【ノーカット】フジHDの経営改善に意欲 SBI北尾氏が記者会見 – YouTube
フジ社外取締役に新任されたSBIの北尾さんによる指摘
米投資ファンド:ダルトン・インベストメンツがフジメディアHDの12人の社外取締役の筆頭としてSBIの北尾吉孝氏を提案した。北尾氏は「フジメディアHDのメディア事業とSBIの金融・IT(恐らくばフィンテックのコト)を融合していくことで収益拡大が可能だ」と述べ「不動産事業に依存している」現状を強く批判・さらに「フジHDが3月に発表した役員体制では不十分」だと断じた会見を開いたという(Bloomberg)。同時にアニメなどのIPを使った構造改革も提案。ただ会見を開いた北尾氏が言っていることの中でオールドメディアが全く報じてないことがある。
オールドメディアが頑なに報道しないこと
これはSAKISIRUが報じているようにオールドメディアに対する北尾さんによる痛烈な批判のことだ(YouTube)。この北尾発言を報道している報道機関はほとんどない。よーするにこの「オールドメディア批判発言」で言いたいことは単純なことで既存のTV事業は時代遅れということらしい。昨今の選挙の動向を見てもインターネットの力が増しているのは間違いない。確かにインターネットやSNSは正確性の点で既存のメディアよりも乏しい点が多々あるがそれはAIなどの力を借りて向上させればいいということだそうな。一言で言うのならば構造改革が必要だというだけのことである。
TBSは「中居問題」に乗じて調子に乗るな
言い得て正しい論である。この問題はフジに限ったことではないのは明白で昨今話題になっているTBSのあまりに凄惨な偏向報道などを念頭に置いた北尾による”耳の痛い”指摘である。TBSは調子に乗って「中居問題」を指摘しまくっているがでは彼らが日韓問題や国内の人種問題でまともな報道をしたことが一回でもあったか?オウム事件の時のオウム教団側に対する報道漏洩の責任をしっかりと取ったのか?ほぼクロで責任を放棄してきたのである(日本弁護士連合会)。ぶっちゃけフジのいじめに加担しているだけのTBSにはフジよりも未来がない。これまた一言で言うのならばTBSもフジ同等かそれ以下のクソメディアなのである。
「堀江の乱」は正しかった
北尾さんは堀江貴文による「堀江の乱」(ライブドアによるニッポン放送買収騒動のコト)を潰した経験が過去にある。「北尾のホワイトナイト」のことだ(Wikipedia)。それを踏まえたうえで「新体制における”堀江起用”もありうる」としている。つまり過去堀江潰しに加担したことを今となって強く後悔しているというのだ。曰くところによれば「堀江君に悪いことをしたなと思う」とのこと(テレ朝news)。つまるところ堀江がフジに対して城攻めをしたのは正しかったのだ。堀江にはそれだけの先見の念があったのだ。堀江はこの北尾の後悔発言を受けてこの分野での再起もありうるとしている(時事ドットコム)。
問われる「報道の責任」
ゲヲログが総じて言えることがあるとすればおそらくそれはメディアの責任である。かつて私はこう述べた。「欧米のメディアはまだまだましだが彼らでさえArma3のSSを間違って実際の戦場の様子として使ってしまうことがあるぐらいだ。これぐらいのミスリードならまだ許されるだろうが越えてはならない「報道の責任」がメディアにはあるはずだ。むしろトランプも言うようにありとあらゆるメディアは疑似的な権利を持っている。だからネット上でのマスコミュニケーションは評判が悪い」と(ゲヲログ2.0)。他方「改革は北尾とか堀江に任せればいい」のも事実だ。
一般人・視聴者・消費者が期待できる単純なこと
我々視聴者や消費者サイド(一般人サイド)からすればこの問題の結果に期待する以外ないだろう。世相の人々が出来ることはせいぜい世論を形成する過程においてちょっとだけの自分の持つ知見を提供することぐらいであるからだ。そしてこの「中居問題」の本質的なところは既存のオールドメディアの社会的影響力がどう変遷していくか?である。さらにコアコア的に言ってしまえば具体的に我々がどう利益享受ができるか?ということである。アナウンサーがどうたらとか中居がどうたらというのはそういう意においてはどうでもいい。ぶっちゃけこの二点だけしか”我々の手元には残らない”のだから。