鈴木紗理奈のドローン発言は100%正しい~「それが嫌ならば山で暮らせ」~


It’s impossible to live without military technology. If you don’t like it, your only choice is to live off the grid.


鈴木紗理奈、JKな意見を述べる

楽天グループのドイツ製軍事用ドローン支援事業のニュースを受け、楽天市場から撤退する通販業者が増えている、という。これを受け、タレントの鈴木紗理奈はこう発言した。「楽天はそもそも迎撃用ドローンという目的で購入するんですよね?」「自衛のために使うんだと言っても、戦争の加担になるんですか?」と。「軍事用だからダメ!ってそれで排除して終わらせてしまったら」「豊かな暮らしの恩恵だけ受けていてそうなってきたら急に“ダメ!”というのは・・・」と。さらに、鈴木は突っ込む。「それを反対するなら山で暮らすべき」「もうちょっと議論を細かく重ねるべき」だ、と。この際ゲヲログだからこそハッキリ言っておこう。鈴木の言が100%正しい。

軍事技術と乖離した生活は不可能

インターネットが元々軍事目的で作られたかどうかには賛否両論があるだろうが、それでもってしても鈴木の弁を無為に帰結させることは到底できない。他の多くの技術も軍事目的で作られたものは多い。鈴木が言うよう、電子レンジは軍事用レーダーの開発途上で作られている。鈴木の言う通り、軍事技術と民間技術は分けて分けられるものではない。一見民間技術に見えるものでも、軍事技術を由来にしているものが多い。現代の日本で近代化された生活を送るには、当然、軍事技術由来のテクノロジーガジェットは使う必要があるし、その必然性がある。だから鈴木の言は100%正しいのだ。

「それが嫌ならば山で暮らせ」

それが嫌ならば、鈴木の言う通り、「山で暮らせば良い」だけなのだ。100%自給自足すれば、軍事技術からは身を洗える。だが、その選択肢を多くの現代日本の人々が選ぶとは到底思えない。もっともっと、賢くなるために様々なガジェット…軍事由来のものも含めて…多くの日本人が使い続けるだろう。つまり、鈴木は現代の世相を反映し、現実的なことを言っているだけなのだ。ゲヲログは鈴木のことは、単なるワイドショータレントだと思っていたが、これほどハッキリと自分の意見を言えるタレントは珍しいと、今では思っている。このような常識的でテクニカルでもある正しい発言は、視聴者もとい国民としてどんどん擁護すべきだ。

望む理想郷があるならばロビー活動を通じてそれを実現しろ

そもそも、防衛というものは敵の戦力に対して、どう対処し、どのように被害を最小限度に抑えながらも、敵軍に打撃を与えることが出来るか?という根本的な問いに他ならない。また民間企業の筋として、防衛産業に携わることもまた、利益確保のために社会的に認められている多角化の権利だ。それに問題があるのならば、立法に常にアフェクトし、ロビー活動を通じて兵器産業に反対する必要がある。だが、今の多くの日本人がそれを行動に起こすとは思えない。ましてや、鈴木の言でさえ否定し、それを批判するだけの人が多いだろう。防衛産業や軍事産業はそれほど単純な構造を持っていない。もっと複雑な経緯を持ちながら現代産業に接しているのだ。

防衛とは扉のドア鍵をしっかり閉めることである

だからこそ、鈴木の言はその結論に至るまで十分正しい。「それを反対するなら山で暮らすべき」というのが当然の結果論だし、「もうちょっと議論を細かく重ねるべき」というのも慎重さを担保した発言になっている。今、Xは鈴木の批判で渦巻いていて、「鈴木の馬鹿さ加減に飽きれた」「愛する人がドローンで殺されても同じこと言えるの?」とか言っているものがいるが、お門違いの意見だ。それは言論の具体的応用の立場をあまりにも欠いているか、主観だけで論じているかだ。扉のドア鍵は閉めなければ泥棒対策にはならない。扉のドア鍵は閉めてこそ意味を発揮する。泥棒が入ってこないような機能を、その時初めて、しかと発揮するのだ。