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そのブランド復活からクセの強い良ゲーを多くリリースしているMicroProse 新FPS-IP「Dagger Directive」にかかる期待

そのデヴェロッピングをArcane Alpacasが・パブリッシングをMicroProseが手掛けるFPS「Dagger Directive」の情報が徐々に明らかになってきた。幸いなことにそのSteamページの解説文も日本語で書かれているしゲーム自体も日本語字幕・日本語インターフェースに対応する予定だ。SteamページによればこのFPSはタクティカル系に属すものになることが明らかになっている。プレイヤーは特殊部隊・タスクフォースダガーのメンバーとして3つのキャンペーンミッションに挑むことになるのだ。タクティカルFPSにしてはプレイヤーに委ねられる自由度が高くミッションに挑むに当たり所持装備と戦闘時間帯を選択することが出来るという。ふつーこういうFPSは明確にdeadlineが決められていることが多いが今作のSteamページの説明書きによると「迅速でもゆっくりでも好きなように行動できる」「大きな音を出しても静かにやってもいい」(原文ママ)という。ミッションの達成までに至る方法論は自分で考えてできるFPSになるというのだ。3つのキャンペーンは次のように構成される。まずベーリング海での環境テ...
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「令和のクレイジーミッキーマ〇ス」と言いたいところだがFPS版「Cuphead」と言っておく コミカルカートゥーンFPS「MOUSE:やとわれの探偵」2025年内リリース予定

Fumi GamesがデヴェロッピングをPlaySideがパブリッシングをそれぞれ手掛け作られるFPS「MOUSE:やとわれの探偵」に対する期待が高まっている。このFPSは一目見てわかるようにいわばFPS版「Cuphead」である。またの名を「令和のクレイジーミッキーマ〇ス」。レトロスタイルの3Dグラフィックスが光るまさに「Cuphead」を連想させられる形式のFPSなのだ。リリースは2025年内を予定している。同FPSは特徴あるビジュアルが魅力的なゲーム。1930年代風のカートゥーングラフィックスが採用されている。そのSteamページによれば今作は何言ってんのかよくわからんが「手書きの「ラバーホース」風アニメーションのモノクロ調なビジュアルとレトロなジャズ音楽を当時と同じ手法で製作している」(原文ママ)という。プレイヤーは私立探偵ジャック・ペッパーを操作しノワール風都市を舞台にアクドイギャングどもをぶちのめすこととなる。ペッパーの持つ能力はアイテムによってアップグレードさせることが可能である。例えば缶入りホウレンソウ(?)を使った近接戦の能力を強化したりヘリによる空中移動の滞空時間を...
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期待できそうなローグライトFPS「Moros Protocol」 2025年内リリースされる予定

Steamにおけるプレイテストによるゲーム調整を経て2025年内にリリースされる予定の期待できそうなローグライトFPS「Moros Protocol」。このFPSはデヴェロッパにPixel ReignがパブリッシャにSuper Rare Originalsがそれぞれ就いて制作される3D形式のピクセルグラフィックス調のブーマーシューターである。ソースによれば本作をローポリFPSと紹介している文言も見かける。日本語含む多言語対応予定。深宇宙に迷い込んだ廃船「オルフェウス号」にて目覚めた主人公はこのおどろおどろしい戦いの謎を解き明かすため孤独と向き合う必要がある。周囲には恐怖すべきモンスターがうようよしていて生き残るため銃器を手に取ってこれらと凄惨な戦いを繰り広げる。「記憶なし。仲間もいない。ただ闘う本能と前へ前へと促す声だけがある。」「船内は戦場。敵は果てしなく続く。勝算はない。」ゲームは1990年代~2000年代にかけてのクラシック感あるFPSを模範にしながらもテンポの良い戦闘・ローグライツシステムの持つ予測不可能なプロシージャルな光景・緊迫感溢れるボス戦をそれぞれ特徴として持ち合わせて...
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戦略とファンタジーが融合・ボードゲームにも触発されているデッキ構築型ローグライク(ト)ゲーム「Master of Piece」 5月から日本語環境でデモ版が遊べるように

