元DONUTS社員による新興ゲームメーカ:メルトクロック最新作「Lazy Witch’s Factory」に注目集まる


MELTCLOCK Inc.’s new game IP, “Lazy Witch’s Factory,” is drawing attention from Steamers.
This new title is similar to the masterpiece of the construction and management simulation game genre, “Factorio.”


東京の新宿にそのHQを置く株式会社メルトクロックによる新作ゲーム「Lazy Witch’s Factory」が今俄かに注目を集めている。フルタイムメンバー2人とパートタイムメンバー2人の計4人のチームが開発している「インチキ工場ビルダーローグライト」を怪しげに謳う挑戦果敢なゲームタイトルになるという。「不労所得で生活したい!」というウィッチが工場のシステム系を造り上げ高利貸しからの借金を効率よく返済する…という物語のストーリラインが設けられている。ちょっと見る限り傑作として知られる「Factorio」に独自のセンテンスを付け加えたような一作になるようだ。

デジゲー博にも展覧されていたというこのIPはSteamを通じてPC配信されるようでそのSteamプラットフォームにおいてPlaytestも予定されている。このSteam Playtestは未だSteamプラットフォーム上では情報公開されてないもののそのテスト開催予定日として2026年1月10日(土)~2026年1月18日(日)の期間が予定されている。PR Timesが報じている通りだ。今回のPlaytestはゲームのワンサイクルにおけるゲーム遊戯継続性を確認することが目的だという。良い意見が集まった個所をもとに強すぎる側面を削ったり選択肢を改修したりするいわばフィードバックを主目的としているのだという。

現状のママでもその説明書きが示す通りこのゲームはローグライトの選択要素が強めにアピールされていてゲーム開発陣はこれを「契約」の概念と説明している。「契約」は「パトロン」というキャラクターによって提示されるローグライトシステムにおける強化要素になっていてゲームシステム進行の主要因とも相成っているとされる。この「パトロン」というキャラの組み合わせ・シナジーによってゲームに様々な表情・多様性が生まれるとのことだ。より具体的に言うとどうやらフィードバックを受け「削る」という要素はここ(「パトロン」シナジーによる多様性要素)のことを指示しているようだ。

devでありpubでもある株式会社メルトクロックは株式会社DONUTSに所属していた松丸司(本作においてはディレクションを担当)が代表を務めるゲーム会社。【「時間が溶ける」ほどのゲーム体験をもたらす】という意味合いがその社名の由来になっているという。公式のホームページではその事業内容として「ゲームソフトの企画・開発」とあるのでゲーム制作販売自体を主業とするゲーム会社と言っていいはず。本作「Lazy Witch’s Factory」の開発エンジニアにはさらにHN:かずっくというかたが付いて回っていることがそのホームページにおけるゲーム情報で明らかになっている。