その知識・知性は間違いなく国内屈指のエルフェルト使い 御厨枢(みくりやかなめ)さんアメーバブログで「エルフェルトの煉獄」を語る【基礎コン座学編】

前回の投稿に引き続きエルフェルト使いの御厨枢(みくりやかなめ)さんが今度は基礎コン座学編を語っている。ちょっと見てみよう。前提となるのはエルフェルトは「何回も択をかけ」ながら「やられる前にやれ」というコンセプトのキャラクターであること。これはもうエルフェルトの周囲では常識になっている。そしてこの基礎となっているコンセプトを理解するには「崩しに対する考え方」「状況有利を獲得出来たかどうかの概念」が必要になると枢さんは語る。どういうことだろうか?エルコンボ座学編の始まりである。

…とコンボの座学を始める前に枢さんはこう語る。ラムレザルカイは中段がないもののその分強い技を持っている。語るところによれば「択のルートを使い分けながら何回も択を重ねて崩す戦い方」を実践するキャラである。またミリアシンイノ闇慈はさわるだけで崩す選択肢を持っていると。これまた語るところによれば「択をちらつかせながら暴れ潰しメインで崩す戦い方」を実践するキャラなんである。そしてエルフェルトについては「暴れ潰しもしながら直接的に何度も択をかけて崩していくキャラ」だという(前述した通り)。

多くのエルフェルターが6Pの割り込みに困っている現状を枢さんはこう言ってソリュートする。「ショコラとチェーン・ロリポップを持っている利点を活かせ」と。「ショコラを活かせ」と。あえて誇張気味に言えばその意においては2HSの後にチェーンコンボを素直に繋ぐのは定石ではないのだ。2HSの対策として6Pを撃ってくる相手にはショコラを使え。そもそもの択になっているということが論の根幹にあるわけである。ショコラで躱したあとはフリーダム。枢さんはこのように続ける。

当然、JSやJD、後ろ低ダJSやJD、着地下段、着地投げなど何でもできますし、
JSなどの後は、近Sで触れてもう一回最初から攻める権利が手に入ります。

つまり2HS☞(チェーンコンボと見せかけて…)ショコラで躱した後に続くコンボ系ははっきり言って何でもよいのである。またこの根幹的な拓の利点も枢さんは抄説している。(二択の技対応を端折ってしまうが)その部分を結論部から見てみると…

よく見ると、この2つの必殺技は対処法が一貫していないので対になっていますよね。
かつ、どちらが来るのかは、見てから対応ができないので、相手に必ず択がかかるようになっています。

となっているのがわかる。依然として6Pは割り込まれるし昇竜技にも弱い。だがそれがエルフェルトのバランス取りに寄与しているわけだ。だからこそでもあるがチェーンコンボは刻む回数を変化させなければならないと枢さんは続けるのだ。相手に悟られず弱みを握られながらも択をかけまくって相手を制圧するキャラクターがエルフェルトである。ではまとめを引用させていただく。

・ガトリングは意図的に隙間が空いています。特に5HSと2HSは対と言えます。
・ショコラと鎖はそれぞれ対処法が異なり、かつ見てから対応できませんので対と言えます。
・鎖はまがりなりにも2回崩せますし、途中で投げにも通常技にも鎖Sを繰り返すこともできます。
・ショコラは裏回り後中段も下段も狙えますし近Sや2Kからまた上記の攻めを繰り返し行えます。

なるほどこれがエルの真骨頂なのか…枢さんが言うように頭がパンクしそうな情報量である…格闘ゲームは奥が深いなぁとしみじみと感じるエルフェルターの一幕。「暴れ潰しを仕掛けつつ択のルートを変えて何回も択をかけて攻めるキャラ」・エルフェルト。「チェーンコンボを刻む回数と派生する択のおかげで1回1回ガードするその全てを択にできるキャラ」・エルフェルト。

※文章はGGST_エルフェルトのコンボ_基礎座学編 | 初心者向けエルフェルトの話より引用させていただいた。

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