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ブランカに学ぶ起き攻め講座まとめ「ストリートファイター6」

起き攻めは単にダウンした敵に対して技を重ねればいいというわけではない。この点を勘違いして「何でもつながる」と思っていると起き攻めのミスになる。各技ごとにダウンをとったらばそこで適切な択(攻撃手法)を選択しなければならないのだ。そしてそれはある程度決まっていると思ったほうがいい。奇をてらってルート取りに失敗すると格闘ゲームにおけるフレームの不利問題につながるのでそれは避けなければならないのだ。奇をてらった行動はある程度起き攻めができてから。特に起き攻めが主体となるブランカにおいてはこれは鉄則である。これについては技をフレームの問題としてしっかり学んでおく必要がある。例えばガードを崩すために中段技がほしいからといってDRヘッドロックがいつ何時でも使えるわけでない。あくまで有利フレームを取れる択を必然的に選択する必要があるのだ。ダウンを取れる技ごとにコレは異なるのでYouTuberが解説しているとおりに択を選択した方が良いのだ。要するに有利フレームを取る必要があると言っていい。私も間違えて捉えていたが勝つための法則はぶっちゃけこれだけである(シミーとか後ろ受け身とかはあとでも良い)。まずブラ...
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「シングルエリミネーション」と「ダブルエリミネーション(ウィナーズ・ルーザーズのシステム)」とはそもそもどう違うのか?「ダブルエリミネーション」の欠点及び利点とは何か?

格闘ゲームのトーナメント戦において良く聞く言葉に「ウィナーズ」とか「ルーザーズ」とかいうものがある。どういう意味なのだろうか?一般的なトーナメントを「シングルエリミネーション」という。一方で「ウィナーズ」とか「ルーザーズ」とかいう言葉は「ダブルエリミネーション」でのトーナメントのこと指す。では「シングルエリミネーション」「ダブルエリミネーション」とはそもそもどう違うのか?「シングルエリミネーション」はどう考えても誰でもわかるだろう。普通のトーナメント方式の競技システムである。一方で「ダブルエリミネーション」は出場選手が二回負けるとその選手が敗退になるトーナメント方式のことを言う。この「ダブルエリミネーション」トーナメントにおいて一回負けるとその敗退者は「ルーザーズ」ブロックのほうに配置される。ここでさらに負けると「ルーザーズ」ブロックで敗退したことになる。つまり「ダブルエリミネーション」ではトーナメントといっても二回チャンスがあるということになるのだ。そして「ルーザーズ」ブロックで勝ち進むと当然そのブロックにおける最終大会が行われる。これが所謂「ルーザーズファイナル」である。そして「ル...
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「ストリートファイター6」でブランカの起き攻めを攻略する過程で見つけた生成AIの杜撰な回答について

ハッキリ言っておくがブランカの起き攻めについてChatGPTやGrokにいくら聞いてもまともな答えは返ってこないと思ったほうが良い(し「ストリートファイター6」に関する生成AIのいい加減な回答は当然だと思った方が良い)。例えば私がブランカの起き攻めについて聞いたところでは「後ろ受け身が前ステ☞4中Kが刺さる」との答えを得たがまともに機能したことは一度もない。また「同じ状況でアマゾンリバーランが刺さる」との回答も得たがいい加減である。実戦でもトレモでもこれは同じだ。特に後ろ受け身を取られると一気に勝率が下がっているのは実感するところだし「前ステ☞4中Kが刺さる」は後ろ受け身に対して刺さらない(やはり後ろ受け身はそれだけ重要らしい)しアマゾンリバーランはそもそも”届かない”。実際「ストリートファイター6」を主戦場とするYouTube配信者のドゴルはそのブランカ解説の動画内で「サプフォ☞5弱K」の択を多く推薦している。これについて検証してみたがマジでその通りになっている(初学者の浅学さを明らかにするつもりでゲーム「ストリートファイター6」から画像・動画引用させていただく)。起き上がりを「後ろ...
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広島大学関係者が設立したITスタジオGINOが制作する「Bless You Again」 2026年リリースに向けての期待と懸念