いつの間にかの話だが「Master of Piece」のデモ版がリリースされていたことに気付いた。戦略とファンタジーが融合しボードゲームに触発されているデッキ構築型ローグライク(ト)ゲームジャンルで注目の一作だ。「5月から日本語対応している」ことがそのSteamページで明らかになっている。期待できそうな”小規模な”デッキ構築ローグライトが邦語で遊べるということは歓迎すべきことだろう。ゲーム「Master of Piece」は「シンプルで奥深い戦略的な楽しさ」を提供するローグライトゲーム。「プレイヤーは黒い霧に包まれた世界の秘密を解き明かすために遠征隊を募集し旅に出ます」険しい旅を完遂するため取るべき戦略を最適化していき強力な兵站を構成する。その組み合わせの方法論はいくつもあって選択肢が単一に収束しない点が特徴だという。それ(選択肢)をプレイヤーに委ねるある種反オートバトラーなゲームなわけ。旅路における戦闘はラウンドごとに構成される。その当該ラウンドにおいて各陣はひとつづつ兵站ユニットを繰り出すことができる。ユニットごとに反応速度が決まっていていわば”素早さ”の値によって行動順が決まると...
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太古のFPS「Marathon」シリーズを振り返ったうえで新生「Marathon」を批判する

FPS「Marathon」シリーズの思い出私がFPS「Marathon」シリーズに魅せられたのは小学生の頃だったと思う。初めて本格的にプレイしたFPSが「Marathon」シリーズ特に「Marathon 2: Durandal」だったのだ。とはいっても当時はWindows95で評価版をやっていただけである。製品版を手にすることはゲーマーとしてひとつの夢だった。アテインから出ている日本語版を購入する以外なかったからそれは消防の私には敵わない夢だったことも事実だ。今「Marathon」シリーズがそれほど魅力的だった理由を再考してみたい。下手なSFよりも良く出来ているサイバーサイコティスティックなストーリーこのゲームはストーリーがマジで本格派である。その辺に転がってるSF小説より良く出来ていてターミナルという情報端末を通じてAIと情報交換をしながら星系にまつわる謎をひとつひとつ解いていくプロセスは本当に良く出来ていた。狂気に駆られたAIに獰猛な地球外生命体それらを相対して繰り広げられる激しい銃撃戦・当時としては珍しいボブという味方キャラクター,,,ハードSF+サイバーパンクSFの融合。どこを...
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solo retro game developerを名乗るAndrey Fominさん 「Effulgence RPG」のSteamページを公開【1.5&2.0同時投稿記事】

solo retro game developerをX上で名乗っているAndrey Fominさん(Andrey Fomin(@duha_the_best)さん / X)。これまでアスキーアート風の特異作を多く作り上げてきた彼が新作ゲーム「Effulgence RPG」のSteamページを公開した(Steam:Effulgence RPG)。同作はINDIE Live Expoのエントリータイトルとして俄かに脚光を浴びた独特のアートを持つRPGだ(Effulgence RPG | INDIE Live Expo | インディゲームのための情報番組)。一言で言うならば変わり種あるいは個性派である...( ー`дー´)キリッゲームのグラフィックスにテキストシンボルを付けている点が非常に苛烈な印象を残す一作。ゲームのシステム面においても特異な面がある。...というのも敵を倒すとそいつのテキストシンボルが粒子に分解されるという。そしてその分解したテキストシンボル=粒子を集めてクラフティングに駆使するというのだ。そのクラフティングは特殊なプリンターを使用することで達成される。多種多様なリソースを...
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「S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chornobyl – Enhanced Edition」 2025/5/20に発売

既にゲヲログ1.5でも関連記事を書いているが見事にその疑問に答えているゲーム「S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chornobyl - Enhanced Edition」が2025/5/20に発売される。日本語sourceでは「強化版」と銘打たれているものだ(Steam:『S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chornobyl』強化版)。同日この作品を含む三部作の「強化版」が発売されることとなることがSteamのGSC Game Worldの開発者ページにより明らかになっている(Steam 開発者: GSC Game World)。では既存の配信ブツとどこが具体的に違うのか?基本的には既往作のリマスター版となる。Steamの配信ページによると強化版の特徴として次のような項目が挙げられている。大気や水のグラフィックスアップデート・テクスチャの改善・武器の視野とモデリングのアップデート・バグ修正・ゲームパッドサポート...この五点である。日本語インターフェース・日本語字幕に対応する。既存のタイトルを持っている限りこれら「強化版」へのアップデートがされること...
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期待かかる2DサイドビューガンACTゲーム「Nitro Express」の発売日 2025/5/19に決定【1.5&2.0同時投稿記事】

