Xbox Wireの過去記事から「Forza Horizon 6」の舞台がなぜ日本になったかを探る


“Forza Horizon 6” didn’t choose Japan by chance or fan service. It chose Japan because the “Forza Horizon” IP’s core — exploration, cultural fusion, and tech showcase — finally reached the level to portray it properly.
In fact, “Forza Horizon” IP is perfect AAA title.


『Forza Horizon 6』の舞台が日本になった理由とその描き方について – Xbox Wire Japan

最近著しい評価を得ていないXboxタイトルたち

「Forza Horizon 6」のレーシング環境・そのバイオーム・舞台は日本になることが各種ゲームメディアで既に大きく報じられていることはゲヲログの読者もよく知っているだろう。MSのゲームの中でも人気IPとして知られる「Gears of War」シリーズ・そもそもスピンオフである「Forza Horizon」IPの根っこにある「Forza Horizon」シリーズ…実はこれらのMSに近しいゲームは最近あまり評判が良くない。このこともゲヲログの読者ならばよく知っているだろう。

伏魔殿としてのFH6

「Age of Empire」でさえ「結局のところコア層向けの古典的な戦略ストラテジーゲームじゃんwww」って多くのゲーファンに言われているところを見るとこの筋唯一MSの輝かしいIPとして絶賛されているのが「Forza Horizon」シリーズであることは誰の目にみても明白なはずだ(若干過激かつ誇張して言えばw)。そしてその最新作として今年の5月19日ぐらいにリリースされる予定の「Forza Horizon 6」が”伏魔殿(笑)”としてAAAタイトルとして待ち構えているのでこれに超期待してるレースファンもいるのは間違いない。

Xbox Wireのソース

そんな”神ゲー確定”IPの最新作である「Forza Horizon 6」だがレーシングの舞台はなぜ日本になったのか?ゲヲログなりに疑問に思った。ソースを辿ってみると結構面白いものが多く出てくる。一番信頼できるのが間違いなくXbox Wireの過去記事である。ゲヲログなりにこの2025年9月25日に書かれたソース分を読み込んで解説してみようと思う。今から遡って読む分にはゲーム業界として遅いタイミングだが大変興味深い示唆を与えてくれる記事。

スクレベルス・インタビュー

このXbox Wireの記事では紙面の編集長:ジョー・スクレベルス(Joe Skrebels)がPlayground Gamesのアートディレクター:ドン・アーセタ(Don Arceta)及びカルチュアルコンサルタント:山下京子にインタビューをした会話部分が実際に公開されている。この様相を基盤的にXbox Wireはこう書く。「次の舞台として日本が選ばれた理由と今回の「日本の描き方」がどのように現実の日本を忠実に反映しているのかそしてその他にも多くの興味深い話題について聞きました(原文ママ)」と。それによれば長年日本を舞台にするプランはあった…というのだ。

ファンの要望・日本の文化

というのも多くのシリファンが「いつか日本を舞台にしてほしい」という要望を出していたらしくPlayground Gamesとしても「その声に答えられることは嬉しく思っている(ドン・アーセタ談)」とのことなのだ。まずこれが主要因なのだろうが次にその理由付けの部分も掲載されている。「日本には車・音楽・ファッションといった独自の文化があり次なる新作の舞台として理想的です。これまでのシリーズ同様私たちはその国を忠実に表現しつつオープンワールドとしての遊びやすさも両立させたいと考えています。そして今こそプレイヤーのためにそれを完全に実現するときなのです(原文ママ)」

FHが描く日本

そしてその裏付けとなる要因についても記事内で記されている。曰くところによれば「技術的に可能になってきた」とのこと。要するに日本には四季があり文化があり光景がある。これをレーシングの色彩として表現したら凄いことになるのではないか?というインスピレーションは常々Playground Gamesとしても持っていたというわけだ。ゲームは進歩してきたしこのシリーズは特に次回作ではより大きいスケイルで描画が可能になっていく汎用技術的な利点があるとアーセタはスクレベルスに語る。山下はまるで宝探しをするような冒険心溢れるレース体験を重視するFH-IPとの相性は元来凄く良いと総じて言及している。

文化共栄圏:日本

山下曰くところによると「日本は共存の文化圏だ」という。神社・街並・工房・ネオン街・ゲーセン…すべての都市に散らばる光景が高いレベルの調和でもってしてカオスながらも統合されている様相に魅力があるというのだ。「伝統と現代が同じ街区に並んでいるのです。日本には探求すべき可能性とインスピレーションが本当にたくさんあってその豊かさがこのゲームに自然に馴染むと感じました(原文ママ)」つまり光景そのものがゲームの汎用技術そのものと根強く結びついていて表現に適している…というわけだ。そして日本流の自動車文化もそれを下支えする要因だという。

生粋のAAAタイトル

まとめると「Forza Horizon 6」は偶然日本にフォーカスしたゲームではないわけだ。そしてそりゃ単なるファンサでも大衆迎合でもない。もちろんファンからの要望はあったがコアなところは決してそこではないのだ。FHというゲームIPが持つ「宝探し」「文化の混合」「技術のショーケース」という各要素が日本という舞台に見事にマッチしていたことが理由なのだ。そしてそれを可能にしたゲーム技術が現代には頑とある。日本という国の光景を描画するだけの技術力が今あるというわけ。この意味において「Forza Horizon 6」は”発表前から”完成したAAAクラスのゲームなのかもしれないネ。