Steamゲームレビュー

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古代祐三率いるエインシャント 期待かかるSTG「Earthion」のSteamページを公開する

伝説的なサウンドクリエイターでありゲームデザイナーでもある古代祐三率いる株式会社エインシャントが国内外からのSTGerから多大な期待がかかっているSTG「Earthion」のSteamページを公開した。そのSteamページによればデヴェロッパにエインシャント本体とBitwave Gamesが就きパブリッシャにLimited Run Gamesが就いていることが明らかになっている。これまでの経緯を見るに開発主体は明らかにエインシャントだろう。同社は古代の本格的な独立時作られた会社で長年ゲームIPには直接開発元として関わり合いを持ってこなかったが(せいぜい「まもって騎士」シリーズが局所的に話題になったぐらい)今回新規IPとしてゲームタイトルを本気で売り込む姿勢を見せているのだ。これまで古代はサウンドクリエイターとして長らく活躍してきたがゲームデザイナーとしての活躍の場をついに見出した...そういうフローがあるわけ。さてゲーム「Earthion」のSteamページを見るに及ばずこのIPが超本格的なSTGになることは多くのゲームウォッチャーが知っているだろう。なぜならばこのゲームについての情報...
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「Clair Obscur: Expedition 33」はなぜに神ゲーなのか?

「Clair Obscur: Expedition 33」はなぜに神ゲーなのか?「Clair Obscur: Expedition 33」は神ゲーである。最高難易度を15時間プレイして分かった。このゲームには二つの柱があるって。最近いろいろと私生活が忙しくなってきた(笑)ゲヲログが紙面を割いてそいつをちょっと解説してみよう。このゲームは戦闘システムの面で優れている。これがまず第一の柱である。第二の柱は間違いなく意表を突く魅力的なストーリーだ。第一の柱・戦闘システムの秀逸点について「Clair Obscur: Expedition 33」を神ゲーたらしめているのは間違いなく正当派でいて特異な戦闘システムだ。この手のゲームシステムはよく言われる言葉で示せばQTE(Quick Time Event)だと言われることが多い。だがこのゲームのQTEは単なるQTEではない。単にアクションの行動を示すために特定の場面場面で早押しをすれば万事うまく行くっていうわけじゃない。このゲームはそのQTEを戦闘システムというRPGの主軸の根幹に据えている。これが凄味を倍増させているのだ。というのも敵の多様なアク...
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5vs5フットサルを連想させるACTサッカーゲーム「REMATCH」リリース日~6月19日に決定

5vs5のフットサルを連想させるACTサッカーゲーム「REMATCH」のリリース日が6月19日に決まった。つまりゲームアンロックまであと約6週間程度となったわけである。このゲームは同じようにサッカーをテーマに取っている「FIFA」シリーズ(現「EA Sports FC」シリーズ)や「ウイニングイレブン」シリーズと違ってファウルなし・オフサイドなし・選手間の性能差なしと”三拍子そろった違い”をウリにしている。いわばP2Wの時代に抗うゲームなわけである。P2Wが蔓延るスポーツゲームジャンルの中でも特段期待できそうなIPというわけ。既存のスポーツゲームはどれも苦戦を強いられている。上述のサッカーゲームのほかにもMLBのゲーム(「MLB The Show」シリーズ)・NBAのゲーム(「NBA2K」シリーズ)・PGAのゲーム(「PGAツアー2K」シリーズ)・NFLのゲーム(「Madden」シリーズ)などが長期停滞の様相を呈していて評価が頭打ちになっていることを否定できるものは少ないだろう。各種メタスコアを見てみても特段最近のスポーツゲームは酷評が祟っているような印象拭えない。Steamユーザーレ...
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SFローグライトデッキ構築ゲーム「Into The Grid」~そのデモ版ローカリゼーションに日本語などが追加される予定