魔法使いのホムンクルスの少女「リリィ」が、とある目的で「加護の墓」と呼ばれるダンジョンに潜る。そこで待ち受けていた試練に"命を賭けて"挑む。Steam:Bless You Againより引用2026年のSteamでのリリースに向けてその制作が進んでいる「Bless You Again」。ゲームジャンルとしては「ローグライク3Dアクションシューティングゲーム」を謳うゲームだ。広島大学関係者が設立した優秀な人材を多く持つITスタジオGINOが制作するタイトル。これまでの実績として「魔女の館」というVRタイトルを持つスタジオだ。そのHPを見る限りベンチャー企業であることが推測される。GINO自身はその事業のメイン領域をVR/PC分野としている。広大は間違いなく国立大学の中でもメッチャ優秀なほうである。ゲーム「Bless You Again」はシンプルな3DACTタイトルとなる予定。ダンジョンを攻略しさらに下層を目指すゲーム性の単純さが最大限そのSteamページではアピールされている。またページを見る限りではグラフィックスが高品質で魅力的なキャラクターデザインが実践されている点も感じさせられた...
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「It Takes Two」のdevとしてその名を世に知らしめたHazelight Studios(スウェーデン) その次世代級傑作「スプリット・フィクション」のリリースが2025年3月7日にリリースへ

「It Takes Two」のdevとしてその名を世に知らしめたHazelight Studios(スウェーデン)が引き続きElectronic Arts(アメリカ合衆国)と手を組んでリリースする「スプリット・フィクション」が今俄かに注目を浴びている。話の前座になってしまうが「It Takes Two」は「The Game Awards 2021」にて最優秀賞GOTYを獲得している実績を持つ”コアゲーマになればなるほど評価を高く付ける”ことで超有名なIPだ。そして神ゲーを約束するdevの新作が今回取り上げる「スプリット・フィクション」というわけだ。ではこのゲームはどういうゲームなのか?新作の主人公となるのはライターでSFパート担当のミオとファンタジーパート担当のゾーイ。二人はライターとして職務を遂行する中でとある装置のトリックにはまってしまう。自身たちが生み出した創作活動つまりフィクションの世界に取り込まれてしまうのだ。もともとそれほど仲が良くなかった二人は友情を深めながらこのトリックからの脱出を試みることとなる。「It Takes Two」に続く協力プレイ系のアクションADVの史上最...
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2025年4月24日にその発売が迫る「Clair Obscur: Expedition 33」 内容は「クオリティを最大限まで高めたサードパーティ版のFF」か

devに2020年仏で設立されたインディーゲームスタジオSandfall Interactiveを据えpubにロンドンをHQとするゲーム会社Kepler Interactiveに迎えそれぞれ開発・発売される「Clair Obscur: Expedition 33」の発売日が2025年4月24日に迫ってきている。対応プラットフォームはPS5/Xbox Series X|S/PC(Windows Store/Steam/Epic Games Store)となりマルチな機種展開がされるタイトルに仕上がるようだ。dev:Sandfall Interactiveとしては本作がゲーム業界デビュー作となる。こいつ...賭けてやがる...「フランスのベル・エポックに着想を得た幻想的な世界を探索しリアクティブターンベースバトルを堪能せよ!」(下記リンク・セガによる公式サイトより)と銘打たれている期待できそうな一作。ターン制とリアルタイム制の兼ね合いをバトルシステム系に設定した秀逸な一作となる見込みで革新的なRPG体験をそのゲーム設計コンセプトに据えているようだ。ストーリー面も期待できそうでそのハイクオリ...
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2001年にリリースされたオープンワールドRPG「Gothic」のリメイク作となる「Gothic 1 Remake」登場予定