期待かかる2DサイドビューガンACTゲーム「Nitro Express」の発売日が2025/5/19に決まった。この報は本作のパブリッシングを手掛けるPLAYISMが発表したもの。「日本の街並みを背景に」「ピクセルアート・スタイルの美少女キャラクターが 360° フリーエイムでアサルト・ウェポンを撃ちまくる」ゲームになるという(Steam:Nitro Express(ナイトロ エクスプレス))。PLAYISMらしくPC版がまんずリリースされ恐らくコンソール版はその評判を見て...ということなのだろう。あくまで私見に過ぎないがこのゲームは間違いなくコンソール版も発売されるだろう。ゲームはKADOKAWAの一ブランドであるエンターブレインから販売されているアンチプログマラブルのゲーム制作ツール「アクションゲームツクールMV」で作られている。ゲーム「Nitro Express」のガンACTの舞台となるのは架空の東京都特別行政区である内瀞市(ないとろし)。恐らくゲームの名称はこの市名とNitro(ニトロ)を掛け合わせたものと推測される。「ようこそ!東京特別行政区・内瀞市へ」プレイヤーは内瀞市警...
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「ポケットモンスター」は動物虐待か?

「ポケットモンスター」(以下「ポケモン」)の世界は当然のことながら現実の動物虐待を推奨しているものではない。よって法的には問題がない。問題なのはそれが「表現として妥当かどうか」という点に絞られる。「表現として妥当かどうか」という観点から「ポケモン」という作品を紐解くのは無駄な時間ではないと思う。これは表現の適切さを問う問題なので「表現の権利がどこまで許されるか?」ということだからだ。さて今更ながら振り返ると「ポケモン」の世界設定は次のようなものだ。「ポケットモンスター」(以下「ポケモン」)という不思議な生き物が生息する世界において、ポケモンを自らのパートナーとし、ポケモン同士のバトルを行う「ポケモントレーナー」たちの冒険を描くロールプレイングゲーム (RPG) である。主人公(プレイヤー)は、初めに旅の相棒となるポケモンを1匹もらい、ポケモントレーナーとなり旅に出る。旅の目的は2つあり、1つはポケモン図鑑を完成させること、もう1つはチャンピオンを倒すこと。草むらや洞窟、海など、さまざまなところに生息する様々なポケモンを捕まえ、仲間にしていく。主人公とポケモン達はライバルや他のポケモント...
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ゲーパスでちょっとだけプレイしてなんとなくわかった「S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl」がうんちになっている件について

ゲーパスでちょっとだけプレイしてなんとなくわかった「S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl」のダメな点私もゲーパスでちょっとだけプレイしたがなんとなく...「S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl」のダメな点がわかった。Steamプラットフォーム上のレビューでも酷評が意外と目立つ。しかもコアファンがレビューしているがためかどれもが核心を突いている。これはシングルFPSの中でも世界一・随一の傑作とも評される「S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl」には及んでいないのだ。なぜだろうか?「S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl」はなぜ一作目を超えられなかったのか?あえて目を瞑ろう・バグの多さや最適化不足バグの多さには目を瞑ろう。これは仕方がない。困難な世界情勢下で作ってきた。度重なる延期もあってそれでも作ってきた努力を認めないわけにはいかない。今後パッチでもっともっと修正されていくだろうから。最適化不足の問題にも目を瞑ろう。これもパッチでもっともっと修正されて...
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弾幕同人シューナンバーワンIP「東方Project」第20作目「東方錦上京 〜 Fossilized Wonders.」 体験版がSteamにて配信開始済