去る4/22にあるSteamニュースでゲーム「Into The Grid」のデモ版ローカリゼーションに日本語が追加されることが明らかになった。この重要な”ビッグデモアップデート”は5月終盤に配信される予定だそうな。どうやら運営筋が”デヴェロッピングフレンドによる別作品”と位置付ける「Northwind」との関連フェス(「Strategems Fest」のコト)に前後してこのアプデが入る?だとかなんだとか言ってるようだ。このフェスに前後してインディー筋?かなんかのフェス・イベントが多く開かれるとかいうことが当該Steamニュースで明らかにされている。そのラインナップを見てみると...まぁズバリこういう感じ。「Steam Next Fest」はPCゲーマーの中では相当有名どころだろうがその他こんなに細かいフェスイベがいっぱいあるんだなぁと私は思ったのであった(過去形)。チームが想定してるのは大体この5つなようだね。フェス名「Gamescom Latam World Panorama」 「Indie Assemble」「Best Indie Games Summer Showcase」「Tu...
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「Clair Obscur: Expedition 33」…マジで神ゲー・ゲヲログの期待は嘘でなかった【1.5&2.0同時投稿記事】

はじめに「Clair Obscur: Expedition 33」...マジで神ゲー。ゲヲログの期待は嘘でなかった。「FF」でも「オクトパストラベラー」でも超えられなかった壁がここにはある。元UBIスタッフが関わっているらしいがマジでフランス人の本気を見た。優れてます・神ゲーです。ではプロットについてちょいふれた後どこが良いのか?を具体的に挙げさせていただく。メタスコア90超は本当に納得のいくところである。正当な評価を受ける資格があってガチGOTY狙える実力をまざまざと見せつけられた。Gamersplanetで勝ったんだけど本当に買って正解。これで6000円は安いしゲーパス入ってる奴なら間違いなくやっておけ。ストーリーペイントレスとかいう魔女?が識字をしていくんだけどその数字が年々小さくなっていくっていうストーリー。そしてその数字に従ってその年齢の人々は死んでしまう呪いが存在する。数字が小さくなっていくので年を経るごとにより若い人が死んでいってしまう(正確に言うと亡骸となって崩れていく)。その呪いを無くすためにペイントレスに抗いこいつをやっつけるために冒険して良くていう話。中には志願し...
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傑作悪路走行シミュレーター「MudRunner」「SnowRunner」の開発元であるSaber Interactiveが手掛ける新作「RoadCraft」

「うーむよく考えてくるなぁ」と私は思った。傑作悪路走行シミュレーター「MudRunner」 「SnowRunner」の開発元であるSaber Interactiveが手掛ける新作「RoadCraft」のことである。このゲームは災害で壊れた道路や設備を復旧させる特殊車両をテーマにとった操作シミュレーションゲームになるという。そのパブリッシングは引き続きタッグのFocus Entertainmentが手掛けることになるようだ。ブルドーザーやクレーンやモーターグレーダーといった車両を実際に操作して災害により破損したインフラストラクチャーを整備・復旧するゲーム。ルート取りや段取りもゲームのシミュレーションの中に入る。例えば撤去レベルからそのスキームはスタートし材料の供給や流用さらに本筋となっている復旧活動にまで至るというのだ。Steamページに詳細な情報が掲載してあるがよーするに【”道”を創る】のだ!公開されたSteamページによればガチンコの経営要素はないものの順次手順を拡大していくぐらいの経営シミュ要素は幾ばくか含んでいることが推測できる。とにかくこの世はどこもかしこも自然災害と隣り合わせ...
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新作ホラーシミュ&アクションRPG「Neverway」が目指すのは「Everway」?

6日前ファミ通の記事が陰湿なRPG「Neverway」について伝えている。近日発表予定のタイトルで「ホラー系人生シミュレーション・アクションRPG」を謳う特段暗めのデザインで飾られるゲーム。ファミ通の当該記事によれば「The Triple-i Initiative 2025」にてこのゲームの最新情報は公開されたという。同ソースによればこのゲームは「「Celeste」のピクセルアーティスト(Pedro Medeirosさんのコト)が作る新作」とのこと。日本語対応予定でコンポーザには国内外のチップチューンワールドで著名なDisasterpeaceさんが据えられている。ゲーム「Neverway」の主人公は仕事に行き詰り退職したフィオナ。彼女は農場暮らしを始めるがそこである種の”転生”に遭遇する。ついぞ死神の使いとなったフィオナは「出会った人たちと絆を結び“恐怖”と戦い“借り”を返す」こととなる。今作は「ネバーウェイ」つまり「道なき道」を歩むフィオナの悪魔的なRPGをシミュレートするゲームになるという。ぼのぼのスローライフの舞台設定と悪魔崇拝のような舞台設定の二つのミキシングが特徴的な「新しい...
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「Dive The Depths」は世界に通用するローグライクアクションゲームである