2001年にリリースされたオープンワールドRPG「Gothic」のリメイク作となる「Gothic 1 Remake」のデモ版が2025年2月から始まっている「Steam Next フェス」にて公開されている。本記事が執筆されている3月4日の時点でもこのデモ版「Nyras Prologue」はDLしてプレイできる状態にある。dev: Alkimia Interactive pub: THQ Nordicの布陣で作られるこのゲームはUnreal Engine 5をそのゲームエンジンに採用。リメイク作は原作ゲームの世界を大幅に再構築しているという。ゲーム「Gothic」は人間族とオーク族が熾烈な闘いを繰り広げている王国「ミルタナ」を舞台としたファンタジー・オープンワールドRPGの古典的名作。主人公は人間サイドの敗北を防ぐため強力な武装製造に必要な鉱石を集める作業者となる。ゲームが進むに従い主人公は鉱山(コリニス鉱山)から脱出し世界を冒険することとなる。オープンワールドの利点を活かしたクエスト受注や拡張されていく戦闘などが特徴的な一作。2001年にリリースされた「Gothic」は難易度が高くゲ...
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モンハン新作「Monster Hunter Wilds」のSteam版の不評活動に見るカプクソの過去性

期待されていたモンハン新作「Monster Hunter Wilds」のSteam版が発売された。言わずとしれたカプコンのAAAタイトルの代表格。だがそのSteam版の評価は本記事執筆の現時点で”賛否両論”になっている。これについて解説しているゲーム系YouTuberがいるだろうと見込んで検索をかけてみたが案の定優れた動画を出しているかたがいた。「かみむー / モンハンマニア」という名称のチャンネルで活動しているかただ。今回取り上げたチャンネルの具体的な動画は「Steam版ワイルズのレビューが大荒れしている件について。」とタイトリングされたもの。まずは不評なところを箇条書きでまとめてみよう。・バグ…地形崩壊バグをはじめとするデータバグが多いことが報告されている。・クラッシュ…スペックが足りてるのにクラッシュが起動後即発動する問題報告されている。・最適化不足…これについてはゲヲログで解説することは控えたい(AUTOMATONが良い記事を既に出しているので)。本作はかなり高い値がはるのでこの点で不評が集まるのは必然だと私は思う。通常版が9900円・デラックスエディションが11900円・プレ...
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Saber Interactiveによる災害復旧シミュレーションの新作「RoadCraft」を現在開催中の「Steam Nextフェス」にて観察する

「これは考えてきたな」と思った。Saber Interactiveによる新作「RoadCraft」のことだ。このゲーム開発スタジオというと悪路走行シミュレーター「MudRunner」「SnowRunner」の印象が強い。むしろその後リリースされた「Expeditions: A MudRunner Game」は自然科学を車を駆使して追求するタイプの学術系オフロードという新境地を切り開いたかのように見えたがこちらはあまり評判が良くない(私も買ったがあまりやらずままである)。これには理由があると私は思う。「MudRunner」「SnowRunner」は何といってもシンプルだった。悪路にハマりながらもそれを克服し”物資を届ける”というシンプルなゲーム性が高く評価されていたのだ。操縦する車が池ポチャ沼ポチャするたびにプレイゲーマ自身がなぜかその車両のようにゲームに沼ってしまい妙な中毒性があった。コンチクショーと言いながらもやり続けてしまい物資搬送のミッションひとつひとつをクリアする度に妙な大きめな達成感があった。だからこのゲームはレビューア好評の元IPのDLCまでリリースされ続けている。Sabe...
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「Among Us 3D:VR」〜「Among Us 3D」IPファミリーとしてリリース予定

VRヘッドセットを必要としない3D版「Among Us」〜「Among Us 3D」〜のリリースがSteamページにて発表されている。2025年後半にリリースとのことだ。既に体験版もリリースされている。イマイチメジャーになりきれなかったVRバージョンの「Among Us」〜「Among Us VR」〜は今後「Among Us 3D」IPファミリーに加わる予定。簡単に説明すると「Among Us 3D」はキーマウorパッドコントローラーで操作するバージョンをいい「Among Us 3D:VR」はVRヘッドセットで操作するバージョンのことをいうようになる。注目しておきたいのはこのVR版が3D版とのクロスプレイに対応するとの報があることだ。つまりオリジナルの「Among Us」とのクロスプレイは対応しないものの「Among Us 3D」IPファミリー間〜「Among Us 3D」と「Among Us 3D:VR」のこと〜ではクロスプレイに対応するらしい。これは珍しい編成だ...と私は思った。普通クロスプレイに対応しないのはVRゲームゆえの特性であることが多い。ただし「Among Us 3D」...
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和製ジャンプクライミングアクションゲームの新鋭「Jumpお前+」 Switch/Steamでリリース

