加えて私は近代までは良い具合で研究開発が出来ていたシーンをまま見てきた。その後対策をいくら練っても研究力の差が否めないCivのゲームプレイシーンが増えてきたのでその原因を探る試みをしてきた。私は経験者に質問してなにがその原因かを突き止めようとした。食料の差だと言われたがそもそも根本的なやり方が間違っていることが多かった。つまり往々にしてこのケースに陥ってしまう場合は単純な食料・人口の差が原因ではないことが多いようだ。得に近代以降研究力に差が出る原因は以下のようなものである。
産業革命以後の生産力の点で劣っている
産業革命以後は生産力が研究力に影響力を及ぼすシーンが多くなる。そのため工業区域を増築し工場や発電所を建設することが求められる。また川沿いに工業地帯を作りボーナスを得るのも重要である。地味なところでは鉄道を敷設し都市間の移動環境を良くすることも重要である。
共産主義・ファシズムの採用をしていない
共産主義は科学生産力を大幅に強化する政治体制である。またファシズムは戦争ボーナスを多く得られる政治体制である。ファシズム政治体制における戦争で相手を追いやったり共産主義を採用しない民主主義を敷くならばそれなりの貿易整備によって共産主義との生産力を補う政策をマクロ的にとることが対策として考えられる。無論自分で共産主義を政治体制として採用するのも良い。
単純に支配する都市数が少ない
近代以降は都市の数を多く持つことのほうが重要になる。都市の質ではなく都市の数のほうが重要なのだ。これは戦争外交によっても獲得できる。例えば敵の都市を多く陥落させ都市を占有することはガンジープレイをすることよりも重要である。AIが往々にして強いのは都市数を確保するために様々な手段を講じてくるからであってこの点でプレイヤーが消極的になっているケースも否めないのである。
スパイの活用の面で消極的である
AIがスパイの活用を好むということも原因として挙げられる。CivのAIは高度なスパイ能力(諜報能力)を持っていることが多い。特にキャンパス地域でのスパイ活動に旺盛でこちらの研究力を削っている可能性が否定できない。敵国が大量のスパイを駆使し大諜報活動を行っていることを軽視してはならない。逆に言えばスパイを活用し敵国の研究力を削ることが重要であることも同時に指摘できる。