「Dive The Depths」のデモ版をちょっとばかりやってわかったことがある。それは「間違いなくこのローグライトは世界に通用する!」ということだ。なぜ私がそう思ったのか?理由を列挙して示していこう。この開発:Frizuo 配給:Starpixel Studiosの布陣で作られる独創性の高いローグライクアクションゲームは邦語のメディアではdoope!ぐらいしか期待してないようだが私としてはそこに無限の可能性を感じた次第である。舞台設定が魅力的であるこのローグライクアクションは深海をテーマにしている。この手のダイビングゲームだと「デイヴ・ザ・ダイバー」などが類似品として提示できそうだがアレの比ではないほど世界観とこの深海という舞台がマッチしているのだ(念のため言っておくが「デイヴ・ザ・ダイバー」もそのゲーム性はクソだが舞台設定とか世界観は素晴らしい)。...というのも深海をテーマにしたゲームってのはクラシックすぎるほど暗く画面の色彩面で乏しさを覚えることがあまりに多い。これまでのダイブ系のゲームは現にそうでアンバランスな世界観を提示しすぎていた。この点でこのゲームも確かにグリーンを主...
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FPS情報局 4/12CBT & 4/25発売 「ファークライ」+「クライシス」=「La Quimera」

4GamerやAUTOMATONやゲムスパが既に報じているがゲームデヴェロッパReburnが作る新作シングルFPSの「La Quimera」のリリース日が迫ってきている。このFPSのデヴェロッピングを手掛けるReburnはかの伝説的なFPS「メトロ」シリーズのスタッフで主に構成されているという。4月25日発売でSteam配信される本作は4月12日の夜23時から24時間限定のCBTが実施されることも明らかになっている。現にSteamのストアページからLQM Playtestと称されたグリーンボタンからプレイテストの請求が可能になっている。おそらくCBTはコレのことだろう(私もポチっておいた)。本発売の価格は約30$になる予定。ゲーム「La Quimera」は民間軍事会社(PMC)が闊歩するラテンアメリカが物語の舞台。この2064年のラテンアメリカを舞台に取ったシングルFPSの世界では既存の国家が既に存在しない。小国に分裂し紛争の時代に突入しているという設定なようだ。主人公もPMCの部隊員のひとりとしてこの荒くれる戦いに身を投じることとなる。既に公開されているトレイラーでは荒廃した都市...
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Steamで体験版を通してやってみたので「フロントミッション セカンド:リメイク」を今更酷評させていただく

「フロントミッション セカンド:リメイク」を今更酷評させていただく「フロントミッション セカンド:リメイク」の体験版をSteamで通してやってみてこれはクソゲーだということに今更気付いた。確かに「リメイク」発売後一年も経ってからこれをプレイしてみてクソゲーと判断するのは時期的にあまりに遅すぎてゲヲログの読者も飽きれるかもしれない。だがあまりに酷すぎるので辛辣にレビューする。なぜだろうか?潰し忘れたバグには目をつぶろう。だがあまりにクズ要素が多すぎるのだ。一つ一つ指摘していこう。アホのようなSE・緊迫感のないBGMSEに重厚感が全くなく「ヴァンツァーが動いていること」をしっかりとプレイヤーに伝える意思が本作にはない。動かしているという感覚あるいは動いているという感覚に乏しく重圧感がない。ロボゲーはこういう要素が大事なのにそれを全く分かっていないスタッフが作ったのだろうな。この際はっきり言っておくがアホのような出来のSEである。ズンズンと響く要素が全くないのだ。ちなみに音楽も現時点でリメイクできるだけの技術力がないことを感じさせる出来である。私はPS版のサントラを持っていたことがあるが単体...
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3Dプラットフォーマーの制作にかけては世界随一の腕を持つゲームクリエイターFabraz 新作「Demon Tides」の日本語版のリリースに意欲を燃やす