弾幕同人シューナンバーワンIP「東方Project」の第20作目「東方錦上京 〜 Fossilized Wonders.」の体験版がSteamで配信開始されている。2025年4月12日ZUN自身の手によって発表されているsourceを辿るとその経緯やコンセプトがよくわかる。こう書いて”とうほうきんじょうきょう”と呼ぶ20作目は原点回帰を目指して作られているという。「今回は特にオーソドックスなスタイルで気持ち良く弾幕が楽しめるようなゲームを目指しました」(東方よもやまニュースの記事より)同sourceによればその発売は8月の夏コミ(コミックマーケット106のこと)になる予定だという。また体験版は5月5日開催の博麗神社例大祭(前述のコミケ106と同じく東京ビッグサイトで開催)にて頒布する予定だという(本記事が書かれているのが5月11日なので既に配布されているはずだ)。価格300円。体験版は第3面までプレイできる。情報によれば博麗霊夢と霧雨魔理沙がプレイアブルキャラクターになっているようだ。もちろんSteamでも販売される。ゲームシリーズ「東方Project」は東京電機大学理工学部の在学生だ...
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かつてMS-DOS環境(Windows95)でも動作した3Dクォータービューネジ外しパズルアクションゲーム「Gubble」 2020年6月にSteamで蘇り済み

探していたけどタイトル名がわからんゲーム「Gubble」エイリアンのガブル(Gubble D Gleep)を操作してステージクリアをしていくタイプの3Dクォータービューのリアルタイムパズルアクションゲーム。それが「Gubble」である(公式サイトもあるよ!)。このゲーム実は最近になってSteamでHD環境にて蘇りを果たしたのだが今やiOSなどでもプレイが可能になっているラシイ(注:調べてみたところ現在はiOS向けバージョンは公開停止してるようです...)。Windows95のMS-DOS環境でプレイしたことがあって面白かった思い出がある(ちなみに「Little Big Adventure」も時同じくしてその評価版を私はプレイしていたように記憶している)。ではそのゲームシステムはどんなもんだったか?そのゲームシステムの本質なんとネジ外しナット外しエイリアンのガブルはドライバーを始めとする工具を自分の足の部分に付け替えることが出来る。そしてステージ上に配置されたネジを外していく。すべてのネジを外すとそのステージはクリア。全てのステージ踏破を目指すこととなる。簡単に端折ったが侮ることなかれ。...
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「Gears of War: Reloaded」はPS5でも発売される MSに漂う王者の風格

「Gears of War: Reloaded」はPS5でもプレイできる「Gears of War: Reloaded」がMSによって発表された。このゲームは初代「Gears of War」のリマスター版だという。発売日8/27。既に公開されているPS Storeの販売ページによればPS5でもプレイが可能になるという。これまで謹製のゲーム機だけで勝負をしてきた古来のIPを本来は天敵やライバル関係にあるはずのPSシリーズにも展開するあたりMSはやることが奥手だねぇ...って思うのが私の率直な意見である。Z世代は知らぬだろうが「Gears of War」といったらXbox360専売環境を整えてプレイできる画期的なTPSだったことは今でも記憶に新しい。そいつがSONYのPS5でプレイできるというのは何かの意図があると私は思う。ゲヲログ2.0における解説手前味噌なことだが実はこの議題についてはかってゲヲログでも解説したことがある。これについては詳しくはゲヲログ2.0の記事「SONYのサブスク改善策はゲームハード全般の未来」を参照してほしいが修正するべき点を踏まえ(※後述)以下結論部の要約を貼り...
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古代祐三率いるエインシャント 期待かかるSTG「Earthion」のSteamページを公開する