ジャンプクライミングアクションゲームの新鋭「Jumpお前+」がSwitchで2025年2月13日・Steamで2025年2月27日それぞれリリースされた。このゲームは出自がいまいち不明な同ジャンル(であろと思う)ゲーム「Jumpお前」(「みんなで空気読み。4」に収録されているミニゲームらしい)のパワーアップバージョンだという。開発したのは東京都品川にそのHQを置く多数のミニゲーム系のゲーム開発で知られる株式会社ジー・モード(社長:加藤征一郎・資本金:1億円)。そのHPを見る限りわかるのはこの会社が様々な大手中堅IT企業と取引をする敏腕な法人のようなこと。アイデアベースに優れたタイアップ作品をいくつも世に出しているIT系ものづくりのコンビニのような会社と表現するのがいいだろうか。本題に入ろう。今日日Steamでも配信が始まった「Jumpお前+」は「Jump King」などを祖先に持つジャンプ系苦行ゲーム。プレイヤーは猫となりひとりもしくは救済制度のあるふたり環境でプレイすることとなる。操作は例のごとくジャンプと左右横移動のみの三ボタン式のゲームとなっている。ジャンプの高低はジャンプボタン...
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格闘ゲームド素人(プラチナ入ったぐらい)がレバーレスコントローラを買って分かったこと

今回はスト6をプレイしていてふと思うところがありレバーレスコントローラーを買った私による私自身の格ゲースキル評価に関する解説記事である。「格闘ゲームド素人(プラチナ入ったぐらい)がレバーレスコントローラを買って分かったこと」と称して述べてみたい。そのレベルを三つに分けて考えてみた。レベル1~レベル3になるにつれてカバーリングする範囲が広まっていくと考えていただきたい。ちなみに買ったレバーレスコントローラはこれである。かっちょ良いなーって思ってRazerのkitsuneにした。奮発したがやはり値が張る。ぶっちゃけたところで言うと一言で済む。値段高杉(笑)。レベル1:買ったからと言ってコンボが入りまくるようになるわけではない当然だがバラ色のコンボ生活が始まるようになるわけではない。油断して私も勘違いしていたが間違いなく事実である。レバーコントローラでコンボが入らないのならばレバーレスコントローラでも入らないと基本的に思っていただいて構わない。ナナメ方向が入りにくいというか操舵の把握がしにくいことによってコンボが入らなくなる...というか入りにくくなる種のコンボもまたあると思われる。例えば私...
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神作しか作れなかったMimimi Gamesはなぜ閉鎖せざるを得なかったのか〜ゲーム制作会社の大義とは?〜

傑作として知られる「コマンドス」IP最新作の報が入ってきた。私も今興味深く各ニュースサイトを見ている。他方この「コマンドス」ライクなゲーム制作でコアSteamerを中心に知られたMimimi Gamesというインディーデヴェロッパがかつてあったことをあなたはご存知だろうか?実はこのドイツのゲーム開発会社は作るゲームのセールスは好調だったしIPも着実に増やしていたのに閉鎖せざるをなかった。これはなぜだろうか?この理由についてはAUTOMATONの記事がとても詳しい。理由はいくつかあるがその顛末も含め簡潔に箇条書きで表そう。2008年にドイツミュンヘンにて設立されたインディースタジオMimimi Games「Shadow Gambit: カリブの呪い」がスタジオとしての最後の作品となった「Shadow Tactics: Blades of the Shogun」「Desperados III」なども傑作として高い評価を得た順風満帆に開発実績を重ねているかと思われた矢先スタジオ閉鎖の計画が突然発表されたファンには最大限感謝しているがゲーム開発に捧げてきた時間を顧みると大きな心身の負担にもなっ...
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セガ超期待できそうなレーシングゲーム「ソニックレーシング クロスワールド」を発表