「Demon Turf」 「Demon Tides」といった代表作を持ち自作インディーゲームの開発及び販売に携わっているFabrazがXにてとある声明を出している。声明は新作ゲーム「Demon Tides」にまつわること。手っ取り早く言うと旧作である「Demon Turf」のころから期待されていた日本語対応が新作である「Demon Tides」に至って実現する見込みが大きくなったのだ。以下FabrazのXポストより引用。「日本の友人たちへ: デーモン・タイズ Demon Tides を英語版だけでなく、日本語版でもリリースしたいと思っていることをお知らせします!」このXポストにXerみおは「「Demon Turf」のころから待っていた」と返信の形でポストし他方Xerkauakauakaua(恐らく外国人のかた)は「新作はポルトガル語も対応ある?」と返信ポストしている。さらにXer馬場オライリーは「日本語化にあたってQAやフォント面で手助けできることがあったら言ってください」と返信ポストしているのがうかがい知れる。Fabrazは大胆な3Dプラットフォーマーゲーム制作でSteam界隈にて知...
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京アニによるアニメ劇場版「小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜」 2025年6月27日封切へ

アニメ版シーズン1及びシーズン2に続きとうとうその劇場版映画が公開される。双葉社の雑誌「アクション」にて連載中の人気漫画「小林さんちのメイドラゴン」のことだ。副題に「さみしがりやの竜」とある。製作は「聲の形」「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」などを代表作に持つ京都アニメーションだ。この劇場版は2024年9月京アニによる2025新作発表会にて明らかにされたもの。「心温まる家族と絆の物語」が紡がれるという。2025年6月27日封切予定。元々この原作漫画はクール教信者によるものでコメディを主軸としながらもその実けっこう感動的な作風で描かれている一作。同作者はこの一丁目一番地の代表作「メイドラ」の他に「旦那が何を言っているかわからない件」などで著名。いずれの漫画も「王道を行きながらハイブリッド(雑食)」とでも表されるような形式で連載されているという特徴がある。若干広めにスパンを取ると「小森さんは断れない!」で知ったコアなファンも多いことだろう。「ピーチボーイリバーサイド」の存在を知る者は相当の重傷者なはず。作者は漫画原作者としてもマルチに活躍中。公開されている情報からの推測に過ぎないが今年6...
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”オーソドックス”な”リチャージ系ドット絵弾幕STG”「Orchid Glitter」に見るゲームにおけるグラフィックス・インプレッションの重要性

どんなシステムかその全貌はよくわからんものの”リチャージ系ドット絵弾幕STG”を謳う「Orchid Glitter」の情報が徐々に明らかになってきている。「ドット絵グラフィック」で描かれた「2000年代後半風」の雰囲気を持つ「特殊攻撃を攻略の軸に据えたゲームシステム」を持ったSTG。いくつかのSTGがそうであるように「敵に接近してリソースを稼ぐ」「特殊攻撃を連発してゲームを支配」するタイプのものになるという(Steamページより)。STGの題名「Orchid Glitter」は主人公のネコミミ少女カイが搭乗する機体のことを指す。サポーター役で人格を持ったAIのような存在レンと共に険しい戦場を戦い抜く...とはいってもストーリーすら明らかになっていないほか各種ゲームメディアの情報でも取り上げられていないので(繰り返すように)ゲームの全貌は明らかになっていない。斬新さが強く色濃く出ているタイプのSTGではないとのこと。見た感じ若干ガリガリとしたドット絵で描かれたゲームグラフィックスがとても魅力的に私は思う。システム面でわかっているのはリチャージによって三レベルに分化した特殊なショットが使用...
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Steamのセール情報をまとめているサイトをまとめてそれぞれの特徴を解説してみた

