「S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chornobyl – Enhanced Edition」 2025/5/20に発売

既にゲヲログ1.5でも関連記事を書いているが見事にその疑問に答えているゲーム「S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chornobyl – Enhanced Edition」が2025/5/20に発売される。日本語sourceでは「強化版」と銘打たれているものだ(Steam:『S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chornobyl』強化版)。同日この作品を含む三部作の「強化版」が発売されることとなることがSteamのGSC Game Worldの開発者ページにより明らかになっている(Steam 開発者: GSC Game World)。では既存の配信ブツとどこが具体的に違うのか?基本的には既往作のリマスター版となる。

Steamの配信ページによると強化版の特徴として次のような項目が挙げられている。大気や水のグラフィックスアップデート・テクスチャの改善・武器の視野とモデリングのアップデート・バグ修正・ゲームパッドサポート…この五点である。日本語インターフェース・日本語字幕に対応する。既存のタイトルを持っている限りこれら「強化版」へのアップデートがされることが邦語メディアによって明らかにされている(サバイバルホラーFPS『S.T.A.L.K.E.R.:Legends of the Zone Trilogy』強化版発表、5月20日に配信へ。つまり三部作リマスター – AUTOMATON)。ただしセーブデータやMODの後方互換性はない(Frequently Asked Questions | FAQ | Legends of the Zone S.T.A.L.K.E.R. Trilogy)。

上述のゲヲログ1.5の記事にて私がかって書いた通りこれらのIPの最新作である「S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl」は若干うんち感がぬぐえない残念な形でリリースされてしまった経緯がある。バグの多さや最適化不足・AIのバカさ加減・単なる死にゲーになっている問題・不親切なチュートリアル・FPSとしての全体のスケーリングが良くない点…これらの問題が強く指摘されているわけだ。これをもってして私は次のように書き記した。

果たしてこれでいいのだろうか?と思う。総じて言うと「グッド・ハンティング・ストーカー!」状態のプレイ感覚が皆無。やっぱり「はじめてのおつかい☆」状態のゲームになってしまっている。もう発売から半年経つので土台は固まったはずだ。これからアプデで化けるっていう風には到底私には考えられないし多くのシリファンもそう思っているはず。確かに噛み応えはあるようには作ってあるっちゃ作ってある。だが「S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl」は総合的に見て「S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl」を超えられなかったとする評のほうが常識的なFPSerの考え方なように思う次第である。初作のリメイクで良かったんじゃないのかな?

…というわけでソレ(初作のリメイク)に相当するゲームタイトルがこの「S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chornobyl – Enhanced Edition」というわけである。「S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl」がうんち状態であるから期待値もやはり高い。てかコイツのほうがずっと評価が高くなる可能性すらある。だから「はじめてのおつかい☆」FPSではなく本来あるべき「グッド・ハンティング・ストーカー!」なFPSであるゲームにならんことを期待してあと三日間待とうではないか。ゾーンの者たち。

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