA PRODUCTIONがYouTubeでそのレーベル活動を活発化させている。同プラットフォーム上でメンシプサービスも始めている。この芸能事務所は旧来からの伝統的な芸能マネジメントに加え新戦力の積極的なマイニングとクリエイティブプロダクティブに特に力を入れている会社らしい。一言で言えば「面白い芸能事務所」の性質を呈しているのだ。ではどこが独創的で面白いのだろうか?どこが具体的に新しいのか?曰くところによれば「歌いたいけどどうしたらいいか分からない人が歌える場所をコンセプトにしたレーベル」...それがCOCOA PRODUCTION同社のレーベルCOCOA MUSIC JAPANだという。「ボーカルはプロではなく」「デビューもしていない」が「再生数によってはレビューも検討する」という。ちなみに既存の配信楽曲はクオリティ・クリエイティブの観点から様々なAI補正をかけているという。そういう意味でもモダンな音楽解釈バリバリな楽曲生成を得意としている会社でそういった方針に基づくレーベルを主催しているようなんだ。同...
エンタメ

NHKもといEテレ最後の良心(?)こと「みんなのうた」~にじさんじ所属ライバー:ROF-MAOが歌う新曲「おったまげったん」の放送が2025年10-11月に決まる【1.5&2.0同時投稿記事】

これまでゲヲログでは音楽がらみの記事をいくつも上げてきた。一連の音楽記事がらみの情報その中でも特に私の印象に残っている音楽番組がある。やはりNHKもといEテレ最後の良心こと「みんなのうた」だ。「やることやってくれるじゃねえか!NHK」というわけ。押井守が言うまでもなくエンタメ表現の半分以上は音楽だと私も思う。なぜわざわざこんなこと言うのか?というのも...にじさんじ所属ライバー:ROF-MAOが歌う新曲「おったまげったん」の同番組内での放送が2025年10-11月期に決まったのだ。これは2025年8-9月期に放送された超ときめき♡宣伝部による楽曲「キラキラミライ」・TaniYuukiによる楽曲「万有引力」に続くトレンディーなミュージックセレクトといって良いだろう。同期(2025年10-11月)に放送される新曲には今井美樹による「青空とオスカー・ピーターソン」・マカロニえんぴつによる「ハナ」・クリープハイプの長谷川カオナシによる「かくれんぼの達人」と曰くありげの曲目が揃っていて「NHKやっぱわかってんじゃねえか...」と思わせるラインナップ。ちなみに楽曲の選考はNHKが専有的に行うラシイ...
エンタメ

若木未生による同名のラノベを原作にとって制作されたNetflixドラマ「グラスハート」~劇中バンドTENBLANKがリアルの音楽界で活躍

若木未生による同名のラノベを原作にとって制作されたNetflixドラマ「グラスハート」の勢いが止まらない。日刊ゲンダイの記事によれば「日本のNetflix週間シリーズTOP10で1位」「Netflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)で8位」の座を得ているという。出演の俳優佐藤がリーダーを務めるドラマ内の音楽バンドTENBLANKのリアルでの活動も活発化している。「グラスハート」はある日バンドを「女性だから」という理由だけで首になった女性ドラマー(出演俳優:宮崎)の主人公の活躍を描く青春音楽ものの作品。ふとしたことがきっかっけで突然音楽界のカリスマがリーダーを務めるバンド結成に参加することとなり...。ドラマ内で活躍するそのバンドTENBLANKの音楽も鮮烈な印象を視聴者に残している。例えば代表曲である「旋律と結晶」なんかは作詞にRADSWIMPSの野田洋次郎が参加していてかなりの本格派。アルバム「Glass Heart」は7月31日に配信されていて8月1日にはCDデビューもしている。YouTubeのワーナーのチャンネルで曲目が公開されていて※欄でもその音楽性が絶賛されている。...
エンタメ

PIKASONIC&ariiolの音楽タッグ~ボーカルチョップが印象的なEDM「8BLUE」を8/15にシングルとして発表

音楽ユニット:ナナツカゼの作曲家・編曲家として国内外で著名なPIKASONICがariiolとタッグを組んで作ったインスト曲「8BLUE」が先週8/15にシングルとして発表された。曲名の由来は”8”を”バ”と読み”BLUE”を”ブル”と読むと”バブル”になるから。この曲名の持つレトリックの名付け親はariiolだそうな。コトの経緯はPIKASONICがX上でポストしている。それによれば「素晴らしいトリック」とのこと。同曲「8BLUE」は特に曲全面にわたって精緻に敷き詰められたボーカルチョップに代表されるように曲展開の細やかな動きが印象的な一曲だ。EDM・ダンスミュージックの先々を行くような曲構成が耳に残る一曲。AIには簡単に作れそうにない2:17を実現した一曲である。どうらや元々2025/5に配信されたコンピレーションアルバム「‎Soul Notes, Vol. 7」の二曲目に収録されていた曲目だそうな。そいつがシングル配信されたってわけ。透明感のあるEDMの良さを存分に引き出すために弾かれる太めのリードシンセ・これでもかというほどの自然体な中毒性の高いコード進行の多用...定石を崩さ...
エンタメ