以前の投稿ではSteamではなぜこれほどゲームの割引がされるのかを解説してみた。今回はそのSteamのセール情報をまとめているサイトをまとめてみた。手っ取り早く言うと買いたいとき買っておけっていうことは一般論で言えると思う。ゲームIPは発売から年月を経ないとサブスク登録されたりしないしセール対象にもならない。みんなもリリースセールで20%以上のOFFを見たことはあんまりないだろう。だから買いたいとき買っておけという一般論は正しいと私は思う。セールつっても最新作はセール対象にならないからね。まぁこれはまた別の議題になりそうだけど...。さてそれはわかったうえでセール種別をまとめてみると1月~2月ぐらいに正月・旧正月セールがあって3月ぐらいにスプリングセール (中型セール)があって5月にゴールデンウィークセールがあって6月にサマーセール (大型セール)があって10月にハロウィンセールがあって11月にオータムセール(中型セール)とブラックフライデーセールがあって12月にウィンターセール(大型セール)があるという。ここで言う中型セールってのはミドルレンジの割引セールのことを指して大型セールって...
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本格的なクライミングゲーム「Cairn」 PS5版の発売が決まる

高難易度プロクライミングゲーム「Cairn」のPS5版の発売が決まった。2025年内に発売ということでこれは現在そのSteam版のストアページにある記載と全く同じ時節である。「Cairn」はかつて高難易度ハックアンドスラッシュ「Furi」やアクションアドベンチャー「Haven」を手掛けたThe Game Bakers(仏・モンペリエ)が作る神ゲー必至の登頂ゲーム。ゲームではプロクライマーのアーヴァを操作し未踏峰の巨山マウント・カミの登頂に挑むこととなる。この手の高難易度登山ゲームというと数々の高難度クソゲー名作が多い印象があるが本作は”ジャプソキング”などと違い3Dで全てが描かれている点が特徴だ。既往のゲームとかなり毛色が違うのはリアル志向で本格的なボルダリングアクションが求められる点だろう。高難易度といってもリアルよりなので新鮮さがある。新しいジャンルと言っても過言ではない。現在配信されている体験版も絶賛されている。要するにゲーム開発における着眼点そのものが良いのだ。さらにプロクライミングをテーマにしているが登山・登頂そのものだけがそのゲーム性ではないのも特徴的だ。高度なクライミング...
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”伝説の壁登り系ローグライトゲームの続編”「Wall World 2」発表

先日伝えたゲーム「Monaco 2」が発表された「Humble Games Showcase 2025」。実はこのショーケースの中で”伝説の壁登り系ローグライトゲームの続編”「Wall World 2」も発表されている。リリースは2025年内の予定。ロボスパイダーとエグゾスーツを武器に謎の巨壁を登るローグライトの正統進化版がリリースされる。『今再び壁の世界へようこそ』。壁は千変万化・謎はさらに混迷を極める様相を呈している。既に公開されているSteamページによればこの続編は「新たなシステムと機能を追加している」という。また「すでにある機能を強化している」とも。トレイラーから観察できるところによれば”横穴の探索”がゲームシステムに追加されているようだ。またファーストタイトルでは壁の外から外敵が襲ってきてそれをTDのように防御するというシステムを採用していたがセカンドタイトル今作ではその壁の中も戦闘空間になるという。新しい武器や装備やアイテム(化石・技術品・アノマリーの類)と新しいバイオームも実装される。「スフィア・シティ」と呼ばれる街システムも採用されるということが明らかになっている。つ...
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VSフォロワー「Rogue : Genesia」 三年間の努力実ったグラ良・システム良・バランス良の三方良しタイトル