伝説的なサウンドクリエイターでありゲームデザイナーでもある古代祐三率いる株式会社エインシャントが国内外からのSTGerから多大な期待がかかっているSTG「Earthion」のSteamページを公開した。そのSteamページによればデヴェロッパにエインシャント本体とBitwave Gamesが就きパブリッシャにLimited Run Gamesが就いていることが明らかになっている。これまでの経緯を見るに開発主体は明らかにエインシャントだろう。同社は古代の本格的な独立時作られた会社で長年ゲームIPには直接開発元として関わり合いを持ってこなかったが(せいぜい「まもって騎士」シリーズが局所的に話題になったぐらい)今回新規IPとしてゲームタイトルを本気で売り込む姿勢を見せているのだ。これまで古代はサウンドクリエイターとして長らく活躍してきたがゲームデザイナーとしての活躍の場をついに見出した...そういうフローがあるわけ。さてゲーム「Earthion」のSteamページを見るに及ばずこのIPが超本格的なSTGになることは多くのゲームウォッチャーが知っているだろう。なぜならばこのゲームについての情報...
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格闘ゲームにおけるクロスオーバーは流行るか?

格闘ゲームにおけるクロスオーバーの事例を考えてみようこの流れは止められないと思う。確かにサウジ資本があるからこそかの伝説的サッカー選手であるC・ロナウドが「餓狼伝説」最新作に登場したという流れはあることにはある。格ゲーの世界では今かなり斬新な試みだと評価され新生「餓狼伝説」なりの特徴が表れている...というわけ。だが似たような現象はこれだけだろうか?と私なりに問うてみた。答えは明らかに”NO”である。ではどんなタイトルが具体的に存在するか?例えば「SF6」ではどうだろうか?あるいは「GGST」ではどうなんだろうか?ちょっとつらつらと。「SF6」の場合~不知火舞とテリー・ボガード~例えば別ゲーから参戦してきている登場人物がしっかりいる。しかもC・ロナウドが登場した当の「餓狼伝説」IPからである。そうだ!そいつらが不知火舞とテリー・ボガードである。しかも「餓狼伝説」IPそのものよりも「餓狼伝説」に近しいデザインで出ていてしかも差し合い格ゲーの最高峰と言われる「SF6」流にしっかりと世界に溶け込んでいるのである。てかぶっちゃけ「餓狼伝説」最新作よりも「SF6」でのこれらのキャラクターのほうが...
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「Clair Obscur: Expedition 33」はなぜに神ゲーなのか?

「Clair Obscur: Expedition 33」はなぜに神ゲーなのか?「Clair Obscur: Expedition 33」は神ゲーである。最高難易度を15時間プレイして分かった。このゲームには二つの柱があるって。最近いろいろと私生活が忙しくなってきた(笑)ゲヲログが紙面を割いてそいつをちょっと解説してみよう。このゲームは戦闘システムの面で優れている。これがまず第一の柱である。第二の柱は間違いなく意表を突く魅力的なストーリーだ。第一の柱・戦闘システムの秀逸点について「Clair Obscur: Expedition 33」を神ゲーたらしめているのは間違いなく正当派でいて特異な戦闘システムだ。この手のゲームシステムはよく言われる言葉で示せばQTE(Quick Time Event)だと言われることが多い。だがこのゲームのQTEは単なるQTEではない。単にアクションの行動を示すために特定の場面場面で早押しをすれば万事うまく行くっていうわけじゃない。このゲームはそのQTEを戦闘システムというRPGの主軸の根幹に据えている。これが凄味を倍増させているのだ。というのも敵の多様なアク...
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5vs5フットサルを連想させるACTサッカーゲーム「REMATCH」リリース日~6月19日に決定

5vs5のフットサルを連想させるACTサッカーゲーム「REMATCH」のリリース日が6月19日に決まった。つまりゲームアンロックまであと約6週間程度となったわけである。このゲームは同じようにサッカーをテーマに取っている「FIFA」シリーズ(現「EA Sports FC」シリーズ)や「ウイニングイレブン」シリーズと違ってファウルなし・オフサイドなし・選手間の性能差なしと”三拍子そろった違い”をウリにしている。いわばP2Wの時代に抗うゲームなわけである。P2Wが蔓延るスポーツゲームジャンルの中でも特段期待できそうなIPというわけ。既存のスポーツゲームはどれも苦戦を強いられている。上述のサッカーゲームのほかにもMLBのゲーム(「MLB The Show」シリーズ)・NBAのゲーム(「NBA2K」シリーズ)・PGAのゲーム(「PGAツアー2K」シリーズ)・NFLのゲーム(「Madden」シリーズ)などが長期停滞の様相を呈していて評価が頭打ちになっていることを否定できるものは少ないだろう。各種メタスコアを見てみても特段最近のスポーツゲームは酷評が祟っているような印象拭えない。Steamユーザーレ...
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SFローグライトデッキ構築ゲーム「Into The Grid」~そのデモ版ローカリゼーションに日本語などが追加される予定

