Neon Abyss 2 is available NOW in Steam Early Access! Hop into the upgraded Abyss 2.0 to discover
— Neon Abyss (@NeonAbyssGame) July 17, 2025
🔢Intense four-player co-op
⚔️A hugely expanded arsenal
⛪️The new Faith system
⏰Regular and Time Challenge modes
🐹Evolving Hatchmons pic.twitter.com/fTMA1ai1F5
ゲーム「Neon Abyss 2」のEA配信が本日7月17日に始まった。本記事執筆時点で価格2070円の限定的なセール(10%引)が行われていてEAながらそれなり値が張るタイトルになっているが私も躊躇なく買ってプレイしてみた。結論から言うとかなり好感触を抱ける内容である。dev:Veewo Games, pub:Veewo Games & Kepler Ghostの布陣で作られ発表された2D横視点ラン&ガンの系譜に属するローグライトACTゲーム。ナンバリング2となっているからファーストタイトルがあったわけである。続編として純粋に作られたゲーム。システムに変更点はほぼなくボリュームを上げただけの続作と言ってもいいだろう。
唯一大きな変更点を挙げるとすればオンラインマルチプレイ(Co-opプレイ)に対応したところだろうか。前作はオンラインマルチプレイには対応してなかったのだが今作から4人までのCo-opに対応している。devとしては特にここに注力していてスタジオ初のマルチプレイタイトルという点を今作の持つ最大の魅力またアピールポイントとしている。ゲームはSFの電脳世界をテーマに取っていてここら辺はハッキリ言ってどうでもいいところ。なんつったってゲームプレイが主たるゲームなんだから。ではそのプレイ感覚の点でどこが特徴的なのか?というと前述したようにぶっちゃけ初作とそれほど変わらんのである。
やはり初作Steamゲーム「Neon Abyss」と同じでラン&ガンという感じ。よくありがちなローグライトACTの長編タイトルにはなっていない。どっちかっていうとソシャゲに近い。短いランを何度も繰り返して膨大なアンロック要素を解除していくっていう感じなんだ。だから私はこのゲームをラン&ガンローグライトACTとあえて呼称している。難易度も三段階あるが短いランを繰り返して5つある階層をクリアリングしていく要素がデカいのであまり難易度設定の冗長さは感じない。長いゲームプレイを通じて一回ぽっきりの高難易度のゲームクリアを目指すっていうローグライク特有のタイトルにはなっていない。あくまで5階層をクリアしてアンロック要素をガッツリ稼ぐ(稼ぎ続ける)っていうタイトル。システムとして特徴的なのはハッキリ言ってこれぐらい。
近接武器とか遠距離武器があるんだけど手に入れた卵孵化要素もあってウェポンインフレーションを実践していくっていうガン要素もラン要素と並行して強いもんがある。ここが他のローグライク・ローグライトと違ってソシャゲっぽさのあるタイトルつう真意になっておる。てもそのソシャゲっぽさがSteamゲームなりのコア要素を強めて実装されているのだ。だからソシャゲのSteamゲー化(やはり私が書くとわかりにくい表現にはなるが,,,)という題目が名目上あるって言って差し支えない。神ゲーではないが十分秀・良ゲーの類なんである。しかもこの短めのランとインフレーションウェポンの要素が絶妙に交絡していてそいつを複数回(おそらく100回とか200回以上)プレイしていくっていう無限プレイのゲームっていう感じになっているんだ。ここがファーストタイトルと共通している点だろう。その意味においてこの2は1の正当進化系と言っていいはずだ。
もちろん甘いところがないわけではない。ソシャゲっぽさが残っている,,,というのがその筆頭だろう。というのも特にUI(ユーザインタフェースのことナ)にソシャゲっぽさが残っているのだ。ここはこのゲームの唯一のウィークポイントだと思う。例えばこのゲームはいくつものアンロック要素を持っていて本拠地システムがそれを下支えしているのだがそこらのUI説明さにキーコンフィグダラダラ感が残っているのは残念。これスマホでプレイしてんのとUIがそれほど変わらなくね?っていう感触的疑問は正直ある。ソシャゲの良さを大局的に受け継いでいるようなゲームなんだからこそそのソシャゲっぽさを感じさせるUIという悪い点は十二分にこしとって作り込んでほしかったと思うのだ。
さらに細かく突っ込むとローカリゼーションの表記システムに若干ブレがあるかなっていう風に思う。中国語含めていくつもの言語に対応しているマルチランゲージタイトルであることはこのゲームがどの国でも受けるような設計思想で作られているのだからマジでイイ点。だが日本語でプレイしているのにたま~に中国語が表記として優先表示されるタイミングがあるのが気になる。まぁいってしまえばローカリゼーション上のバグがあるのだろう,,,と辛口を呈してみたが本作ここらはまだまだ出来たてのEAタイトル。2026年までにv1.0を目指すことが表明されているのだからこれからネオンの世界のファンまたゲーマの熱心な支援を受け改善されていくだろう。超膨大なゲーム実装内容を短めのランで徐々に明らかにしクリアしていくインフレーション系タイトル。そんな個性的な作風にこれからも期待したいところだ。