ゲーム「Rogue : Genesia」の正式リリースの報が届いている。三年間開発し続けてとうとう正式リリースに至った努力の結晶。対応するプラットフォームがPC(Steam)のみなのが残念なところだがこれだけ完成度が高いゲームだからそのうちコンソールでも出ると思う。開発したのはOuadi Huardさん(仏)で配給担当が同氏とGamersky Games(中)となっていることがそのSteamページからわかる。日本語ローカライズにも対応しているマルチランゲージ搭載。ゲームはステージ進行型の「Vampire Survivors」といったところか(ただしステージ進行型ではないひとつのマップで闘うサバイバルモードも搭載している)。ステージ進行型のメインモードでは分岐・連続していく各ステージをクリアしていきその最深部にいるボスを倒すことでゲームがクリアできるというシステムを採用している。一言で言い表せば本作「Rogue : Genesia」はいわば構造上奥深い「Vampire Survivors」といったところだろうか。私もSteamを中心にVSフォロワーを数多く見てきて友人とCo-opプレイし...
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徐々に明らかになる「Monaco 2」のベール 「Humble Games Showcase 2025」にてオフィシャルトレイラー公開

Pocketwatch Gamesがdev・Humble Gamesがpubとなってそれぞれ開発・販売する「Monaco 2」のベールが徐々に解かれてきた。2025年3月13日に開催された「Humble Games Showcase 2025」にてpubのHumble Gamesがそのオフィシャルトレイラーを発表したのだ。PC(Steam)に加えPS5とXbox Series X|Sでも発売されることが同時に明らかになった。2025年内に発売される見込みだという。ナンバリングがついている通り実はシリーズもの続編ということでニッチだが根強い人気を誇る「Monaco: What's Yours Is Mine」がその前作という位置づけ。初作はトップビューのステルスアクションゲームでIGNやPC GamerあるいはIGNからアワードを多数とったことでもその存在を知っているコアなSteamerはそれなりいるだろう。だが輝かしいアワード来歴の裏でいまいち一般的な知名度は著しくないのも正直なところ。今回紹介しているその続編である「Monaco 2」は公式Steamページでも明らかになっている通り「...
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広島大学関係者が設立したITスタジオGINOが制作する「Bless You Again」 2026年リリースに向けての期待と懸念

魔法使いのホムンクルスの少女「リリィ」が、とある目的で「加護の墓」と呼ばれるダンジョンに潜る。そこで待ち受けていた試練に"命を賭けて"挑む。Steam:Bless You Againより引用2026年のSteamでのリリースに向けてその制作が進んでいる「Bless You Again」。ゲームジャンルとしては「ローグライク3Dアクションシューティングゲーム」を謳うゲームだ。広島大学関係者が設立した優秀な人材を多く持つITスタジオGINOが制作するタイトル。これまでの実績として「魔女の館」というVRタイトルを持つスタジオだ。そのHPを見る限りベンチャー企業であることが推測される。GINO自身はその事業のメイン領域をVR/PC分野としている。広大は間違いなく国立大学の中でもメッチャ優秀なほうである。ゲーム「Bless You Again」はシンプルな3DACTタイトルとなる予定。ダンジョンを攻略しさらに下層を目指すゲーム性の単純さが最大限そのSteamページではアピールされている。またページを見る限りではグラフィックスが高品質で魅力的なキャラクターデザインが実践されている点も感じさせられた...
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モンハン新作「Monster Hunter Wilds」のSteam版の不評活動に見るカプクソの過去性

期待されていたモンハン新作「Monster Hunter Wilds」のSteam版が発売された。言わずとしれたカプコンのAAAタイトルの代表格。だがそのSteam版の評価は本記事執筆の現時点で”賛否両論”になっている。これについて解説しているゲーム系YouTuberがいるだろうと見込んで検索をかけてみたが案の定優れた動画を出しているかたがいた。「かみむー / モンハンマニア」という名称のチャンネルで活動しているかただ。今回取り上げたチャンネルの具体的な動画は「Steam版ワイルズのレビューが大荒れしている件について。」とタイトリングされたもの。まずは不評なところを箇条書きでまとめてみよう。・バグ…地形崩壊バグをはじめとするデータバグが多いことが報告されている。・クラッシュ…スペックが足りてるのにクラッシュが起動後即発動する問題報告されている。・最適化不足…これについてはゲヲログで解説することは控えたい(AUTOMATONが良い記事を既に出しているので)。本作はかなり高い値がはるのでこの点で不評が集まるのは必然だと私は思う。通常版が9900円・デラックスエディションが11900円・プレ...