ホロメンAZKi&大神ミオ~澤野が作曲したAimerの名曲「ninelie」をカバー

ホロライブ所属のVTuberであるAZKiと大神ミオがAimerの名曲「ninelie」をカバーしYouTube上で公開している。同曲は2016年4月~6月にフジの深夜アニメ枠つまりノイタミナ枠で放映された「甲鉄城のカバネリ」エンディングテーマ曲。作詞・作曲・編曲その全てが澤野弘之の手によって行われAimerに提供された楽曲だ。投稿されたカバーは「透明感と神秘性に溢れ」「ハーモニーの魅力を余すことなく発揮している」と評判。「曲の相性と良すぎるカバー」になっていて「放映当時は分からなかった曲の良い点に今更気付いた」との声も多数あるようだ。ゲヲログとしても「なんか曲の持つ余韻が全体に渡り響き残っているのがいかにも澤野っぽいなぁ...」って思ってたらマジでそうだった。VTuberのカバーの一遍が「原曲への気付き」になりあまつさえ「関心の無かったアニメーションへの興味」になっている様子がYouTubeの※欄から見て取れる。確かに「甲鉄城のカバネリ」というアニメは(2016年のアニメーションと古いこともあるだろうが)あんまり話題になってないように思う。曲目の存在自体もこのカバー投稿を見るまでゲヲ...
エンタメ

バーチャルガールズバンド・ユニットKMNZのLITA~KREVAのヒップホップの名曲「イッサイガッサイ」をカバー

日本のバーチャルガールズバンド・ユニットKMNZの構成員LITAがKREVAのヒップホップの名曲「イッサイガッサイ」をカバー・KMNZのオフィシャルYouTubeチャンネルに投稿している。原曲は「音色」と双頭とされるMCer:KREVAによる代表曲。元々よく言われることだがグループユニットKMNZとノリの良いラップ調の音旋律との相性は抜群に良くどー考えてもカバー曲としての完成度は極めて高い。それはゲヲログが平成世代にぶっ刺さるカバーとして絶賛したmihimaru GTの「気分上々↑↑」あるいはKMNZのオリ曲である「driving」でも構図が全く同じだったことは記憶に新しい。今曲もマジでそれらに増して素晴らしい出来。夏の季節の持つ爽やかな感覚を原曲の歌詞に乗せながら見事にカバーしてみせたLITA。歌詞の持つ力がストイックに心に響く出来になっているのはKMNZゆえまたKMNZだからこそと言えるだろう。わずか3:20の楽曲に表現力の無駄のない・力の抜けたラップの魅力を詰め込んだ点で多くのYouTubeウォッチャー・YouTubeユーザとKMNZファンを魅了している。涼しげな歌をありがとう!...
エンタメ

【TikTokで話題?】シンガーソングライター:秋乃七穂~シングル「火種」のMVをYouTubeで公開&デジタル配信

シンガーソングライター:秋乃七穂がシングル「火種」のMVをYouTubeで公開している。2025年に音楽家:七穂として活動を始めた彼女が名称新たに配信したきっかけとなった「星の街」に続くシングル曲目だ。ポップス・特にオルタナティブポップスをメインテーマとしてきた彼女らしさのあふれる自然と曲調が耳に残るオシャレな楽曲に仕上がっている。新曲はデジタル配信されていて各種音楽配信サービスにポーティングされている。前曲「星の街」では都市のあり方をテーマしたかと思いきや今曲「火種」では自分の意識をテーマにしている。その音楽性とともにテーマ設定の着眼点に優れていてまさにオルタナティブなポップスに仕上がっているように感じるところだ。相当エモい楽曲を作ってきているのに再生回数はそれほど高まってないのでこれからもしタイアップがあれば間違いなく正当に評価されるアーティスト。ドラマやアニメーションとのタイアップに期待できそうなテーマ性に優れた楽曲を発表してきた。気になるのは「妻バレ」を自身のアカウント名に含めている点だがこれについてはあまり情報が明らかになっていない。数少ない情報によれば七穂の過去TikTok...
エンタメ