セガ自身が「セガ史上最高峰のレーシングゲーム」と自画自賛して語る新作ゲーム「ソニックレーシング クロスワールド」。自社HPにてその近況を広報している。新作はXでも話題になっていて過去のソニックの没個性的なレーシングゲームとは一風変わっているという。カジュアルレーシングゲーム界を代表するかの名IPである「マリオカート」とも差別化が出来ていると話題だ。これは期待できそうだ!というわけである。ゲームはその最大の特徴として「トラベルリング」という概念を持っているという。これは「プレイヤーを1つのワールドからまったく新しい場所「クロスワールド」へと移動させレースに劇的な変化をもたら」すというものだそうだ(上述のリンクページより引用)。ラップごとに異なるバイオーム環境下に配置され激動のレーシング体験を実現する「新たなカジュアルレーシングゲーム」を実現するという。その他枝葉はあれども「ソニック」というIP自体が持つ「次元の転換」というテーマを如実に実装した新たなるシステムというわけだ。上述の広報ページが公開された段階においてPlayStation5版のクローズドネットワークテストの開始も発表されてい...
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Steamにおける最高のゲームタイトルのうちのひとつ「Star of Providence」大型アプデとともに日本語が実装

Steamにおける最高のゲームエンターテイメントタイトル「Star of Providence」に日本語が実装されたという。Steamerのnanoiさんがスクショとともにこの様子を報告している。同氏によれば"言語に日本語がある しっかりとした翻訳で会話も問題なくて良いね :)"とのことだ(上述のURLより)。未だにSteamページにはローカライズの対応項目に日本語が入っていないが事実上実装されているとみていいだろう。この決定はおぼろげながら事前に発表されていたもので本編の無料大型アップデートとともに何らかの日本語実装の動きが見て取れるのではないか?と予測・察知していたSteamerは数人いたようだ。ゲーム「Star of Providence」はTeam D-13によって開発された傑作ローグライクルームクリアリング型シューティングの白眉。ユーザー評価も凄まじく高く本記事が執筆されている現時点で95%以上の高評価(最近のレビュー&すべてのレビューともに達成!)を得ていて総評として”圧倒的に好評”レビューを集めている。長らくその元タイトル名称は「Monolith」とされていたが商標のから...
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日本のゲーム産業におけるDEIは本来至極当然の資本論である

今回はゲーム業界におけるDEIとはなにか?ということを欧米のそれと日本のそれをメッチャ簡単に比較し解説してみたい。さて4gamer.netではバンダイナムコオンライン事業本部品質保証部の大熊未来さんの言葉を引じて次のようにDEIについて解説している。記事はゲーム開発者のためのカンファレンス「CEDEC 2024」におけるセッション「『表現』でもグローバルを目指す! DE&Iに関する取り組み」に登壇した彼女の言を引く形で構成されている2024年夏ごろのもの(以下は世界観や設定をきちんと踏まえていない多様性は,コンテンツを不自然なものにしかねない。ゲームにおけるDEI表現の意義と重要性,そして導入する際の留意点[CEDEC 2024]より引用させていただく)。「Diversity, Equity and Inclusion」(多様性,公平性,包括性)の頭文字を取ったもので,「多様な個性が尊重され,公平な環境や条件の下で,能力が発揮できる状態を生む」といった意味であると説明する。要するに様々な価値観を尊重して門口を広げて多くの需要に答える形式のビジネスのことを言うといっていいだろう。近年ゲー...
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SteamでリリースされたローグライトFPSに思うところを全力でまとめてみた

