「スマギャン」の道未だ続く


Legendary Japanese seiyuu Nana Mizuki has hosted a single anime radio program on Nippon Cultural Broadcasting for over 20 years. Typically, anime radio programs are short-lived, and it’s unthinkable for one to last over two decades. Nana Mizuki has achieved it. It is truly remarkable and astonishing.


私もYouTubeで本放送が未だにサイマル配信されていて驚いた口だ。声優の水樹奈々福圓美里がパーソナリティを務めるレギュラー放送・アニラジである「水樹奈々 スマイルギャング」のこと。この番組は2002年4月5日より文化放送で放送されていてもはや業界でも屈指の長寿番組といって差し支えないかと思う。2002年放送開始ということだから2025年の現在から振り返ると20年以上続くもはや古株の番組といっていいだろう。これまでも「ラジオは人気があっても終わるときは終わる」とラジオフリークの間で言われ続けてきた。そのアニラジの代表格が間違いなく「アニスパ」であり「ラジオビッグバン」だったはずだ。現時点でこの「アニスパ」「ラジオビッグバン」は終焉の時☆を無事に迎えているからこれらの有名どころの他番組と比較で申し上げても「スマギャン」が伝説級で生けるラジオ番組でもあると言っていいはずだ。

思うにゲヲログが高校生だったころなどはリアタイで同級生が水樹奈々のファンであったことはよくあったことだ。水樹は御年45歳だからもうそれぐらいベテランの域。我々よりも10年ほど年は進んでいるが若々しくパワフルな彼女の音楽に勇気をもらった過去があるというのもこのアニソン黄金世代の一連のファンとして感じるところに相違ないだろう。ゲヲログが水樹奈々のファンであったことはないがやはりその音楽に対する姿勢・アニメ声優に対する姿勢には強いリスペクトを持っている。真面目で努力家という印象はファンを未だに惹きつけやまない。レギュラーラジオである「スマギャン」が未だ影響力強く続いているところも水樹奈々のファンとしては喜ばしいところなのだろう。なんつったって統計データで過去最強のアニラジ来歴を誇るかの「アニスパ」(ここではそのソースをWikipediaに依っているが確かに私も読売の夕刊で似たような報道を見た)を放送長度では優に超えているのだから。ちょっとゲヲログらしくゲームと彼女との関係性も紐解いてみようか。

よく勘違いされがちだが努力型の歌手であるナナミズキがデジタルゲームを好むか?かというとそういう確定情報は全くない。しかしながらその周辺情報はある。声優としてのデビュー作がゲーム「NOëL 〜La neige〜」のキャラクター:門倉千紗都役だったというきっかけは現実としてあるのだ。またタワレコのページにおけるインタビューによれば「ゲーム音楽が好き」とも名言している。さらにはファミ通のインタビューによればシリーズ「ドラクエ」の古株ファンであることも明らかになっている。これらのソースが示すところをもってしても歌手として間違いなく多忙であるナナミズキのが趣味がゲームである・熱心なファンである!とは残念ながら断定して言い切れない。だがその一方で声優としても活躍するフィールドがゲーム(とアニメ)基盤であることには間違いない。既に三十路を越したゲヲログとしても未だに応援したい声優・歌手ではあることに間違いない。