去る4/22にあるSteamニュースでゲーム「Into The Grid」のデモ版ローカリゼーションに日本語が追加されることが明らかになった。この重要な”ビッグデモアップデート”は5月終盤に配信される予定だそうな。どうやら運営筋が”デヴェロッピングフレンドによる別作品”と位置付ける「Northwind」との関連フェス(「Strategems Fest」のコト)に前後してこのアプデが入る?だとかなんだとか言ってるようだ。このフェスに前後してインディー筋?かなんかのフェス・イベントが多く開かれるとかいうことが当該Steamニュースで明らかにされている。そのラインナップを見てみると...まぁズバリこういう感じ。「Steam Next Fest」はPCゲーマーの中では相当有名どころだろうがその他こんなに細かいフェスイベがいっぱいあるんだなぁと私は思ったのであった(過去形)。チームが想定してるのは大体この5つなようだね。フェス名「Gamescom Latam World Panorama」 「Indie Assemble」「Best Indie Games Summer Showcase」「Tu...
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ゲヲログの懸念~集英社ゲームズや講談社クリエイターズラボは失敗する~【「地罰」はなぜダメだったのか?】

ゲヲログの懸念~集英社ゲームズや講談社クリエイターズラボは失敗する~既にゲヲログ2.0で執筆してあるがやはり集英社ゲームズや講談社クリエイターズラボの試みはかねがね失敗しつつあるようだ。特に講談社クリエイターズラボはハッキリ言ってカネを出す価値のないIPが揃っている。比較すれば集英社ゲームズには良いIPがあることにはある。中でも「シュレディンガーズ・コール」「OPUS: Prism Peak」はコアゲーマーならば必ずプレイしておきたいIPだろう。私も買うつもりだ。だが他のIPには微塵も魅力を感じない。特に講談社クリエターズラボのほうは「Rise of Rebellion~地罰上らば竜の降る~」を始めとして散々な出来なものばかりだ。これには理由がいくつか考えられるが日本式経営の停滞という要因が一番強いと今になって私は思う。VC(ベンチャーキャピタル)はクソである私も相談の経験があるのでわかるのだが日本のVCや経営のバックアップをコンサルする企業や団体は皆ほぼほぼ阿呆である。彼らは往々にして「何本売れる予定か?」だとか「どういったプロセスで売るつもりか?」という計画性ばかりを求めていすぎな...
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その知識・知性は間違いなく国内屈指のエルフェルト使い 御厨枢(みくりやかなめ)さんアメーバブログで「エルフェルトの煉獄」を語る【基礎コン座学編】

前回の投稿に引き続きエルフェルト使いの御厨枢(みくりやかなめ)さんが今度は基礎コン座学編を語っている。ちょっと見てみよう。前提となるのはエルフェルトは「何回も択をかけ」ながら「やられる前にやれ」というコンセプトのキャラクターであること。これはもうエルフェルトの周囲では常識になっている。そしてこの基礎となっているコンセプトを理解するには「崩しに対する考え方」「状況有利を獲得出来たかどうかの概念」が必要になると枢さんは語る。どういうことだろうか?エルコンボ座学編の始まりである。...とコンボの座学を始める前に枢さんはこう語る。ラムレザルやカイは中段がないもののその分強い技を持っている。語るところによれば「択のルートを使い分けながら何回も択を重ねて崩す戦い方」を実践するキャラである。またミリアやシンやイノや闇慈はさわるだけで崩す選択肢を持っていると。これまた語るところによれば「択をちらつかせながら暴れ潰しメインで崩す戦い方」を実践するキャラなんである。そしてエルフェルトについては「暴れ潰しもしながら直接的に何度も択をかけて崩していくキャラ」だという(前述した通り)。多くのエルフェルターが6P...