ローグライトFPSというゲームジャンルを語るにあたり私なりにこれらのゲーム群をプレイし尽くしてきたつもりだ。結論から言うととても期待できそうだがまばらなタイトルもまた多いジャンルということとなる。現時点でSteamでローグライト&FPSのダブルタグが付いているゲームは300前後あるので全てをプレイできた訳では無いがかなりの数を当たってきた(という自負はある)。ローグライトFPSの中でも間違いなく一番有名なのが「Gunfire Reborn」だろう。動物系のポップなデザインを持っているゲームだがその実ハードなCoop-FPSという印象を私はプレイして感じた。文句の付けようのないエンタメ性を持っているFPS。「FPS・Roguelite・RPG内容を備えたアドベンチャーレベルのゲーム」(Steamより)を謳っているがその言葉通り本格的なFPS。脱出系FPSとして知られるローグライトFPS「SULFUR」は神ゲー兼クソゲー(笑)であることはゲヲログでも指摘済み。序盤は良いんだが終盤尻つぼみになってしまっている感は否定できまい。ローグライトゲームにありがちなこのシステム設計上のトラップはゲヲロ...
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Steam版「ストリートファイター6」が起動時にどうしてもフルスクリーンになってしまうのでウィンドウモードで起動したい

Steam版「ストリートファイター6」が起動時にどうしてもフルスクリーンになってしまう。また高画質設定になっていてPCに負荷がかかってしまう。いちいちゲーム内のコンフィグから設定変更するのはメンドクサイ。だからファイルconfig.iniを探そう。探すのは簡単でSteamから「ストリートファイター6」のディレクトリを開きconfig.iniを探索すれば見つかるはずだ。異なる画面モードで起動したいのであればこのconfig.iniのの欄に...FullScreenDisplayMode=202WindowMode=Windowedを追加すれば良い(というかFullScreenDisplayMode…ここを書き替えさらにWindowMode…Windowedを追記しているだけである)。これは202の引数を当ててさらにWindowモードで起動することを指示している。なぜ引数の設定が必要なのはなぜかというと同じファイルの後尾のところで...DisplayMode202_Width=1920DisplayMode202_Height=1080DisplayMode202_RefreshRateN...
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「ストリートファイター」シリーズ主要タイトルのリリース年とタイムスパンをまとめてみた

リリース年・タイムスパンゲームタイトル名1987ストリートファイター1991 - 1994ストリートファイターⅡ1995 - 1998ストリートファイターZERO1997 - 1999ストリートファイターⅢ2009 - 2014ストリートファイターⅣ2016 - 2020ストリートファイターⅤ2023ストリートファイターⅥ★わかったことまとめ★・初登場は私の生誕年(実は1990年生まれのゆとり世代)前の1987年。・ナンバリング主要タイトルは数年かけて熟成していく傾向が圧倒的にある(というか初代以外はすべてスパンで展開)。・傑作として私の世代でも広く知られるⅣは長寿記録を持っている(5年間)。・最高傑作であるⅡは実は短命政権だった(3年間)...傑作故の宿命か?・失敗作としてこれまた私の世代で広く知られるⅤでさえ比較的長寿記録を持っている(4年間)。・Ⅵは大成功しているので2027年~28年頃まで固いスタンスを取ると思われる(場合によっては2030年頃まで可能性有)。
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「Grit and Valor – 1949」にかかるリアルタイムストラテジーゲームへの最後の希望

私がゲヲログ2.0で既に語ったようにリアルタイムストラテジー(RTS)というゲームジャンルはその衰退が近年著しい。これにはいくつか原因が考えられるがもう一回それを復習してみてそこから新作RTS「Grit and Valor - 1949」にかけられたリアルタイムストラテジーゲームジャンルへの最後の希望を語ってみたいと思う。このゲームはインディーゲームだが限定的なマップ構成と限定的なユニット構成によってジャンルを更新する可能性がある。ではこれまでの大局的なRTSはなぜ大勢ウンチになったのだろうか?操作量の問題操作量が多すぎてショートカットゲームになっていることを指す。プロがやってるところを見てもまったく原理どころか原則でさえわからない。一体何やってんだ!っていうところでゲームが進んでいる。見ていてつまらない。視聴者は高揚感もなければ理解力も示せない。韓国ででさえ「StarCraft」のプロシーンは死んでしまった。同分野のリーグ・プロゲーマーは立場追われる形でキャリアを終えなければならないだろう。NHKの番組でも取り上げられたことがあった業界だったもののそうそう世の中の進歩は遅くなかった。...