格闘ゲームにおけるクロスオーバーは流行るか?

なぜこういった現象が起きるのか?

これを私なりの言葉ではあるが…こんなメカニズムを広義の意のクロスオーバーと呼んでいいのではないかと個人的には思う。つまりタイトルに登場するキャラクターが右往左往しいろいろなところに顔を出すという意味において。まあ一昔前のタイアップという現象にかなり近いと言えるだろうな。てかそれが複雑になったものがクロスオーバーだと捉えるのがごく自然。別作品と共同で物事を創り上げるという挑戦は総じて理にかなっている。これはなぜだろうか?これについても私なりの答えを既にゲヲログで出している。そいつを拝借しながら解説しようか。

詳説:なぜこういった現象が起きるのか?

今ゲーム産業も含めてIT業ってのは稼ぎ頭が無くなってきてる。というのも昔と違って経済が右肩上がりになっていく時代ではないので当然様々な企業が牽制しあいながらもシェア争いを背後関係で探るという方法論がはやっているのだ。MSのゲーム機にGoogleを親玉とするYouTubeが載っているのが典型的な事例と言えるだろう。稼ぎは減っているので建前では手を組んでそこから何か生み出そうとする流れが現代の企業社会の潮流なのだ…これが私なりの知識の範囲でできる簡単な解説である。というか院時代先輩の日本MSの役員がしっかりそう言っていたのが印象深く私の中で残っていてそいつを意識して今こんな記事を書いている次第。

ゲーム業界でもIPの垣根を超えたスパイごっこは今後も続くだろう

ゲーム業界においても当然そうでかつて関わり合いを持ったIPから人物を拝借したり現実の資本関係上登場させることが出来るスーパースターが出たりしている。格ゲーの界隈でも資本の在り方とその現象顕在化を巡ってかなり面白い様相を呈しているのだ。だがその背後では熾烈な資本競争がされていて手を組みながらもスパイごっこのようなことをしっかりと合法的にしているというのが現実であるように思う。なるほど!面白い…というわけである。時代はタイアップからクロスオーバーへとこれからも変容していくだろう。そうそれは既存の価値観をマージし新しい価値観をゲームの世界において生み出すために…である。

昨今のIT業では儲け・利ザヤが低減しているのは間違いない(どの既存産業もそうであるように)。”ポストモダンの経営”においては競合相手のキンタマ握りあいながら牽制しあう…ということが重要なのだ。”相手のキンタマはいつでも握りつぶせるがそれをやっちゃあおしまい”なのだ(いわば【キンタマ合戦】)。その反証となる事例は事実今確認できることだけでも多く挙げられる…もし仮にMSがAppleやGoogleと全面戦争しているのであればこうしたことは起こらないはずだ。

・Game Pass Ultimate特典にAppleのサブスクの無料体験期間が設けられている.

・XboxにYouTubeのアプリケーションがオプション実装されている.

AppleとMicrosoftは仲が悪いのか? | ゲヲログ2.0よりニュアンスをシンプルにして引じた.

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