アーティストが「捨て曲」を作らないために守るべき5の鉄則

「捨て曲」とは?アーティストが実績として曲目数を稼ぐためにアルバムに入れる本来は要らない曲。ネタ曲。それにすらならない曲。ダメダメな曲。完成度の低い曲。これらのことを総称して「捨て曲」という。とりあえずアルバムに入れておくだけの曲ということで捨てている曲。だから「捨て曲」と呼ぶ。例えば名アーティストとして知られているaikoでさえこういう曲(「捨て曲」)がアルバムに収録されている。よくよく名の知れたアーティストでもしばしばこういう曲をアルバムに入れることがままある。「捨て曲」を作らないために必要なこと①コンセプトコンセプトを明確にする。意味はゲーソン・アニソンに近い(ゲーソン・アニソンは表現の方法が固まっているがため)。対象とか概念をしっかりと把握してその曲の立ち位置を明確にする。こうすることでアルバムの目標が正しいベクトルを向く状況を作ることが出来る。結果捨て捨てな曲をアルバムから排除することが出来る。「捨て曲」を作らないために必要なこと②無理に作らない曲目数が少ないアルバムでもいいアルバムは買われる。15曲目をアルバムに入れようと思わないこと。むしろ良い曲ばかりを詰め込んだ5~10...
エンタメ

バーチャルシンガー:明透の新アルバム「ray of hope」のリリース日が2025年3月26日に迫る

バーチャルシンガー:明透の新アルバム「ray of hope」のリリース日が2025年3月26日に迫ってきている。リリース当日の夜には「全曲同時視聴用の動画もプレミア公開予定」とのこと(本人のXポストより)。受注予約は既に終了している(予約期間2024年12月28日〜2025年1月14日)。PR TIMESが伝えるところによればこのアルバムは”光”をそのメインテーマに据えているという。昨年12月に発表された新曲「Aster」も収録されているアルバム。「Aster」シングルには作詞・作曲・編曲に現代音楽の世界では著名な堀江晶太が強くコミットしている。アルバム価格5000円。特典付き。「1stワンマンライブ「RAY」で見せた“光”をあなたへ」というキーワードで作られたアルバム収録曲目たちを列挙するとこうなる。「Spiral」「0g」「ブルーナイトダーリン」「アンメルト・アンブレラ」「HEAVEN IS GONE」「illumina」「Shiny」「Dazzling」「Winter Sparkler」「Aster」の10曲。この曲目の中で私の印象に残っているのは「アンメルト・アンブレラ」「S...
エンタメ

思うところがあって三曲だけに絞って今更mihimaruGTというユニットを振り返ってみる

mihimaruGTの楽曲はやはりいい曲が多い。あの手この手を使っているというよりかは真摯に作曲された曲目に合わせてラップパート・歌詞のあてはめ方の面で優れている楽曲が多いのだ。ゲーソンアニソンに近い発想で作られた楽曲とかユニットされたアーティスティックな楽曲が多いので飽きないグループだと思うんだ。というわけで思うところがあって三曲だけに絞って今更mihimaruGTというユニットを振り返ってみる企画を(勝手に)始めてみる。一曲目は言わずと知れたmihimaruGTの代表曲として知られる「気分上々↑↑」。ユニットを代表する楽曲として間違いなく筆頭に挙げられることが多い楽曲だ。hirokoのハスキーボイスのメインパートとmiyakeのラップパートがうまくミックスしあい自由自在かつ絶妙なコンビネーションでもってして構成されるアップテンポでパリピな一曲。鳴かず飛ばずだったmihimaruGTブレイクのきっかけとなった一曲。二曲目「幸せになろう」はmihimaruGTの隠れた名曲としてファンの間では有名。静かげなメロディと感傷的でメロウな歌詞が特徴のTheバラードな楽曲。辛さを乗り越え幸福をつ...
エンタメ

3人体制に変わったバーチャルシンガーユニットKMNZ mihimaruGTの名曲「気分上々↑↑」をカバーする

mihimaruGTの名曲を3人ユニットに更新されたバーチャルシンガーユニット:KMNZ(LITA/TINA/NERO)がカバーしている。曲名「気分上々↑↑」。ポップロックとヒップホップが融合しエネルギー感にもあふれる間違いなく同ユニットの代表曲。動画公開日2025年2月7日。編集スタッフはイラスト:bata零/動画:あげは/ミックス:Meis Clausonの布陣。クラブミュージックを模した動画クオリティは高杉。ガッツリ平成初期世代に刺さる曲目なので今年35歳になった私にも真正面からぶっ刺さっているカバー。もともとmihimaruGTの曲目は作曲性にすごく優れていることで有名だ。ロックやホップホップだけではなくポップソングやR&Bにも近しいジャンルを広めに手掛けるユニット。歌詞も遊び心に溢れていてところどころに捻りが加えられている曲目を多く作るユニーク音楽ユニットという評が多いのは周知の通り。Z世代には馴染みがないかもしれないが特に平成生まれには記憶に残っているバンドだ。曲目「気分上々↑↑」はmihimaruGTメジャーデビュー初頭の頃に近いエネルギッシュな一曲。曲の展開力にも優れて...