傑作悪路走行シミュレーター「MudRunner」「SnowRunner」の開発元であるSaber Interactiveが手掛ける新作「RoadCraft」

「うーむよく考えてくるなぁ」と私は思った。傑作悪路走行シミュレーター「MudRunner」 「SnowRunner」の開発元であるSaber Interactiveが手掛ける新作「RoadCraft」のことである。このゲームは災害で壊れた道路や設備を復旧させる特殊車両をテーマにとった操作シミュレーションゲームになるという。そのパブリッシングは引き続きタッグのFocus Entertainmentが手掛けることになるようだ。

ブルドーザーやクレーンやモーターグレーダーといった車両を実際に操作して災害により破損したインフラストラクチャーを整備・復旧するゲーム。ルート取りや段取りもゲームのシミュレーションの中に入る。例えば撤去レベルからそのスキームはスタートし材料の供給や流用さらに本筋となっている復旧活動にまで至るというのだ。Steamページに詳細な情報が掲載してあるがよーするに【”道”を創る】のだ!

公開されたSteamページによればガチンコの経営要素はないものの順次手順を拡大していくぐらいの経営シミュ要素は幾ばくか含んでいることが推測できる。とにかくこの世はどこもかしこも自然災害と隣り合わせ。インフラもそれに合わせて経年劣化していくサダメにある。このゲームの場合舞台となる世界中のバイオームは多様にある。例えば山岳地帯・砂漠地域・沿岸領域へとその特殊な復旧活動の場は広がっていくという。

さてこのデヴェロッパのゲームはちょっとした失敗を経験している。そう「Expeditions: A MudRunner Game」のことである。このタイトルは自然観測というテーマを手に取ってはいるものの【目の前にある困難にシンプルに挑む】というコンセプトで作られた「MudRunner」「SnowRunner」よりもより弱いタイトルになってしまった経緯があるのだ。というのも特殊なオフロード環境を踏破していくシンプルな沼プレイが不可能になってしまっているという批判レビューが同作にはまま見受けられる。「次回作ではだからこそ」という思いはやはりあるのだろう。

この事例にあてはめてみるとゲーム「RoadCraft」は確かに古典回帰の特殊な車両シミュレーターになる可能性はあると思う。風呂敷を敷き深め過ぎずにシンプルにシミュレーションをしていくというコンセプトは「Teardown」にも当てはまることだ。ただオフロードの枠を若干逸れるという懸念は過去の失敗IPと共通項があるのも事実。とりあえず期待は出来そうなCo-opプレイも可能な「RoadCraft」の発売はSteam表記で2025年5月21日と近日に迫ってきている。

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