期待の新作『Neon Inferno』。水上バイクで撃ちまくる! 奥にも手前にも撃ちまくる!! 最近こんなゲームばかりやってる気がするぞ!! というか一生こんなゲームばかりやってる気がするぞ!! pic.twitter.com/85qZAi0gmP
— kommander (@kommander_hzk) November 19, 2025
I think “Neon Inferno” is the best new genre game. It combines “Contra”-style gameplay with gun shooter-style mechanics. Additionally, every image is rendered in high-definition pixels. Everything was moving, everything is moving now, and everything will keep moving. It’s a perfect game.
NFLをテーマにした世界的なゲームIP「MADDEN」シリーズの日本におけるプレイ解析先駆者とも言われることの多いkommanderも絶賛するように「Neon Inferno」は確かに凄まじいゲームだ。はたから見てもわかるがとにかく画面が動くこと動くこと。画面所狭しとギミックが躍動しキャラが躍動することでゲーム自体が躍動している点は絶賛すべきところと言える。ストリーマーの多くもそう語るように(devに相当の労力を本作開発で使っているのは間違いないので)これで1800円は安すぎる!傑作である。そのゲーム性は「魂斗羅」的と言われることが多いがこれは本当だろうか?
オフィシャルがそう言うように「画面の前景/背景の2ラインを使ったアクション」が基盤になっているのは間違いない。例えば横には「魂斗羅」のようにアクションギミックが動く。では縦ラインはどうか?奥行の概念があってこちらはいわばガンシューのように標準を合わせて戦うことになるのだ。前衛と奥行の二ラインの概念を持ち込んでいるがゆえ遮蔽物を活用したカバーアクションも取れる。これを公式は「ハイブリッド型横スクロール」だとか「ギャラリーシューター」だとかう言葉で表現している。これを称して新しいジャンルのゲームと言っても過言でない。あえて指摘すれば「魂斗羅」スタイルオンリーというわけではないのだ。
また単に主要なプレイアブルキャラと敵が行き来するだけではなくその画面演出も重層的であるところも特筆すべきだ。民間人や車・バイクの往来が画面せましとアクションを次々起こしプレイヤーを飽きさせない。またそうした車・バイク走行などのギミックが豊富なだけではなくステージによっては様々な敵が登場する。戦車・ロボット風の敵・ナノスーツに身を装飾した敵は自由闊達な解釈の元極めて綺麗なドット絵で描かれている。近未来的にステージ間に挟まれるストーリーテリングの要素も含め全体がセンスある近未来のSF風に描かれている。でっかくてかつ細かいドット絵は見ているだけでワクワクする。
これらのドット絵は過去動いていただけでなく今も動いているしそして次の瞬間画面上で動き続けるのだ。単に新しいジャンルのゲームっていうだけでなくTHE・ベストノンストッパブルゲームにさえ相成っている。devのZenovia InteractiveはSteamプラットフォームでも”やや好評”状態で確認できるかっての力作「Steel Assault」の開発・販売で苦渋をなめた経験がある。良作なんだがいまいち…そうした経験があるからこそ今作に至って力作過ぎるほどの力作になっているのだろう。絶賛すべきゲームデザインの事例と言えるのは間違いない。
